幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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ルートフォレスティエール

グランボアから「ルートフォレスティエール」というタイヤが発売されました。
https://grandbois.jp/blog/20230428/33631/


Source: サイクルグランボア


今年1月の時点でエキストラレジェ プリュという名前だったものが、ルートフォレスティエール(=林道)と命名されてデビューしたようです。
この記事を読むと、エートル650×42Bと、リエール650×36B の2モデルのケーシング違い、要はサブネームですね。これまでのスタンダードとエクストラレジェのケーシングでしたが、このエクストラレジェに替わってルートフォレスティエールが発売されたということです。

1月のハンドメイドバイシクル展で見たタイヤ。


今回発表されたグランボアの画像を拡大すると、

光の加減もあるでしょうけど、色がだいぶ薄くなったのと、僅かに下地の繊維の縞模様が見えます。だいぶ良い印象に変わりました。

エキュルイユ650×38Bは今まで通りエクストラレジェのみだそうです。
ではシプレ650×32Bは?

グランボアへ問い合わせたところ翌日に返事が届きました。
シプレ エクストラレジェは存続しますが、このケーシングでの製造が難しくなったため、材料が変更になって重量が20~30g増えるとのこと。よかったー! まずは胸を撫で下ろしました。
でもまったく同じではありませんから、実際に見るまでは安心できませんけどね。


エクストラレジェは確かにサイドウォールが弱いです。4年余り10本以上使ってきましたが、トレッドの溝が無くなる前にサイドの損傷で交換してきました。一度は派手にバーストしてタイヤブートで応急処置したこともあります。

それでも僕はエクストラレジェが好きです。乗り心地と走行性能に加えてケーシングの地肌(オープンサイド)の色が絶妙。これは僕のスポーツサイクリングがチューブラーからスタートしたからかもしれません。

ルートフォレスティエールになってサイドの損傷やパンクが少なくなるのは良いことですが、コーティングされたものはオープンサイドではありません。僅かでも余計なもので覆うと走行性能に影響します。これは以前グランボアでも言っていたことなんです。様々な事象があり妥協点を見つけたのでしょうか。
https://grandbois.jp/grandbois/original-parts/8817/


自転車にとってタイヤサイズ(ホイール)の選定は初めの一歩です。700Cならたくさんの高性能タイヤから選べますが、僕を含め身長170cm未満の人達にとって700Cというのは少し大きいんです。格好いいサイズのフレームが作れません。長いステムが使えません。シートピラーを長く出せません(昔の溝付きなんてムリ)。サドルに跨ったまま地面に足が付きません(リカンベントでも同じです)。
650Bで高性能なタイヤがあることはとても嬉しいことです。26HEには軽量なタイヤは 無くパセラで我慢してきましたからね。