リカ用にランチのコンロ&コッヘル、食料を積載するためにケースを作りました。
シート背面の三角スペースは思ったよりも狭いので市販のバックパックを探すと、子供用か女性用しかありません。女性用のおしゃれなリュックも結構いい感じでしたが、ベストなサイズとフィット感を求めるとやっぱり自作しかありません。
バックとして作ろうと思うと敷居がかなり高くなりますので、ケースという感じのものにしました。
ケース(シェル)を作って中に入れる荷物は袋(防水バッグ等)に詰める使い方です。
素材はパスハンの前三角に装備していたものと同じ、軟らかいプラスチックです。
カッターで簡単に切れるし、接合はホッチキスを使えます。折り目は軽くカッターで切れ目を入れればOK。
でもその前にシート背面にはボトルがありますので移動させなければなりません。
移設先はシートステー内側。ボトル台座はありませんので、メインライト取り付けに使ったリクセンカウルのアダプターを用意しました。
今回はイモネジで押し付けて、ナットでボトルケージをとめます。
あまり強く締めるとパイプが変形してしまうので、そこそこの力加減。
アダプターのネジはM6なのでボトルケージの穴を少し削って広げました。
ナットも大きいのでボックスレンチは入りません。スパナを縦に入れて、そのスパナをモンキーで回して締めました。
ボトルケージは高校生の時に買ったCOBRAオロ。
リカ用に買った横出しのボトルケージはネジ部分が凹形状のためナットが収まりませんでした。
うまく移設できたのでバックパックの取り付けにかかります。
プラスチックは軟らかいですが湾曲させれば鉛直方向には強くなります。
四方から荷物を包み込んでベルトでとめる仕様です。
一枚板で接合無し。
シートに開いているボトル台座用の穴を使って、ベルトとバックパックをボルトオンしました。
様子を見て蓋をゴム留めするかどうか決めます。
コンロとコッヘルを入れると下半分弱なので食料も入るでしょう。
ウィドブレーカーやグローブの替えなど雑多なものも仕舞えるスペースが確保できました。
容量が増えたらベルトを緩めて調整できるのがポイント。
乗車した様は前側のボリュームが大きいので、後ろ側へ装備を付けることでバランスがとれます。
ボトルの位置は意外といいです。後ろに手を伸ばした所に丁度ある感じ。
聞き手の右の方が出し入れにはいいかもしれませんが、自転車の右側ばかりに装備が増えるのが嫌なんです。
出し入れの頻度が高いカメラですが、ナイロンベルトにポーチで身に付けることにしました。
カメラポーチだけでは淋しいので財布とハンカチもポーチに入れてベルトに装着。
これで日帰りサイクリングの装備が完成しました。あとはガンガン走ってリカ脚を作ります!