幅員5.5m未満をゆく

アンポンタンだ!

本屋で自転車雑誌をチラ見していたら、また見つけてしまいました。
以前見つけた時には苦笑いで済ませましたが、二度目ともなると何か言いたくなってしまいます。

それは逆ハンならぬ逆フォーク。
逆ハンはご存知の通りドリフト中にハンドルを逆に切って回転を抑制する技です。
逆フォークは自転車の前輪をフロントフォークごと180度回転させて運転する技のこと。

これをやってのけるのは、自転車を趣味としないモデルさん。
もしかすると逆ハンを鼻歌交じりにこなすテクニシャンかもしれませんが。

以前目撃した記事は雑誌中にある商品紹介の数ページ。
写真も数カットありましたから取材も数時間に及んだことでしょう。

今回の目撃記事は1カットでしたが、自転車はファットタイヤのMTB
あまり馴染みがない車種なで老眼が進んだ目を凝らして近づけて見てしまいました。

普通の自転車は構造的にこの芸当はできないものですが、ディスクブレーキなら簡単にできてしまうようですね。
ハンドルをバラしてか、あるいは90度回して車載してきて、乗る前に元に戻したつもりが180度逆転させてしまった。
編集者は一目で分かったけど、撮り直す時間は無いし、目つぶっちゃえ。
そんなところでしょう。

乗って気がつかないのもナンダカナ〜って感じですが、撮影しているカメラマン、原稿を書いているライター、入稿をチェックしてOKした編集者、全員アンポンタンだ!
自転車を趣味としている人なら一目で分かりますし、乗ればコーナーで異常に切れ込むから「???」と気がつくはず。
自転車にまったく興味のない人達だけで作られた記事。そんな記事(雑誌)は信用できませんよね。

この件に関わらず、もっと自分がやっている仕事には真剣に取り組むべきです。
何の為なのか、誰の為なのか、自分が作っているものは何なのか。
自信がなかったら作らないことですね。