幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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戸川林道-菩提峠-志田峠

この一週間は体調が悪かったんですが、なんとか走れる感じまで復活したので、距離は短め標高も低めのルートで走ってきました。

ルート 106.3km △1,583m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。

 

前日にセットアップしたTIOGAサドルと、再製作したサドルバッグサポーターの具合は如何に。


走り出して直ぐに感じたのはサドルが低いなぁ、ということ。トップがしなるのでその分低くなるんでしょう。少し低いだけで自転車が小さく感じます。走れるならこの方がいいので、そのまま様子を見ることにしました。

体調はそこそこ元気になったので本厚木を抜けてR246に入ってからは快走モードで速度を上げました。
前方にいたロードに追いついたところでコンビニに入って昼食を調達。朝食を何時も6時過ぎに食べるので、この時点で既に小腹が減ってきました。月餅を買って食べようとして袋を開けたら手が黒い粉末だらけに… ん? 中に入っていた乾燥剤の袋まで破ってしまったんです。

小さなお菓子でも袋毎に乾燥剤が入っていますが、最近これがお菓子の袋に貼り付けられるようになりました。袋を破く時にその線上に乾燥剤があったために一緒に破けてしまったようでした。よかれと思って貼り付けるようにしたんでしょうけど、人の行為は一様ではありませんからね。幸い粉を払い除けて食べられました。

朝の出がけには気温が低めで半袖では寒いかな?と思わせましたが、暑くなってきたので半袖で正解でした。このくらいの季節になると昼食でコンロは使わなくなるんですが、今日はサドルバッグサポーターの具合を見たいのでコンロを持ってきました。ちゃんと中身を入れて走らないとテストになりませんから。

善波峠の手前で旧道の矢倉沢往還へ入りました。


ロードバイクの先客があったようで、タイヤの跡が続いていました。


視界が緑に溢れると目が緑に色被りします(しませんか?)。デジカメのホワイトバランスを [Auto] から [晴れ] [曇り] [プリセット] へ変えてみて、実際に見えている色に近いものを選んだ写真です。

こうして改めて見ると色被りしているのが分かりますが、その場ではこの色に見えているんです。

一旦R246へ出てからラブホ街を抜けて旧善波隧道。


トンネルを抜けると視界が開けて秦野盆地を一望できます。いつもなら富士山が良く見えるところなんですが、雲が厚くて見えませんでした。丹沢は標高1,000mくらいまで雲が下りてきています。


R246を小さなトンネルで抜けます。


盆地からせり上がる山との縁に沿った道で戸川公園へ向かいます。緑の中に家屋が点在する風景もいいものですよね。


新東名の秦野丹沢ICの脇を通って戸川公園に到着。ここで小休止してコーンマヨパンを食べました。お昼まではもう少し掛かりますので。


ここまでサドルの具合はとてもいいです。お尻に柔らかくフィットして痛みもありません。シートピラーにサスペンション機構が備わっていますが、それに輪を掛けてサスペンションが加わった感じです。少々低めのサドル高さも自転車を扱い易くて問題なし。

コトコトと小石を避けながら戸川林道を上って行きます。以前はリカンベントで上りましたが、もう上れそうにないくらいの荒れ方になってしまいました。と言っても、本気で荒れた林道に比べると走り易い方だと思います。


入口付近でグラベルロード一人が追い抜いていき、次いでMTB一人が下ってきました。他にオートバイ2~3人、車はジムニーが一台で、いつもよりは静かな雰囲気でした。


大石の上にケルンがありました。休憩していたら大分前に抜いて行ったグラベルロードが下ってきました。もう林道終点まで行って帰ってくるとは、ここもトレーニングということか。


ここから表丹沢林道へ入ります。舗装された道は同じ勾配でも軽く進みます。楽チン。
下界の遠望は利きません。湿度高し。


三ノ塔尾根の牛首を過ぎ、次いで二ノ塔尾根を過ぎた所が昼食ポイント。いつもここです。路肩の盛り上がりを越えて下を見ましたが、ここでも白っぽく視界は効きませんでした。
道へ腰を下ろして食事の支度をしていたら、左脚の内側に血が滲んでいました。ヤマビルか?(>_<) 念のためポイズンリムーバーで吸血しておきました。この位置でブヨだったら翌日には腫れあがって歩行困難になりますから。


