幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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奥多摩むかしみち-鶴峠

仕事に集中していたため更新が遅くなってしまいました。今月は是が非でも請求したいんです。しばらく暇が続いていて先月からようやく仕事が入ったため、3倍速でキーボードとマウスを操っています。考えたり調べたりは倍速モードにできません。休みは日曜だけにして土曜も仕事。でも生活と遊びと仕事のバランスを崩さない程度です。

日曜は日帰り圏内の紅葉が見ごろだったため、マイカーやオートバイ、サイクリストも多く見られました。国が GO TO を推進しているので出かけることに遠慮が無くなったこともあるのでしょうね。

ルート 161km △2,401m
クリックすると RWGPS Map Control を埋め込み表示します。


いつもの町田街道で今日の調子をみると、どうも心拍が収まらない感じ。ケルビム手前までの飛ばす区間でも時速35kmどまりでした。
こんなんでは御殿峠の緩い上りも期待できないだろうと思いきや、時速22kmをキープできました。この速度はパスハンターに匹敵するのでリカンベントとしてはハイレベル。序盤でペースを抑え気味にしてギヤも適切だったからでしょう。

リカンベントはパスハンターとは(前傾自転車とは)違ったペダリングのペースです。低回転で脚に適度な力が掛かるように踏みます。ギヤも重め。パスハンターは高回転(90rpmくらい)で上っているので身体的に回すことは慣れているんですが、僕のリカンベントでは高回転が苦手です。

八王子を抜けて奥多摩へ向かいますが、いつもの新奥多摩街道ではなく、吉野街道へ出ることにしました。途中、いくつか丘陵地を越えていきます。

1964年五輪のロードレースコースをリカンベントで下ります。


草花通りへ向かう途中に竹藪の中の石仏を見つけました。この囲われた感じがいいです。でも石の下からタケノコが出てこないのでしょうか。


草花通りは好きな道ですが今日は車が多かったです。
終点付近、長男と一緒に来た時もここで写真を撮ったのを思い出しました。


新満地トンネルは自転車通行禁止なので旧トンネルを抜けます。特徴的な形をしていますね。男の先っぽに見えなくもない (^^;


吉野街道へ入ると車とオートバイが一気に増えます。この日は旧車が得に多かったです。セリカLB、ベレット数台、GTRはハコスカ数台とケンメリ数台、プリンススカイライン117クーペたくさん、ヨタ8、キャロル、アルピーヌA110は赤と青、等々。
次から次へと追い抜いていったりすれ違ったりで楽しめました。でも、排ガスが臭かった (^^;

広くなった古里のコンビニでトイレを借りようとしたら行列になっていたので諦めました。駐車場も当然満車です。
奥多摩むかしみちまで我慢して最初にあるトイレで用を足しました。


紅葉がいい感じです。天気予報では雲マークがついていましたが、柔らかな青空です。

どうでもいいことですが、点滅しているテールライトが点いている瞬間に撮れることが多いです。でも撮ろうと思うとダメなんですよね。

最初の集落はかつてのダム建設で使われたトロッコ廃線が高い位置に見えます。

 


ガードレールはありますが小さな子供だと落っこちそう。


ここから少しのダート区間です。ハイカーも今までで一番というくらいたくさん歩いていますので、追い抜く時に気をつけいます。パフパフ~♪


ダートはほぼ平坦ですが、少しだけ上りがあります。スリップしないように慎重に。


日が高くなってきたので谷の空気が霞んでモミジとのコントラストが綺麗でした。


ここは東京都です。


イチョウも見事な色づき。


ここも東京都です。


道端では柚子が売られていました。玄関の引き戸が開いていて、ご主人が猫を撫でながら日向ぼっこをしていました。のどかです。


写真は人がいないタイミングで撮っていますが、後ろにわんさか歩いています。


綺麗な渓谷の水とモミジの赤の配色もグー。


途中、二つある吊り橋では十数人が行列で順番待ちしていました。二人ずつしか渡れないからでしょう。もちろん今日はスルー。


古道は山道へダム方面へ行きますので、そこから数百メートルは静かになりました。
トンネルを抜けた所の橋の上でシートに座ったままお握り休憩しました。


ダムサイトの駐車場は満杯でしたが既に旧車はありませんでした。昼時なのでピークを外しているのでしょうね。トイレだけ済ませて直ぐに鶴峠へ向かいました。


奥多摩周遊道路への分岐を過ぎると、それまでいた車やオートバイがめっきり少なくなり、時折り追い抜いていく程度になりました。


柿が鈴なりです。柿の木は弱いので木登りはしちゃダメだと、子供の頃に言われたものです。上り易そうな木なんですけどね。


鶴峠は急坂で有名ですが、かなり手前から現れる小さな坂も急です。緩急があるので休めますが。
切り通しの峠は趣きはありませんが、この日はモミジが落ちて彩がありました。木のピカチューも元気に愛想を振りまいています。


身体が冷える前にウィンドウブレーカーを着て下りました。2kmくらいの所の牛飼集落にある東屋は今日も独り占め。ここにはトイレと水道があるので毎回立ち寄ります。

今回は火器は持ってこなかったのでお握りとフィッシュバーガーを食べました。ちょっとお腹が膨れて苦しい。最近はめっきり胃の伸縮が悪くなりました。

飯尾の先、田和の上り返しを嫌って林道腰掛線へ入ります。既に日が山の影になって冷えてきました。ウィンドウブレーカーの袖口のベルクロを締めて風が入らないようにして下ります。

この先の急斜面にあった畑は既に自然に帰り、左肩上にある家も人気はありませんでした。

上野原まで静かな山間の道を楽しみ、余韻にひたりながら帰途につきました。
後半にロードをみつけて少し力を入れてしまったので、町田街道では脚の疲れを感じることになりました。


07:30 出発
09:51 満地トンネル
10:11 奥多摩むかしみち
12:15 小河内ダム
13:49 鶴峠
18:14 帰宅