幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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ニューサイ NO.185

taboomさんのブログで38年ぶりに奥多摩の大ダワ(鋸山林道)へ行ったことが書いてあり、ニューサイの記事に触発された云々とありました。更にそこへのコメントで他の人もニューサイの記事を見て大ダワへ行ったと。僕もその一人でした。

改めてそのニューサイ記事を読み返してみると、読み物としてよくできた文章だと思うと同時に、やはり雑誌の影響は大きいものだと思いました。


ブログやSNSで多くの人が発信していますが、昔の本や雑誌のように人を魅了することはできないと思っています。実際ネット上でそういうのに出会ったことがありません。

数百冊あるニューサイの表紙を再び見れば、記憶が呼び覚まされます。あ、この写真は知っているぞ、と。


多くの自転車好きがニューサイという雑誌に集中していたように思います。もちろん、サイスポに集中していた人もいたことでしょう。

当時の僕はまだ未成年で、身体的にも精神的にも未熟な人間。本の内容や投稿している方々に感化されていきました。ニューサイに出会えてよかったと思っています。

目次です。


よく紙面に登場していた人達がここでも投稿していますね。技術的なことから思想的なこと、エッセイや紀行文。レースの記事もよくありました。

大ダワの記事は「奥多摩抄」と題して新田氏が書いていたんですね。その後「魔物」シリーズを担当していたので名前を覚えています。世田谷のお店で見かけたことがあります。数年前に亡くなってしまったそうです。

小上馬氏は時々載っていた自転車が特徴的でした。700Cにフラットバーで前シングルギヤでプロムナード風。そんなイメージです。違ってたらスミマセン。

永松さんは当時の山岳サイクリングをリードしていたパイオニアです。真摯な物言いと行動力に引き寄せられ、僕も山へ入るようになっていきました。
現在でも時々自転車に乗っているようですが、基本は山登りのようです。
森太郎の散歩みち(背景色が山サイ研の「緑の小径」と同じです)
http://moritarou.web.fc2.com/
数年前に魚野川水平歩道へ行ったようです。当時はよく通っていましたね。
http://moritarou.web.fc2.com/2013photo/201310photo/20131021akiyama/20131021akiyama.html

タンデムサイドカーの記事があります。年齢的に子供には興味がありませんでしたが、このサイドカーはよく覚えています。その後(現代になって知り合った)Sさんが譲り受けたという話しを聞きました。今はどこにあるのでしょうね。

薛氏は千葉でアウトドア関係のお店をやっているようです。僕がカヤックをやっていた頃にホームページを見つけました。
Outdoor Shop ZEN
http://zenjp.com/zen.htm

もう少し後年になって五味さんがニューサイ編集部に加わり、MTBのレビューやツーリングガイドを担当していましたね。テレマークスキーのレース前夜の民宿で偶然出会ってから、レースでは交流がありました。巻機山へ登った時にも偶然お会いしてびっくりしたのを覚えています。自転車は登録選手でレースも盛んに出ていましたが、今はどうしているのかな。

ニューサイは残念ながらもう作られていませんが、そのテイストを継承(?)しているサイクルフィールド誌をオオマエジムショがPDF配信しています。
ホームページの最下段から辿れます。
https://www.velo-apres.com/


ニューサイは冒頭の写真のように直ぐに見れる状態なんですが、取り出し難い。もう少し整理してまた読み返してみようかな…