右足も確認したら靴底から這い上がってくる尺取り虫、もとい、ヤマビル。縮まったタイミングでピンッて弾き飛ばしました。


あ、自転車が危ない。奴らは何処でも這い上がってきますからね。さっさと食事を済ませてヤマビルから逃れました。


菩提から上がってくる十字路を左へ上って峠へ。短い区間ですが激坂です。麓から見上げた時には峠は雲の中だったので幻想的な様子を期待していましたが、雲は上がっていました。峠は何時ものようにハイカーの駐車場になっているので素通りして裏ヤビツへ。

昼過ぎでしたが上ってくるロードバイクが多いです。ロードバイク銀座とでもいいますか。オートバイと車は少な目でした。


上ってくるサイクリストに挨拶しながらのんびり下って行きます。


少しずつ日差しが戻ってきました。裏ヤビツは何時走っても気持ちいいですね。


もう新緑から夏の緑へ徐々に変わってきています。下を覗くと何処から入ったのかチェアリングのグループと釣り師が竿を振っていました。


下りでペダルへの力が弱まった分サドルへ荷重が掛かります。お尻が次第に痛くなってきました。首の後ろから肩甲骨の内側の凝りも出てきました (-.-) この後どれくらい不快感が強まるか…

宮ケ瀬ダムへ下り付いてから左折して鳥屋へ。ここの山野辺の道もすっかり定番ルートになりました。この辺りで脚の疲労を感じてきたのでサイコンで距離を見たら、まだ70kmほどでした。やはりサドルの高さが低いからでしょう。少しの違いでも使う筋肉への影響があるということです。4mmほど上げました。


そして前回と連ちゃんでニローネ。今日はアイスココアとランチパックぴー。ようやく青空になって通り過ぎる風が心地いいです。前回はまだだった鉄塔の電線が張られていました。


この後は愛川へ下ろうかと思っていましたが、思い直して志田峠へ。ここも連ちゃんですが前回とは逆。ニローネを出て直ぐにランドナー氏とすれ違いました、そう言えば裏ヤビツでもランドナーとすれ違ったので、今日はランドナー率が高いです。

思った通り、これを期待していたんです。志田峠の表札がリニューアル。と思ったら以前のものに色を付けたものでした。黒塗りに白字、いいじゃないですか (^^)


下りのダートはスピードが上がってサドルバッグがガタガタ音がして気が抜けません。バッグサポーターは壊れていないかな? 中へ入れたプラ板は割れていないかな?
帰宅後に確認しましたがどこも壊れていませんでした。


帰途は中津川沿いの河岸段丘-上ルート。


仁王様に睨まれます。


こんな雰囲気の古めな住宅路地が座架依橋近くまで続きます。凡そ6km。しかもちょっと漕ぐとしばらく惰性で進めます。一漕ぎで100m美味しい。


座架依橋で相模川を渡りこちらの河岸段丘を上る手前、小田急線の踏切を待っていると、小さなオートバイに小さなサイドカー、何か乗っています。犬! やるなぁ。
踏切を先行して渡った後に待っていたら、なんとワンちゃんはゴーグル付けていました。カワイイ。


このサイドカー、写真を拡大したら小さく Monkey Sidecar って書いてあるのでネットで調べてみると、オートバイのモンキー用のサイドカーを製造しているようでした。僕が見た物は人は座れそうにないのでお犬様専用でしょうね。
その後はまったり気分を改めるように快走して帰宅しました。

サドルの具合はまぁまぁです。痛みは出ましたが以前ほどではないので、走りながらお尻を上げるようなことはありません。骨盤部分の腫れはありましたが、これはそういう身体になってしまったと諦めるしかありません。さもなくばパッド付インナーパンツかな。サドルの高さは普段通りにしないと疲労が早い。
サドルバッグの具合は今回の走りでは問題ありませんでした。金属疲労がどれくらいで発生するか、観察していきます。

07:29 出発
09:36 旧善波隧道
10:28 戸川公園
11:18 表丹沢林道入口
11:56 昼食
12:36 菩提峠
14:26 ニローネ
15:15 志田峠
17:15 帰宅