幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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成功体験

何事も最初は出来ないものです。子供の頃の僕は出来ないと悔しくてべそかいて、自分には出来ない、って親へ訴えていました。跳び箱は飛べない、音楽の笛は吹けない。それでも親が手助けしてくれて跳び箱が飛べるようになりました。笛も家で練習して吹けるようになりました。そして得意になりました。
これらがきっかけかどうか分かりませんが、僕は他人が出来ることなら自分にも出来ると思うようになりました。出来るか出来ないかは興味が有るか無いかということ。勉強には興味が無かったので成績は悪かったです。

 

リカンベントを購入することをブログに書いた時に、「リカンベントで事故った人がいるから危ないですよ」と多くの人がアドバイスしてくれました。それは善意で言ってくれていたのでありがたかったんですが、僕はそうは考えていせんでした。世界中に多くのリカンベント愛好者がいて、作っているメーカーも多くあります。事故の要因はリカンベントではなく別のところにあるはずだと。
結果、僕が選んだリカンベントは多くの前傾自転車よりも安心安全で、快適で、疲労が少ないということが分かりました。

 

ディスクブレーキは、耐久性がなくツーリングには不向きという意見が多かったです。確かにパッドの減りは早いしブレーキ固有の問題もありますが、改善したり承知した上で使えばいいだけです。何より実際に少ない力で良く効きますし、雨天での性能も申し分なく安全です。そして雨の中を走っても自転車が汚れません。リムブレーキは黒墨でタイヤが汚れ、その汚れは完全には落ちなくなってしまいます。
古いパーツの性能やリスクを承知して使い続けるのと同じように、ディスクブレーキのデメリットを承知して使えばいいことです。

内装ハブギヤは重たくて駆動ロスがあるからスポーツ自転車には向かないという言われます。重いのは確かですが自転車全体で500g増えるくらいです(減るパーツがありますから)。これは重いのでしょうか。駆動ロスは実際に脚に感じるほどの差ではありません。それよりもチェーンのたすき掛けや、ディレイラーのプーリーによるチェーン張力が増えることの方が脚への負担を感じます。
急坂をローでぎりぎり上っているような時など、クランクの回転が極端に遅い時の変速性能は内装ハブギヤの天下です。このような明らかに体感できる優位性がありながら、体感できない微々たることを突くのは大人げない。
ディレイラーに拘る人には、Wチェーンリングと内装ハブギヤの組み合わせをお勧めします。大好きなディレイラーをチェーンテンショナーとして有効に使えますから。実際にそうして使っているランドナー氏を見かけたことがあります。

多くの人が自転車に乗れると思いますが、最初は乗れませんでしたよね。練習すれば誰でも乗れるようになるんです。興味があることなら挑戦すれば出来るようになります。そしてその先には新しい世界があります。
挑戦してもなかなか出来ないとき、冷静になって周りを見ましょう。他の人はどうやって解決しているのか、自分との違いは何なのか。

人生は一度きりです、幸せを手に入れましょう。