幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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TIOGAサドルとバッグサポーター工作

パスハンター改良計画、まずはサドルを換えました。予告した TIOGA UnderCover Stratum です。
少し前下がりなスタイルが気になっていましたが、それほど違和感はありませんでした。先端トップに印字されたUNDERロゴが鬱陶しいですが、これは我慢。


網タイツはあまり好きではありませんが、他のメッシュ系は大好きです。その先に何かが見えるところが。


裏はこんな感じのメッシュ。

指で押すと簡単に凹みます。ここまで柔らかいサドルは今までにありません。革サドルはお尻の形に馴染んで凹みますが、柔らかくはありません。このサドルはプラスチックのベース自体が荷重で変形します。家の近くを少し走ってみたら、変形量が大きいのでサドルが低く感じました。走りながら調整が必要です。

サドルを換えると、これに吊るしているサドルバッグのブラケットやサポーターを見直さなければなりません。
サドルバッグはmont-bellのフロントバッグを自作ブラケットでサドルレールに吊るしています。10年以上は使っていますので紫外線で色はあせ、mon-bellのバッジは表面が剥がれかけています。リニューアル品があるんですが生地が薄くなってしまい、魅力も薄れてしまいました。


中を見るとプラスチックの補強板が割れていました。バッグサポーターでストレスが掛かっていましたからね。


ビバホームでポリプロピレン発砲板を買ってきて交換しました。硬すぎず柔らか過ぎずの板でしたが、帰宅して比べると少し柔らかかったです。

ここからが大変でした。割れたプラ板を出すのは簡単でしたが、新しいのがなかなか入ってくれません。バッグの生地の裏が加水分解でベトベト~になってしまい滑らないためです。手を真っ黒に汚してあーでもないこーでもないと奮闘し、結果、バッグ内の袋状になっている生地を少し切って入れました。うぅ、敗北感 (-.-)

サドル交換によって前後位置が変わりましたので、サドルバッグサポーターを作り直しました。前述のプラ板と一緒にアルミ板も買ってきました。材質は既存のサポータ(単なる板切れ)はAL5000系(マグネシウム含有)で中強度でしたが、同じ材料が売っておらず、仕方なくAL1000系(純アルミニウム)2mm厚にしました。柔らかくて加工し易いんですが強度が気になります。耐えてくれ~。

以前のバッグサポーターは15mm幅で曲げただけのものでしたが、今回は一工夫しました。サポーターの下へ円筒バッグに沿うように板を配置。


バッグへ取り付けるとこんな感じです。


バッグはサドルレールのアルミ凹材へ(上3枚目の写真参照)バッグ側の〇パイプを嵌めて固定しています。タイラップで固定しますので取り外しはできません。


サドルバッグサポーターは、レールに吊るしたバッグの揺れを抑えるだけの物です。そして太腿の裏がバッグへ当たらないように(実際には少し当たります)。


完成しました。サドルバッグのmont-bellロゴは奮闘の末にボロボロになったので、潔く表面を剥がしました。その上に子ノ権現で買ったピンバッジを付けておきました。


さて、この柔らかいサドルでお尻の痛みは無くなるのか、サドルバッグの中に入れたプラ板の強度は大丈夫か、バッグサポーターは折れないか、走ってみないことには分かりません。
明日の天気予報は晴れマークから曇りに変わってしまいました。 パスハンティングではなく戸川林道を上って裏ヤビツへでも行こうかな。