非力な自転車… 向かい風だと気持ちが萎えます。
ずっとパスハンターが好きで乗ってきたはずなんですが、リカンベントを知ってしまった今、向かい風の中を走るのが辛いです。人間、一度楽をすると元に戻れません。
サイクリング用の自転車が今の形に落ち着いてから現在に至るまで、大きな変化をしていません。パーツの性能アップはシマノが激的にやってくれましたが、自転車全体の基本設計は変わりませんね。認知されている自転車の中ではリカンベントくらいでしょう。
自転車はもっと風に対応した進化が必要なはずです。オートバイは殆どの車種にフェアリングが付いています。スクーターなんてフェアリングの塊りですよね。500gの軽量化より500gのフェアリング。小さなものでも相当な効果が期待できると思うんですが…
UCIの規定でフェアリングは禁止されています。グラベルレースもUCIになりました。しかし、先日行われた最大のグラベルレース、UNBOUND Gravel はUCIではありません。自由があります。エアロタックよし、ブレーキレバーを内側へ向けるもよし、フェアリングだってOKです。平均時速が30km超ですから、来年はフェアリングを付けた選手が現れるかも。
SPEED UP BAG
ツーリスト目線では Rene Herse Cycles のJan氏が発信しています。フロントバッグはフェアリング同等の効果があり、サドルバッグもフェンダーもエアロ!。
我らが日本のケルビムとシクロウネも過去に試しています。
Source: CHERUBIM