幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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裏ヤビツ-古怒田

8月の膵臓のCT検査で異常なしになってからも、今まで通りのビール生活に戻ることなくノンアルを続けてきました(飲み会では少し飲みました)。それは10月になったら再検査して値が確実に下がっていることを期待したからです。
で、先週行ってきました。検査日に測った血圧は健康な人の値に戻りました。他は数日待たなければなりませんが、期待が膨らみます。
そして検査結果。一番の懸念だったアミラーゼの値は140でした。基準値は44~132で、150以上になると(前々回の値)要検査です。なので黄色信号で経過観察でした。悪玉コレステロールも同様。健康体ではありません。

がっかりでしたが黄色信号なので、完全な摂取制限ではなくたまには摂取したいのが人情です。アルコールは週に1~2回くらいにしようかな、糖質制限はこれまで通り昼食だけ気にするしか出来そうにありません。糖質制限は一番厳しいです。小麦(麺類, パン等)と白米と脂がダメですから、外食はほぼ出来ませんし、家では専用の食事を作らなければなりません。

ということで今回はその たまに な日で、昼食は松田のラーメンにしました。お気に入りのチャーシューを食べたい!

ルート 133.2km △1,725m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


肌寒い朝、ウィンドブレーカーを着て走り出します。上はアンダーシャツ+ポロシャツ、下はタイツ+ニッカー。先週は半袖短パンだったのに (^^;

町田街道を終えて旧小倉橋。近くで工事していて左岸から橋が伸びてきています。旧小倉橋に代わるものかと思いきや、リニア用の橋らしいです。静岡県が拒み続けていますが、こうして既成事実が各地で進行しています。


丹沢周辺は雲が多いです。鳥屋から望むと中央奥の蛭ヶ岳は雲の中でした。丹沢というと表尾根が有名ですが、こちら側、右の焼山から蛭ヶ岳、丹沢へ続く尾根も長くそびえていますよね。


裏ヤビツ(県道70号)へ入りました。川沿いは気温が低いので紅葉も早いですね。今年は猛暑から一気に寒くなりましたから紅葉が期待できそうです。


緩く長い裏ヤビツ。車やオートバイよりもロードバイクが一番多い道です。


いつになく下ってくるロードが多い。また午前中早い時間なのに、皆さんヤビツ峠をアタックしたということでしょう。


進むにつれて色づいてきました。ピークまで2~3週間は掛かりそうですが。


札掛を過ぎると勾配が増してきます。徐々に脚の疲労が溜まってきて辛くなります。汗はあまりかいていないので水場へは寄らず、そのまま急坂を上って菩提峠の入口まで。


菩提峠までの道は結構な勾配ですが、パスハンターでもリカンベントでも大して変わりません。キツイものはキツイ。


菩提峠はここです。


峠を越えてからも急坂です。その途中で見える眺望。大島が見えました。


中央が曽我丘陵で、午後に向かう古怒田があります。


表丹沢林道は日曜なのに木材の荷積み作業をしていました。歩いて近づくと作業していた人が急ぎ足で重機から降りてきて「私が自転車を持ちますから、足元に気をつけて通ってください」と。道一杯に木材を並べていたので手伝ってくれました。仕事を止めてしまい恐縮です m(__)m

牛首ではたくさんのハイカーが道に座って昼食中でした。何かのグループでしょうか。年配者から質問攻めを軽く受け流し、尾根伝いの道を戸川へ下りました。ここは急勾配の道で、一度パスハンターで上りましたが、二度は上る気になれない道です。右に左にカーブしてジェットコースターのような道を楽しみました。


お昼時、渋沢から松田の緩い旧国道246を下って「ラーメン一代」へ。これが食べたかったんです。スープ旨し。チャーシュー旨し。お代は750円也。


肌寒さは昼頃まで続き、結局ウィンドブレーカーを脱いだのは食後からでした。
後半は曽我丘陵へ。大味な九十九折の途中、少し上っただけで視界が開けます。中央は矢倉岳、左端は金時山ですね。


富士山も顔を出しました。先週は雪が降ってソフトクリームのような色の山頂でしたが、直ぐに溶けて斑模様です。


少し甘いものが欲しくなったので集落に内の自販機で小休止。さつまいもミルクに迷いましたがアイスコーヒーにしておきました。


まったく安くする気を感じられない自販機は、少し太めのアイスコーヒーが160円でした。久しぶりの正規料金という感じ。ノンアルビールと同じくらい、どうかしたら第三ビールも変える値段です。


集落の外れから丘陵地帯へ上って行きます。猛禽鳥が円を描きながら上昇気流に乗って高くなっていきました。気持ちよさそう。調べたらミサゴらしいです。トンビと同じくらいの大きさですが、こちらの方が格好いいです。


ピークが近づいてくると何か機械的な音が響いてきました。近づくと…


お、おぉーっ。山の中でサーフィンです。ずっと何だろうって思っていましたが、ようやく謎が解けました (^^;


曽我丘陵の尾根筋の細い道を進みます。途中舗装工事がありましたが、日曜で休工だったのでなんとか歩いて通れました。
右側は足柄から箱根、富士。


左は大山から丹沢表尾根。右手の大山から左の窪み、一番低い所が越えてきた菩提峠です。


最後の急勾配は押して歩き、古怒田へ抜ける辻です。


古怒田は山の上の台地上にある小さな集落。ここで生活している人は、その土地が好きな人だけでしょう。


シンボルの木。名前は分かりませんが枝っぷりがいいです。

写真を撮り終えたら人の気配があるので振り返ると農家さんがお昼休みしていました。
この木は何て言うのか聞いてみましたが知らないそうです。気にしたこともない感じでした。地元ってそんなものですよね。他にこの土地のこととか、ここで生まれて、しばらく街で暮らしたけど、また戻ってくることになった、とか。たわいもないお喋り。美味しいミカンをいただきました。


街を見下ろし、水平線が見え、空が広いです。


古怒田からの下り、何時とは違う南面の日当たりの良い道を見つけて進みました。


ここにも立派な木。これは桜っぽい。


下って川沿いで二宮まで。左岸のガタガタ道を楽しみました。


R1へ出てからは追い風に乗って快走モード。バトルがあるかな? と思いきや、サイクリストはまったくおらず、一人快走。この日の神奈川県サイクリストは皆ヤビツへ向かったようです。

最後は環状4号で、ここでも風に押されながら楽チン走行。今日は一日心穏やかなサイクリングでした。車の嫌がらせが無かったので。


07:28 出発
11:14 菩提峠
12:19 ラーメン一代
14:07 古怒田
17:35 帰宅