幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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リカ色指定 - 木陰お喋り

CHERUBIMリカンベントの色を決めました。青っぽいグレーです。


ケルビムへ行ったら車用のカラーチャートを見せてくて、一番近い色のこれにしました。
ニッサン色番号:TX0
色名:2TPM ドーパーブルー

上の画像と下の写真とでは同じには見えませんが、実際はほぼ同じでした。室内でも外でも確認したので大丈夫だと思います。

友達へ見せたら「鯖だね」と (^^; … 似てなくもない。


他に検討した色は、薄いグレー、ワインレッド、濃紺、ベージュ、緑っぽいグレー。この数年でこれらの色に飽きてしまったので青系に落ち着きました。5年、10年経っても見飽きないのがいいですからね。それと濃いめの色にしたのはシルバーパーツとメリハリが付くと思うからです。上の鯖のように。それとタイヤのオープンサイドの色と青系は補色の関係にありますので相性がいいですしね。

 

色が決まったのでプリントしてケルビムへ持って行きますが、その前に床屋へ行きます。前回から1月半経って暑苦しい長さになってしまいましたから。
いつも行っているのは3Qカットという格安チェーン店です。車で10分くらいの所にあるショッピングモール内にあって駐車無料なので行きやすいんです。ちゃちゃっと切ってもらおうと思って向かうと、なんと外に10人以上も順番待ちがいてビックリ。こりゃダメだ。天気がいい日は空いていることが多かったんですけどね。

それではと、駅にあるQB HOUSEという同業他社のチェーン店へ行ってみることにしました。できてからしばらく経つお店ですが、新しい床屋へ入るのは勇気がいるんです。中の様子やチケットのシステムとか、事前にネットで調べて向かいました。
ここも外で一人待っている人がいましたが5分ほどで中へ入れて安心しました。店内へ入ると「こんにちは」と店員さんが声を掛けてくれ『こんにちは』と応じました。「いらっしゃいませ」よりも親近感が湧きますね。挨拶はお互いに交わすのがいいです。
チケットを買うとレシートが出てきました。切ってもらう時にこれを渡すのかな? 順番を待っている間に他の人の様子を伺うと、やはりそのようです。

実際のカットも好感がもてる手際良さと仕上がりでコスパ良し。僕は一般的な床屋は嫌いなんです。カットした後に髪を洗いドライヤーでセットされるのが大嫌い。自分の思うようなセットは他人には出来ませんからね。以前『セットしないでください』って言ったら「それは出来ません」と断られて、それっきりその店には行かなくなりました。お客ではなく切る側のイメージを押し付けられるのは嫌です。そうこうしている内に今回のような格安チェーン店ができ、髪を洗わない=ドライヤーでセットされない、ということで活用するようになりました。因みに白髪染め専門のお店へも行っているんですが、ここは髪は洗ってくれますがドライヤーでセットするのはご自身で、というのが気に入っています。
ということで、今後は駅に近いQB HOUSEへ鞍替えすることにします。


さて、この日はご近所ランドナーのぱぱろうサンからのお誘いで「糸魚川ランの反省会」をすることになっています。反省会という名のお喋りです。
先週無事に糸魚川まで走って来たぱぱろうサン、5月に同様に糸魚川まで走ったランブリンマンさん、そして今回は先日郡山までファストランをした ぶとぼそ氏も集まります。因みに僕だけロングライドしていません (^^;

反省会はケルビムに14時に集合なので、少し早く行ってリカンベントの色指定をします。時間は余裕があるので、小野路辺りをポタリングしてラーメン屋でお昼を食べてから向かうことにしました。

ルート 38.1km △432m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


こどもの国の坂を上りきった交差点、いつもは農園の中を下るんですが、今日は鶴川を突っ切るので県道をプチダウンヒルして行きました。
小田急線を越えてそのまま直進する道は道幅が広くて走り易く、のんびりと走ってゆくといつもより視線を感じます。リカンベントを見慣れない人が多いんでしょうね。抜かして行く車も車間が開くのを気にせずにスピードを緩めて見ている感じがします。

広い道を外れて神社の前を左折して丘陵地帯の細い道へ入って行きます。小野路、小山田の多摩丘陵は、若い頃はあまり走っていませんでしたが、ここ10年くらいは良く走るようになりました。初めはたくさんある入り組んだ地形で道を覚えられず、断片的な場所が何処を通ってそこへ行けるのか分からないことが多かったです。最近になってようやく場所と道が頭の中で繋がってきました。とはいえ、まだまだ入っていない細い道はたくさん残っています。

