幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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鶴峠・松姫峠

久しぶりにというか、定期的にガッツリ走っておかないと身体がなまってしまいます。
日帰り圏では最標高の松姫峠(1250m)へ行って来ました。

http://yahoo.jp/D-gFZS

天気予報は晴れ。GPV雲予報でも雲はありません。
でも朝から雨です。なぜだ〜 (-.-)

町田街道は完全ウェット。
雨具を着るほどでもありませんが、オープンサイドのタイヤがブレーキ墨で汚れるのが嫌なので、時速20kmくらい。
橋本辺りでようやく雨が上がりました。

決めました。
今日は頑張らない走りにしよう。

余力を残しながら進んで、松姫峠へ上った時にどうなるか。
いつも松姫峠へ上る手前で既にかなり脚がいっぱいな状態ですから。

三ヶ木の上りはギヤはいつもの5速のまま、ちょいと優し目に踏みます。
するとロードの集団が迫ってきました。

二人に抜かれ、頑張らない頑張らない。
三人目に抜かれ、ちょっと踏んじゃえ。抜き返しちゃいました (^^;
ロードくん、ツーリストに抜かれてはいけません。

 ●○●○

上野原から鶴峠方面へ入ります。
ここは大好きな道。
山間の長い農村地帯で、観光開発がないところがいいです。
暖かくなってきたのでオートバイが耳障なのがちょっといただけないですが。
それでも他の地域より少なめです。

所々でメインルートを外れて更に山間へ入ると限界集落です。
コンビニはもちろん自販機もありません。食料品は小型トラックを改良した移動商店で調達しているようです。

峠の上り本格的になる前、いつもの東屋で昼食にしました。
今日は肉ジャガとこれの残り汁におにぎりを入れて雑炊風にしてみました。

頑張らない走行で鶴峠に到着。いい感じで余裕があります♪
新しいバス停が出来ていました。

峠にいたデダチャイのロード氏にご挨拶すると、「もしかしてINTER8さんですか?」
ブログをよく見てくれているそうです。
嬉しいですね〜、最近こういうパターンが多くなってきました (^^)

 ●○●○

一旦下ってから松姫峠への上り返しです。
冬季閉鎖なので路面にはいたるところ落枝があります。
マッドガード付きの自転車で走る場合には要注意ですね。
タイヤに絡んだらガードが壊れてしまいますから。

ここでは頑張らない走行にプラスしてハムストリング走行。
太もも裏の筋肉はクランクが下死点に近い時によく働きます。
ペダリング前半はあまり力を入れないようにします。または踵を下げたアンクリング。

途中の北面で残雪が僅かに残っている箇所がありましたが、走行には問題ありませんでした。
ロードが二人とランドナー一人とすれ違い。
車は二台、害獣駆除の人達でした。
雲行きが怪しくなってきて時折りアラレがパラパラと降ってきました。

時間はともあれ、頑張らない走行でいつもより余裕をもって峠に到着です。
1250mの標高は日帰り圏では最も高い場所です。

 ●○●○

さて、豪快な下りがこの峠の楽しみ。
上ってきた丹波側とは違って勾配はきつく急カーブも多いです。

途中の道路脇にカモシカを発見。何かを食べています。
停車しましたがこちらに気づく様子はありません(それくらい僕の自転車は静か♪)。
カメラポーチのベルクロ音でようやく気がつき、一目散に沢へ逃げていきました。
「びっくりしたなぁ、もう」と一鳴きして斜面を登っていきました。

ダムが近くなってくるとトンネルがいくつかありますが、ここはデンジャラスです。
中でカーブしていて距離もそこそこあるので真っ暗なんです。
甘くみてはいけません。本当に真っ暗で何も見えませんからね。自分の手さえ見えません。
停車して足をついたにも関わらず転びそうになりました。
ライトを点けてセンターラインを頼りに通過しましょう。

深城ダムを過ぎたところで古道へ入ります。
ここは以前来た時にみつけ渓谷づたいのいい道があるんです。

下りきって猿橋に出ると疲れがどっと押し寄せます。
平地なのに踏めなくなっている脚ですが、それでもいつもよりは少しはましかな。

ちんたら頑張らない走行を続けて帰路につきました。
でも、やっぱり帰宅した時は結構な脚の疲労感です。
おなかいっぱい。ごちそうさまでした。


その他の写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20160320#

走行距離 172km

06:45 出発
10:00 上野原
13:09 鶴峠
14:13 松姫峠
19:50 帰宅