最近のコロナ禍の報道を見聞きしていると何を信じてよいのか分からなくなっている人が多いと思います。
信憑性が高いのは専門家が語っていることです。
信憑性が低いのはこれ以外の人が語っていること。
即ち、新聞記者、ニュースキャスター、素人のコメンテーター、等々。これらの人達は専門家から得た情報を省いたり個人的な見解を付け加えたりすることが多いです。
既にコロナがどのように感染するのかは情報として出尽くしています。
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省
一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。
ここで多くの人が見落としていることがあります。上記の赤字の部分です。
これは飛沫感染の前提条件です。即ちこの前提が無い場合は飛沫感染のリスクが低いということ。
この中で特に重要なのは会話という行為です。これが飛沫感染の原因。
もちろん会話以上に咳やくしゃみを浴びることも原因ですが、そうした状況に出くわすことはとても少ないです。
多くのメディアでは会話が省かれています。メディアは会話することが仕事だから? と疑ってしまいます。
閉塞した空間、近距離、多くの人、は会話(や接触)に不随する要因です。
閉塞した空間、近距離、多くの人、は会話(や接触)する可能性が高いというだけ。
閉塞した空間、近距離、多くの人、だけでは感染しません。
閉塞した空間でも会話しないで物に触らなければ感染リスクは低い。
近距離に多くの人がいても会話しないで触らなければ感染リスクは低い。
ということです。
会話による飛沫が危険だから、人と会う時にはマスクをする。
会話による飛沫が危険だから、会話が多い会社への出勤を控える。
ということです。
対策は原因に対して行わなければ効果がありません。
臭いにおいは元から断たなきゃダメ。
これを前提に僕の生活環境へ落とし込みます。
通勤
- 徒歩で駅へ向かう(片道20分)
人口密度低く人と間が1m内になることはありません。
会話はありません。 - 電車で移動(片道40分)
席に座らず、つり革手すりにつかまらず、窓によりかからず、靴裏のみ接触。
うち10分は人との間が1m以内になります。
会話、咳くしゃみをする人はいません。窓は開いています。 - コンビニで買い物
商品を手にとってレジへ。会話は一言くらい。 - 仕事中(8時間)
入口でアルコール消毒。
部屋内には僕以外に一人。間隔は2m以上で背中合わせ。
会話は挨拶と1~2回の短いものだけ。 - 昼食
コンビニで買ったものを食べます。
これが平日の行動パターンです。
ここでのリスクはコンビニでの会話による飛沫感染と、買ったものからの接触感染。
会話よりも接触感染のリスクの方が高そうです。食べる直前の(包装を解いた後の)手洗いと、口へ入れないような気づかい、食後の手洗いを徹底しなければいけません。
サイクリング
サイクリング中に人と会話することは少ないですから、やはりコンビニでの買い物による接触感染リスクの方が高いです。
因みにコンビニの入口にアルコールが置いてある場合には、入る時と出る時に消毒を行っています。
こうして見ると僕の場合は接触感染の油断がありました。改めなくてはいけません。
食品包装を触った後の手洗い必須。
基本的に外出自粛ですが、外出することはあります。
その時にどうすればよいのか、
- 会話するならマスク着用
- 物に触るなら手洗いする
この二つが本当に必要なことです。
マスク着用だけが独り歩きしたためにマスク不足になっています。会話が少ない仕事ならば、会話する時だけハンカチで口を覆うだけで良いのではないでしょうか。
スーパーマーケットのレジ待ちで間隔を空けるようになりましたが、それよりも「買う物だけを手にとって!」「会話をしないで!」とお願いする方が先ではないでしょうか。
ホームで駅員が発車の合図を大声で叫んでいます。マスクはしているものの、マイクを使って小さな声にすべきではないでしょうか。
コロナ収束までは長くなります。with コロナ とも言われるようになりました。
コロナが周りにあることを前提に生活していくことになりそうですね。
原因を見極めて対策しましょう。