昼時のちょうどいい時間に図師へ下り、以前入ったことがあるトンタムラーメンへ向かいました。愛車を電柱へ立て掛けているとバイクの青年も少し遅れたタイミングで訪れました。その青年、僕がチェーンロックをしたりグローブを脱いだりしている間も慌てる様子はなく、礼儀正しく僕が入店する後から入ってきました。我先にという気持ちが無いところに好感がもてます。


今日は(も)炒飯です。毎度、スプーンをもらってから食べ始めます。普通より少し多めの炒飯は薄味で、もっちり感は僕の好みに丁度いいです。でも味噌汁が少々温めなのが残念でした。


ケルビムへは坂を上らなければなりませんが、交通量が多い芝溝街道を避けて住宅地の中の細い道を事前に調べておきました。その道を使うと丁度ケルビムの前の交差点に出ます。

店内へ入り、大橋さんへ挨拶して色が決まったことを伝えると、直ぐに担当の廣江さんを呼びにいってくれました。仕事のきりがつくまで大橋さんが車のカラーチャートのサンプルを出してきて、持参したプリントの色を探してくれました。その後、僕も改めて探すとほぼ同じ色が見つかりました。それが冒頭の鯖色です。

廣江さんも出てきて色を見せると「お、渋いですね~」と言ってくれました。CHERUBIMロゴは以前から取り置きしておいたもので、たぶんゴールド。現在のロゴはInstagramを見ていると3種類あるようですが、どうも今一つ気に入りません。旧タイプロゴは最後の一つということでギリギリセーフでした。

廣江さんと話している途中でぱぱろうサンが来たんですが、初めぱぱろうサンだと気づきませんでした。やはりサイクリストは自転車から降りてしまうと分からなくなってしまうのか。まぁ、それも少しありますが、以前より顔が細くなった印象だったからだと思います。最近は大好きな晩酌を控え気味にしているそうですから。

その後ランブリンマンさんも到着して店内で宮田さんとお話ししていました。ケルビムスタッフは皆さん気さくで話しやすく、もちろん自転車に関する広い知識がありますので、我々のようなタイプの人の質問にも問題なく対応してくれます。

少ししてぶとぼそ氏も到着したんですが、何やら自転車の調子が悪いそうで店の外でメンテしています。どうやらヘッド小物が緩んでしまった様子。今日乗って来たのはファストランで使ったKHSのミニベロで、このヘッドが特殊なんですが、説明書通りに調整しても直ぐにガタが出てしまいます。どうやらヘッドチューブの上にあるクランプがテーパーになっていて、ボルトを締めることでヘッド小物の玉当たりを調整する仕組みです。しかし、このロックバンドは、その上にあるコラム延長チューブが固定されていないと意味を成しません。その延長チューブはクイックピンで締めるだけなので、走行によってヘッドに押されて緩んでしまうんです。テーパーのクランプを普通のクランプに換えれば大丈夫でしょうけど、なんでこんなパーツが付いているんだろう…

さて、ケルビムを後にして反省会の会場へ向かいます。


戦車道路を少し走って去年と同じ虫がいそうにないベンチに座り、ロングライドの話しや自転車の話し、仕事の話しと、多方面の話しで盛り上がりました。


それぞれのロングライドのお話しを聞くと、それだけで脚が疲れた時の記憶が蘇ってきます。ところで、と思ってぱぱろうサンに長く走っていて脚のどこが疲れてくるのか聞いてみました。すると「それほど疲れません」。なぬ~ (@_@) ぱぱろうサンはサイボーグだったようです。
サイボーグなのは脚だけでなく、糸魚川ランを走り切った後には輪行して当日のうちに帰宅するという精神も凄いです。これはランブリンマンさんもそうです。ぶとぼそ氏は旅気分に浸りたいのと、落ち着いてビールを飲みたいために宿に泊まっています。

楽しいお喋りは時間が経つのを忘れますね。そろそろお終いにしようと時計を見ると17時を過ぎていました。
戦車道路を戻る途中トイレへ寄ることで先頭を走っていたら、途中でランブリンマンさんが離脱するのに気が付きませんでした(スミマセン)。その後、町田街道町田駅を過ぎた辺りでぱぱろうサンとお別れしました。

そして今日はまだあります。ぶとぼそ氏宅近くの公園へ移動して軽くビール飲みです。まだお喋りするのかいって言われそうですが、趣味の話しは尽きないんです。しかも気が付くと23時になっていました。

リカンベントの色指定に始まり、床屋、糸魚川反省会、公園飲み、いつものサイクリング休日とは違いますが楽しい一日でした。