だいち峠だったか、おおち峠だったか、毎回考えますが、おおち峠が正解です。バス停にローマ字で振り仮名がありましたから。
Googleの衛星写真を見ていたら、先日走った雛鶴峠近くから道坂峠への林道が画像でも繋がっていました。行く前後にはまだ繋がっていなかったんです。どうやらGoogleが更新したようです。
すかさず大地峠を確認すると、こちらも林道が繋がっていました! (^^)
土日の天気予報は土曜の方が晴れ間が多かったんですが、林道は工事していることが多いので休工日の日曜に行くことにしました。
代わりに土曜は忙しくなった仕事を進めたかったのでジテ通です。仕事をしながら外の晴れ間を見るとムズムズ。
ルート 128.4km △2,102m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。
日曜の天気予報は下り坂で、日に日に雨域が早まって接近してきて午後から雨になりそう。いつもより2時間ばかり早起きして出発しました。
いつもの日曜よりも更に車が少ない町田街道。信号の繋がりも異なりペースを乱されます。
あれ? なんだかおかしい。スピードに乗れません。時速30kmを維持するのが厳しいです。前日のジテ通の後に脚の疲労を感じていたので、それが抜けていないのかな?
まぁ、こんな日もあります。
久しぶりに桜美林の少し先、常盤のコンビニで朝食にしました。以前は毎回ここのイートインを使っていたんですが、長男が仕事を変わって早起きになり、一緒に朝食を食べるようになったんです。
とは言ってもコロナ禍でイートインは使えないので外で立ち食い。jamさん考案のチェアリング用テーブルを早く作らねば。
どんよりな空を覚悟していましたが、意に反して晴れ間も出てきたので最短ルートではなく、相模湖以降は川の右岸へ渡りました。いつもより早起きだと何だか得した気分になりますね。この時間だとまだあの辺りだとか、そんな比較をしながら走りました。
上野原で一旦川を渡って左岸へ戻ります。R20は避けて旧道を選ぶと、激坂の嵐。
でも古い家並みやこんな昔ながらの井戸(これが井戸です!って感じ)も見ることができます。
一直線の先は朝の愛犬を散歩させている女性。遠目にこちらを見ていましたので、追い抜く時にパフパフと「こんにちは~」でご挨拶。
少しだけR20を走って四方津の手前で離脱してJRを跨ぎます。
あ
JRと桂川に挟まれた狭い生活道を進みます。
四方津の駅裏からシンボリックなエスカレーターが見えました。ぶとぼそ氏がレポートしていましたね。
今日の目的地の大地峠の道標がありました。
川を渡ったこちらにも。
ここにも (^^;
そしてここを道標に沿って左へ行くと登山道になります。以前リカンベントでも降りてきたので覚えています。今回はそちらへは行きません。
そしてお目当ての林道に合流しました。
向かい側には寺下峠への道が続いています。ここもいつか登ってみたい峠です。
道はいくつかのアップダウンを経て勾配が次第に急になると核心部。狭い谷をくねって標高を稼ぐように道が付いています。
振り返ると犬目宿方面と背後には権現山の長い尾根が眺望できました。よく向こうからまだ開通しないのかなぁ、と眺めていたんです。
路面は新しいですが、先日の林道と同じく落石が多く散乱していて、何度か押し歩く場面がありました。
登山者には友好的なようで、こうして(荒廃していますが)林道から登る道がつけられています。林道が開通する以前はここから登山道へ入りました。
ここにもわざわざ法面に階段を作ってあります。
そして一旦ピークになった所で登山道と交差します。撮っている背後に無線を楽しんでいる車がいました。峠付近の高台は遠くの電波が拾えるのでしょうね。
登山道も荒廃しているようなので注意が必要ですね。
山を回り込んで再び少し上ると大地峠トンネル。何故か銘板が剥がされていました。
一度目はパスハンターで確認に来て未開通。その数年後にリカンベントで、もう開通しただろうと来ましたがまだ工事中。三度目でようやく全線走ることができました (^^)
これで日帰り圏のサイクリングのバラエティが一つ増えたことになります。
反対側にはちゃんとした銘板。
チェアリングでおにぎりを食べて下り始めます。
遠目に道志山塊をまたぐ林道が見えました。まだ尾根を越えるにはかなりありそうです。向こう側は尾根まで開通しているんですけどね。下の建造物はリニアです。本当に運用できるのでしょうか。
下りきると秋山みち。右が雛鶴峠方面です。直進は上の写真の林道へ。
ここで思い出しました。下ってきたのは東部富士林道(北線)、向こうは東部富士林道(南線)。通りがかりの者サンはこの北線もつながったようです、と言っていたんでした。Googleの衛星写真よりも早く情報を掴んでいるとは、おそるべし (@_@)
ここまで来てもまだ11時ちょい過ぎ。早起きはいいですね♪
心配した天気もまだ大丈夫そうです。
さて、秋山川に沿ったこの道はぐんぐんと快調に飛ばせるところですが、不調はまだ続いており短い上り返しでガクッと速度が落ちます。
先日走った時にフィギュアが倒れているのに気が付いたので直してあげました。
とても凝った造形。持ったら意外と重さを感じたので、堅い木なんでしょう。
表情も豊かです。かれこれ10年以上も状態を維持しています。
脚が不調なのとゆっくりしたいこともあって、一番坂が少ない綱子へ向かうことにしました。
前川橋も老朽化が進んでいます。
通れなくなる日も近いかもしれません。
綱子の水場は枯れていませんでした。冷たい水をボトルへ補給。
この時期、綱子ではアジサイ祭りが開かれていましたが、最近はやっていないようです。手入れも行き届いていない様子。
天神トンネルを出たところで一時停止していると、もぞもぞと毛虫が近寄ってきました。今日はこの手のがたくさんいて何度避けたことか。
伏馬田から道志みちへ上り返して今回は青野原集落内の旧道を走りました。そして一山超えて鳥屋へ。
この辺りはオートバイがぶいぶい言わせてますので静かな道へ回避。
愛川へ下ってから、今回は河岸段丘の下を行きました。
空は明るかったので雨はまだ大丈夫だろうと油断していたら、ぽつりぽつりと降ってきて急にザーっとなってしまいました。
雨宿りできそうな場所がなかなか見つからずに濡れてしまいましたが、木陰に僅かに避けられる所を見つけて雨具を着ました。
mont-bell バーサライト サイクルジャケット。これまではウィンドブレーカーとして数回着たくらいでしたが、ようやく本領発揮。
蒸し暑いかと思いましたが、袖のベルクロを緩めておけば前方から風が入ってきてそこそこ快適でした。
その後雨は小降りになりゆっくり帰途につきました。
自宅が近くなったR246の交差点で後ろにロードが見えたので、スタートダッシュすると、なんとあっという間に追い抜かれ、物凄いスピードでカッ飛んでいきました。
ダウンチューブにはバッテリーらしきものが…
E-BIKEってあんなに速いんですか? というか速かったです。緩い上りでしたがそのスピードは原付並みでした。スタート時こそ立ち漕ぎしていたようですが、20mくらいして僕を追い抜く時には既にシッティングでした。まったく太刀打ちできません。
E-BIKEとてアシストは時速24kmまでのはずですよね。それ以上のスピードではペダリングの抵抗ってどうなるんでしょう。抵抗は得に無いのか、それとも増すのか。
見たところ時速50kmは出ていたと思います。
05:19 出発
08:30 上野原
09:01 四方津
10:43 大地峠トンネル
12:15 綱子
13:10 鳥屋
15:54 帰宅