幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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和田峠-綱子

梅雨前線が活発ですね。土曜は熊本での災害には心が痛みます。九州は毎年のようにやられていますね。二階がある家は普段から一階には住まないという選択をしてもいいように思います。

翌日曜の気象庁の予報は昼頃だけ雨で、前後は晴れ間も覗くとのこと。もう一つ良く見ているSCWという雲域を予測しているサイトでは、午後から雨足が強くなるとのこと。
最近の傾向は、気象庁は直近の予測が当たり、SCWは2~3日の予測が当たる、という感じ。どちらも午前中は降らないそうなので近場の和田峠へ向かいました。午後は成り行きで雨覚悟です。

ルート 114km △1,848m
クリックすると RWGPS Map Control を埋め込み表示します。


走り始めて直ぐ、町田街道に入ると中学生のクロスバイクが速い。大きな荷物を背負っているところを見ると野球部でしょうか。時速35kmで頑張っていましたが、リカンベント啓蒙のために容赦なく抜き去ります。

町田街道の後半は坂が増えてきます。後ろから若いロードが「右から行きま~す」と言って抜いていきました。無言が多いなか、こういうのは感心しますね。
続いて後ろにロードが吸い付いてきました。平地ではバトルモードになりますが坂が多いとその気になりません。高尾を過ぎたところで抜かしていきました。

霊園の急坂を耐えた後は、陣馬街道へは入らずに一つ先の小津町地区へ入ります。緩急をつけないと脚は長持ちしませんので、ここでのんびり走行で休息というわけです。
最近は陣馬街道のみならずこちらにもロードが多く入っています。こんなに多いんじゃ和田峠の上りは落ち着けないなぁ…


ここは護岸が無い自然な川が見れる地点です。この川幅で護岸されていないところは少なくなりました。古い木の橋もいい感じです。


なんちゃってラウンドアバウト。ガードレールには左矢印になっていますが、地元オートバイが右へ抜けていきました。路面に大きく矢印を書かないとダメですね。


力石峠の上りに入ると年配のロードが上り下りしていて、僕を見てしきりに「凄いなぁ」と感心しています。得に凄くはないので返答に困ります。峠で仲間一人が合流してしばらくリカ講義になりました。


下って陣馬街道に入るとビアンキカラーの郵便局。この色は名栗にもありますね。


夕焼け小焼け付近で、町田街道にいた若者ロードが中断に交じって下ってきました。視線が合ったのでたぶん彼でしょう。

バスの終着点でトイレ休憩したあと、和田峠へ上り始めます。


峠連のラッシュアワーを過ぎたのか、あれだけいたロードは三人だけで、おちついて峠道を楽しめました。坂の程度は隣の醍醐林道より少し楽です。
峠にもロード二人だけだったのでこの日は皆さん出控えですね。
写真を撮って直ぐに下りました。


富士山ポイントではもちろん富士山は雲隠れしていましたが、雲の切れ間と山の連なりがいい感じ。


下りを楽しんでいると黒いジャージのロード達がたくさんすれ違いました。太ももにLIONって書いてあります。カペルミュールのチームです。そういえばサイスタ時代から交流のある友達もLIONだったような… (帰宅後聞いてみたら、この日は雨予報なので途中離脱したとのこと)

和田峠の下りは豪快なので大好きです。途中のS字カーブはスキーで滑っている気持ちになります。下りを楽しむにはブレーキへの信頼があってのこと。下り始める前には効くかどうか毎回確認しています。

昼食には少し早い時間でしたが、最近よく話題になっている上野原駅前の一福食堂へ入りました。


一番乗り♪


rikoパパさんの推薦に従ってカツ丼です!
味付けは僕好みのちょっと甘め。カツ自体は脂身が少なめでちょっと残念 (^^;


満腹になって満足でしたが、外へ出ると雨が路面を濡らしていました。でも雨具を着るほどではありません。冬なら身体を冷やさないように着るでしょうけど、この季節は湿気もあって不快ですからね。我慢できるところまで着ないで走ります。
トンネルを出たところで雨具を着ようと思いましたが、二つ目のトンネルを出ると小降りになっていました。

雛鶴峠みちへ入るとバックミラーにロードがぐんぐん迫ってきます。その先の左カーブの所を右へ曲がりたいので、右へ手信号を出しますが、まだぐんぐん迫ってきます。右折する道は細くて曲がるような場所ではありませんからね。
右手を出すとブレーキングは左手の後輪のみになり、減速と相まって後輪荷重が減ってズリっと滑りました。危ない危ない。でも荷重が少ない方は滑ってもあまり姿勢変化が無いので大事には至りません。子供の頃のスピンターンが役に立っています。

伏兵は意図しないところに居るものです。前川橋へ入る所で前輪がつるっと滑ってコテン。スケートリンクのようなツルツル感でした。何も対処する暇もなく腰から転倒。でもリカンベントだと重心(身体の重心)が低いので、普通の自転車の転倒よりもダメージが少ないです。でも欄干の隙間から落ちたらひとたまりもありませんが (^^;


綱子に着き水場で補給と、途中で汚れた自転車の掃除をしようと思っていましたが、若者が数人いてここでもリカ講義になってしまいました。若く見える女性がしきりにリカを褒めるので、調子に乗って「跨ってみますか?」なんて聞いてみましたが、さすがにそこまでは興味ないようでした。
そんなこんなでボトルへ水を入れただけで自転車の掃除が出来なかったので、写真を撮るついでにボトルの水を掛けて綺麗にしました。
雨はいつの間にか止んでいました。


菅井のトンネル手前。今日は天気がこんななので上へは上りませんでした。


伏馬田で対岸の眺めが良い所でしばらく休憩しました。時間が遅いほどこの雲域が無くなるようなので のんびりとね。

一旦道志川近くまで下って上り返します。道志みちの直前の急坂はいつも厳しいです。


長竹では前回気が付かなかった茅葺屋根を見にいきました(その後に行った ぱぱろうサン の写真にありました)。近くで見ると大分古くなっているようでした。今の代まででしょうか。


喫茶ニローネへ向かうには緑のトンネルを下ります。


今日も貸し切りでした。


雨はすっかり止んで日差しも出てきて、流れる風が心地よい。


ぱぱろうサンが見つけられなかったジュースです。予想していたジュースとは違っているのかな?


水道みちの一直線坂は避けようかとも思いましたが、綺麗な緑の田んぼが見えることを思い出して上りました。目に優しい色ですね。


仁王像様に睨まれて恐縮していると、


晴れ間が覗いてきました。やっぱり日差しはいいですね。


雨を覚悟して出かけましたが、大した雨量ではなかったので一日楽しむことができました。とはいえ、ウェット路面からの飛沫で自転車は汚れますね。後ろの簡易ガードはよく機能していますが、前は太もも裏が少し濡れました。新しく作るものはやっぱり長いのがいいのか、短いのでも大丈夫なのか… でも帰宅してからの掃除はガードが無い方が楽ですし。走りと見た目と濡れ鼠と掃除と、いろいろな要件がありますね。


06:56 出発
09:22 力石峠
09:59 陣馬高原下
10:35 和田峠
11:18 上野原
12:30 前川橋
13:03 綱子
17:36 帰宅