幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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7つめのALFINE内装ハブギヤ

最近は中古市場で出なくなりつつあったので、久しぶりに出た新品を競り勝って手に入れました。


ALFINE内装ハブギヤを使い始めてから13年が経ちましたが、その魅力に飽きることはありません。当初手に入れたものは初期バージョンで型番SG-S500で、次のものはバージョンアップしたSG-S501。 内部パーツが幾つも変更されて完成の域に達したと感じました。

その後、Di2版がリリースされて おぉ! となりますが、バッテリー化は長期使用に懸念がありました。
そしてローノーマルだったものが一般的なトップノーマルに変わってしまい魅力は半減。11速がリリースされた時には気持ちが揺らぎましたが、やっぱりローノーマルの気持ちよさが勝り、11速を手に入れることはありませんでした。

このように幾つものALFINE内装ハブギヤがリリースされてきましたが、僕が愛するのはローノーマルで8速のSG-S501のみ。

初期バージョンのSG-S500は息子用の自転車で使い続けていますが、新しくQUARKが完成したら内部だけSG-S501を使う予定です。シマノはスペアパーツが充実しているので内部一式を購入できるんです(残念ながらシェルはありません)。

自分用にはQUARKパスハンターとCruzbikeリカンベントで使っていますが、もちろん近々完成するCHERUBIMリカンベントにも使います。
自分の他にも友達用に700Cと20インチの二つのホイールに組み込んであげました。

自転車は使い心地が敏感に感じられる乗り物です。その中でも変速機構は最も注目されてきましたね。それは変速することによって疲労が少なくなることに加え、変速レスポンスによって他者より優位にたちたいレースがあったからでしょう。

内装ハブギヤを使い始めた時、その素晴らしさから数年後にはレース業界にも浸透するものと思いました。でも現実には外装の脱線変速から変わることはありませんでした。
今後を展望してもレース界が内装ハブギヤへ傾倒してゆくことは無さそうです。電動ユニットが小型化されて違法にレースで使ったというニュースがありましたからね。内装ハブの中に電動ユニットを納めることは難しくないでしょうから。

シマノの内装ハブギヤ路線は今の11速で一段落してしまった感じがあります。レース界では否定されていますが、それ意外の用途では理解が得られています。レース市場よりも一般市場の方が大多数ですから今後も継続して作られていくでしょう。
更なる進化は見込めないのでしょうか。11速のローノーマル版はダメですかね、シマノさん (^^;