幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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パスハンター改良計画


先日の車載ツーリングの一日目は大丈夫でしたが、二日目はお尻と首が痛くなってしまいました。二日目の方が立ち止まる頻度が少なかったからでしょう。

サドルは Charge Bikes Spoon を愛用してきました。形も好きですしお尻にも合っていたので、今の物で3つ目です。
写真は最初に買ったもので本革&チタンレール。


しかし、ここ数年は(リカンベントに乗る前から)お尻が痛くなることが多くなりました。サドルに当たる坐骨部分のお肉も腫れてきます。乗っている時は腫れていないんですが、休憩後に乗ると腫れて膨らんでるのが分かります。その分ペダルが遠くなるのも感じます。

これまで幾つもサドルを試してきました。革サドルのイデアル#88をきちんと慣らして乗っていたこともありますが、これものんびり走る時は痛みます。
その後はサンマルコ ロールス、アボセット、サンマルコ ストラーダを経てこのSpoonに落ち着いていたんですが…

替える決心がつきました。

革サドルで極上の乗り心地という Selle anatomica にも惹かれたんですが流石に重い。今でも重いパスハンターが更に重くなるのは避けたいんです。

そこで見つけたのが TIOGA UnderCover Stratum



TAIOGAと言えばスパイダーが有名ですが、UnderCover Stratum はスパイダーのベースにパッドとカバーが追加されてたイメージです。


サドルの中央に穴が開いているのは、尿道の圧迫を防ぐためというのがこれまでの物でした。しかし最近では穴を後ろまで開けることで、座骨が当たる部分がよくしなるようにする目的のようです。Selle anatomica もそうですよね。そして後部の強度を確保するために少し尖った形状になっています。



もう一方の首の痛みもなんとかしたい。
痛む部分は首から肩甲骨に掛けてで、筋肉が緊張して凝ってしまうんです。ポジションを見直すしかありません。「フラットバーだからだよ」っていう意見を聞きますが、でも、オートバイなんて全てフラットバーですよね。オートバイの方が一日中走っている時間も長そうですし。


数年前にステムの高さを30mm上げたんですが、それでも痛みは解消されないので、もう少し上げたい。
ステムをもっと短くすればいいんですが、サスペンションステムは捨て難い。今使っている SOFT RIDE の短いものが以前ヤフオクに出ていたんですが、落札できませんでした。あの時もう少し頑張っていればなぁ…

最近のグラベル系の盛り上がりからサスペンションステムも幾つか新しいものが出てきています。
その中で形が妥協できるものは KINEKT サスペンションステム


重量が気になりますが今のステムと大差ないので許せる範囲です。
もしバラせたらアルマイトを脱色してシルバーにしたいなぁ。

ハンドルはフラットバーなので、これをライザーバーにしてみようと思っています。ライザーバーはフラットバーのクランプ付近で高さを稼いでいる形で、最近のMTBでよく使われています。

ハンドルを選ぶときに注意が必要なのはグリップシフトが使えることです。ハンドルに装着するのはグリップシフト+ブレーキレバー+グリップの三つで、直線部分が短いと付けられないからです。現状で実測160mm。

もちろん、ハンドル幅を長くすれば余裕で付きますが、僕は快走重視で480mmにしてあります。ライザーバーでは流石にこの長さでは上記三つを付けられませんので、多少幅が長くなるのも仕方ありません。

でも、ライザーバーを今の長いステムへ取り付けると格好悪いかもしれません。ならばステムを先に買ってから様子を見てハンドルも、とするか。


それと、曲りがキツイとステムのクランプに通らないんですが、写真下のハンドルだとギリギリっぽいです。ネット上に付けている写真があったので大丈夫だと思いますが、ステムによりけりですからね。今風の(上のKINEKTも)挟んでクランプするタイプならポン付けできるんですけどね。