幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

記事の検索  | 最近のコメント  | この記事のコメント 
記事の一覧  | カテゴリー  | 月別アーカイブ  | 過去記事一覧 |  

裏ヤビツから菩提峠

お盆休みになりました。今年はメインの仕事が谷間なので10連休です (^^) でも台風の影響で泊りがけのツーリングは様子見です。土曜は雨の心配が無いようだったので裏ヤビツへ向かいました。日陰が多くて涼しいでしょうから。

ルート 117.3km △1,537m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


翌日からは雨予報のためか町田街道はサイクリストが多かったです。ケルビム前も土サイ参加者が集まっていて、走り屋風のランドナーも置いてありました。後ろのマッドフラップが長く伸びてモダンなランドナーっぽかったです。その後もR16との交差点で停車中、目の前をこれも走り屋風のランドナー氏が走り抜けていきました。ランドナー復権の兆しか。

どのルートで鳥屋へ向かうか思案し、小倉橋経由は日陰が少なそうなので止め、津久井湖から二つある切通しの奥の方を越えることにしました。
中の神社前を左へ入ってじんわりじんわり上ります。


最近の上り坂では重めのギヤをゆっくり踏んでいます。もともとリカンベントでは軽いギヤを高回転するのは逆に疲れるので、一踏みごとに片足を休めるという作戦です。ただ、これも元気なうちなんですけどね。一人で走っていると遅くても疲れずに上るのがいいです。そして車が少ないこと。


長竹を抜けて鳥屋へ向かう途中、ゆっくりなロードに追いつきました。テールランプ二つをシートステーの低い所へ付けていて、ウェアにも反射素材が貼られています。
『こんにちは~』と言って追い抜くと、直ぐに後ろに付いてきました。
『今日はブルべですか?』
「あ、はい。いや今日は試走です。」
「僕もリカンベント持っているんですが、乗りこなせなくて…」

白髪交じりのベテラン風のランドヌール氏、ゆっくりペースを上げていきました。僕はその辺り、鳥屋の手前の山際の道へ寄り道していきます。


左カーブの開けた前方には丹沢山がよく見えます。同じ丹沢でも表尾根とは違って雄大な形です。


近くお祭りがあるようで提燈がぶらぶらしていました。


そう言えば先ほどのランドヌール氏、試走のことを強調しているように感じました。そうして今年は4年に一度のパリ-ブレスト-パリ(PBP)が開催されます。もしかしたら出場するのかもしれませんね。ケルビムに置いてあったランドナー、R16で見かけたランドナー、やはりブルべはランドナーが似合います。でも、一番のお勧めはもちろんリカンベントですが (^^;

宮ヶ瀬を抜けて裏ヤビツへ入ります。入口付近にあった気温掲示板は24℃でした!


9割はこんな感じの木陰の、しかもゆる~い上りです。


時折りある日向で夏を思い出す感じです。


何度か前後したロードの男女ペア。抜かす時はお互いに元気よく声を掛け合います。


水場で冷たい水を飲んで、ヤビツ峠へは向かわずに菩提峠の激坂へ。


駐車場と化した峠は素通りして下ります。この後は渋沢で昼食してからどうしようかなぁ。暑そうだし日陰が無い海岸線は止めよう。


昭和な万屋は健在。カールを売っているので買いたいんですが、バッグには入りきらないんですよね~。


毎回写真は撮るんですが渡っていません。次回は渡ろう。


前回も入ったR246沿いの台湾料理「鴻翔」に入店。また豚バラ炒飯にしました。『少な目にしてください』って伝えましたが、「オマチドウサマ、ブタバラチャーハン、スクナメデス」と出てきたのは、それでもかなりのボリューム。

安いし上手いしアルバイトはカタコト日本語で可愛いし、言うことないです。そして、炒飯にはスプーン、スープにはレンゲ。これが正解です。次回は担々麺にしよう。

さて、後半はどうしよう。海へは出ないけれど、少し丘陵地帯を行くことにしました。

渋沢峠の手前を左折して中学校を回り込んで進みます。
ここの水場は僕が知る限りでは枯れたことがありません。なのでコケも絶えません。


犬舎は遠目に扇風機で風を送っているのが見えました。暑いでしょうね。鳴き声もまばらでした。

林をぬけると強烈な日中の陽ざしです。


奥に見えるのは二ノ塔、三ノ塔でしょう。越えてきた菩提峠はあの右肩です。


細い農道を過ぎてダウンヒルを楽しみ、東名高速道路を潜って岩倉へ降りました。ここも緑豊かな農村です。
集会所の前に猫。あ、ハチワレです! でも一推しなのは ちいかわの友達のハチワレですけどね。


田んぼは稲がぐんぐん生長中。緑濃い里山です。


中井役場からテルモ方面へ行くことにしました。トンネルが新旧二つ並んでいたら、迷わず旧トンネルを潜るのがツーリストの性です。


トンネルの先にはまた小さな山里があります。ガードレール無しに川と道が並んでいるっていいですよね。


小さな峠を越えてテルモに出ました。ここの事業所とは関わっていませんでしたが、この会社の仕事では何時も納期が厳しく疲弊していました。そして人は病んでいくんです。離れていく人が殆どでしたが、逆に挑んでいく人もいて、ホント人ってそれぞれだなぁって感じたのを思い出しました。

その後はゴルフ場の丘を越えてダウンヒルを楽しみ、なるべく坂を避けながら鶴巻温泉に出て帰途につきました。
脚はそれほど疲れませんでしたが、やはり後半は暑い中を走るので疲れますね。夏はこのくらいの力加減にしておきます。

07:40 出発
10:00 鳥屋
12:06 菩提峠
14:05 岩倉
17:30 帰宅