先週は丹沢山中の長い林道を走ったので、今週は奥武蔵の集落が点在する道を走りました。アプローチが長くなってしまいますが、これは仕方ありません。
ルート 139.5km △1,924m
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町田街道からR16へ入って幾つかのアップダウンを越え、横田基地を過ぎるとようやくアプローチが終わります。奥武蔵は遠いです。以前はパスハンターで快走していましたが、リカンベントになってからはパスハンターでこの道を走る気にはなれません。
R16から分かれて岩蔵街道へ入るところ、今回は一つ手前の細い道へ入りました。と言うのも岩蔵街道は狭い上に交通量が多いので嫌なんです。結果、これは正解でした。次回はもう少し進んで休憩ポイントのコンビニ前まで細道で行ってみようと思います。
コンビニで食料を調達して再スタート。笹仁田峠の下りを車と同じスピードで下っていき、信号を右折すると日影林通りです。
いつもの石碑にご挨拶。今日のご機嫌はイマイチ。いつものしっとり感が無く枯れ葉やクモの巣、何やら脚と羽の長い虫がたくさんいました。これらを枝で避けて綺麗にしてあげました。
クリ坊のコケも落としてあげたいんですが無理でした。
小川を覗くと小魚がたくさん。食べ物の小さな生き物も増えてきて成長の時ですね。
丘陵地帯を横断していくことは、こうした小川をいくつも渡っていくことでもあります。護岸されていない清流は貴重ですね。
奥武蔵は全山杉林植林と言っても過言ではありません。里山から眺める山は全て植林で覆われています。花粉症の人にとっては厳しい地域かもしれません。
こうした製材所も多いです。土曜なので人の気配がありましたが、機械は動いていませんでした。一度だけこの機会が稼働しているのを見たことがあります。大迫力です。
土曜の市街地は仕事の車と遊びの車で交通量が多いですが、逆に山の中は静かです。オートバイライダーやサイクリストも少なめ。
子ノ権現までの道は川沿いに緩く上っていきますが、最後は激坂です。
その激坂の中腹にある民家の前が休憩ポイント。ちょうどお昼時なんです。今日からコンロ無し、だいぶ暖かくなりましたからね。
草むらでヤマビルが心配ですが、机の下の棒に足を乗せて警戒しました。
昼食の後の激坂は核心部だけ押して上りました。一度だけリカンベントで上れましたので、その事実だけでもういいです。身体に悪いことしかありませんからね。
ハイカーが数人だけでした。土曜に走るのもいいですね。
ワインディングの下りを楽しみ天目指峠へ上り返します。次第に脚に疲れを感じ始める頃です。庭園のような小川と民家、緩く上る道が絵になる地点です。
天目指峠の上りでいつも思い出すのがトビネズミです。脚が異様に長くちょっと気持ち悪い姿だったのを覚えています。道の真ん中を横断していました。あまり機敏な動きではなかったです。日本に野生していないので、何処かで買っていたものが逃げたものかもしれません。
天目指峠はサイクリストにとっては峠らしい所ですね。右肩に本来の峠もあり、押し上げれば自転車でも行けます。
正面の案内板の前で休んでいたら、その峠からハイカーが下ってきました。リカンベントに興味がありそうだったので少しお話しして、ついでにヤマビルのことを聞きました。奥武蔵にはいないそうです。
下ると名栗。今日は右岸の集落内の道を進みました。途中の自販機でアイスティーを買って、向かいの駐車場の縁石に座って一休み。
下りでディスクブレーキ（GROWTAC EQUAL）が甘くなったので調整しました。効きはピカイチなんですが、パッドが減ってくるとデンジャーゾーンが近くなってレバーを握り切ってしまいます。本体側のパッド隙間を調整することで元通り。
名栗の後はあまり好きではない小沢峠を越えますが、その前にトイレへ寄って川を見ながらのんびりしました。時間には余裕があります。
重い腰を上げて小沢峠を攻略。日曜だと行ったり来たり煩いオートバイがいるんですが、土曜は走らないようで助かりました。
吹上峠を旧道で越えて青梅。ここ数回は右岸の吉野街道で帰っていたので、今回はこのまま新奥多摩街道でR16へ出ました。
今回は脚の疲れが厳しく町田街道の手前の御殿峠がいつになく辛かったです。それほどキツイ道程ではなかったんですけどね。そういえば先日の奥多摩と松姫峠の時も疲れたなぁ。思い当たるのはシューズの中敷きを薄いコルクシートだけにしたこと。これまで熱成型インソールを使っていたんですが、GIROのRepublicの甲がキツめなので中敷きを薄くしたからです。コルクシートはクッションが無く、その分脚に負担が掛かったのかもしれません。次回は戻してみます。
07:32 出発
10:25 日影林通り
13:05 子ノ権現
13:44 天目指峠
18:32 帰宅
