幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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霧峠(秋鹿林道)

11月3日〜6日を連休にしてbutoboso氏と群馬の高山村を基地にして、林道を二本走ってきました。
前後一日ずつは移動日にあて、渋滞のない時間帯に車で移動して4日と5日が走行日。

秋のツーリングはパスハンティングをすることが多いのですが、今回は林道ツーリングです。
しかし稀に見るロングダートで、走りも紅葉も存分に堪能することができました。
9月10月は天候に恵まれませんでしたが、今回は連日晴天となり濃い時間を過ごすことができて大満足。

霧峠は数年前に地図で見つけて行きたかったところですが、場所を明確にしていなかった為に忘れかけていました。
改めて地図で見つけて確認すると、長いダートが続くこと、標高1,000m前後なので紅葉が期待できると判断しました。

ルート(ルートラボ

ルート(Google Earth


車のデポ地を出発し、まずは食料を調達しにコンビニへ立ち寄ります。
車中泊のツーリングでは、近くにコンビニや温泉があることが条件になります。
一日中山の中を走るには食料を携行する必要がありますし、帰着後に汗を流して温まると疲れも癒されます。

ツーリングのスタートすると直ぐ、三国街道の中山宿です。
二人とも初めてのコースなので写真撮影が始まります。
こうして立ち止まることが多いため、走行距離は60km前後というのが最近のお約束 (^^;


静かな切通しの金比羅峠を越え、みなかみへ下ります。
木々の間からは上越の山々が既に雪を被っていました。


たくみの里まではR17を避け、日当たりの良い南面の集落を巡ります。


既に時間が押し気味となり、一部予定ルートをスルーして秋鹿林道へ向かいます。


大影で大道峠への道を分けるといよいよ林道の始まりです。
道端には林道の標識が…、いやいやよく見ると村道となっていますね (^^;


道は勾配は緩いものの、かなりガレていて厳しいものでした。
1.5インチ幅(38mm)のタイヤを履いてきましたが、もう1サイズ太めでも良かったかもしれません。
ダートの林道ツーリングではゴツさよりも太さが重要。

峠は勢いのある太い木と、古びた道標が印象的です。
この部分だけ舗装されており、腰を下ろして昼食にしました。


秋鹿側の下りもガレた路面が続き、こうした道ではやはりオールランダーバーが扱い易いです。
それでも強いられる緊張で肩が凝りました。
昔はツーリストでも積極的にオールランダーバーを使う人が多かったのですが、最近ではクロスバイク(=廉価版)のイメージがあるせいか敬遠されるようですね。


舗装路に降り立つとホッとするのは皆さんも同じでしょうか。
無事に悪路を走破したことと、麓の人里へ着いたことと、滑るような走行感。

国道を少し下ってから、中之条の街を避けて集落へ上り返して車の少ない山村を下りました。


R145に出るとデポ地までは一本道。
古い商店の自販機で缶コーヒー休憩して帰途につきました。


その他の写真
https://goo.gl/ubgsGX

走行距離 59.5km

08:04 出発
09:09 金毘羅峠
10:25 たくみの里
11:09 大影
12:49 霧峠
14:18 秋鹿
16:17 帰着


二日目(万沢林道)へつづく