幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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高篠峠-正丸峠(奥武蔵)

秋雨前線の悪さが続いていますね。
ようやく土日の天気が良さそうだったので海キャンプへ行こうと思いましたが、直前で土曜に雨予報に変わったので延期。

それじゃぁ、日曜に車載で奈良子林道へ行こうと思いましたが、日曜の予報も山梨方面で雨予報になったので取り止め。
山梨を避けるようなルートを考え奥武蔵方面へ。ときがわ町から刈場坂峠へ上ることにしました。

しかし麓で崖崩れで道が寸断され、これに沿った旧道の山道も一緒に崩れてしまい万事休す。
このルートからの刈場坂越えはお預けとなりました。

崖崩れというのは今に始まったことではなく、昔から繰り返されてきたことです。
今回寸断された場所も、地形を見ると川沿いに切り立った崖になっていて、崩れてもおかしくないところでした。
旧道もこれまでに何度も寸断を繰り返してきたことでしょう。

この先にある集落は街とのメイン道路を絶たれてしまいましたが、昔はこのような危険な地形は避け、山越えや山伝いの道で街と繋がっていたのです。
期せずして上った高篠峠に、それを物語る看板がありました。


先週も長い距離を走っていたので今回はよく足が回ります。
町田街道では桜美林にあるコンビニで朝食にしています。イートインがあるので。
R16で八王子、飯能、ときがわ町まで3時間のファストラン。

ここまでサイクリストが少なく、やっぱり夏が終わるとともに激減。なんて思っていましたが、埼玉は元気なサイクリストで溢れていました。
ここはヒルクライムのメッカ白石峠の麓なので、これから上る人、一汗かいて下ってきた人、ひっきりなし。
サイクリストが多い場所では、三浦半島、湘南、箱根、ヤビツ峠、道志、和田峠奥多摩、等々ありますが、ここ白石峠が一番多いですね。

ヒルクライムの起点となる上り口まで、そんなバリバリロードが行き交う中、ツーリングな出で立ちの僕の方がちょっと浮いた感じ (^^;
でも、起点を過ぎで刈場坂峠方面の道になると、静かないつもの農村の雰囲気となりました。

が、しかし、前述のように崖崩れで通行止め。


地形図をみると少し上に旧道があったので、これを辿ってみました。


古い石垣と石碑が残る旧道を進むと、重機の音が聞こえてきました。


この先の集落の人達にとってはこの道は街へのメインルートですから、休日返上で工事しなければならないのでしょうね。
工事の真上まで進むと、残念なことに旧道も崖崩れで寸断されていました。


仕方なく白石峠へのルートを上ることにしましたが、ここは以前にも上ったことがあります。
途中から山腹をトラバースする林道を使って高篠峠へ上ることにしました。


高篠峠は、寸断された先にある集落から山を越える道ですが、さすがに麓へ下ってから行く予定だった刈場坂峠へ上る気力はありませんでした。
峠には石の道標が残されており、予定外のコースでしたが来て良かったと思いました。


そこからはグリーンラインで刈場坂峠へ。
賑わいのある峠ですが嫌なイメージではありません。オートバイや車、ハイカーにトレラン、それにサイクリスト、皆さん一休みという感じ。
入れ替わりに来る人達を見ながら30分ばかり休憩しました。

下って正丸峠へ。
ここは勾配が緩いので2速でのんびり上れます。
紅葉の時期は綺麗なんですが今は濃い緑。でも涼しくて快適です。
峠の茶屋は健在でお客さんも結構入っていました。
ロードが20台くらい固まって置かれていましたが、中で食事だったのかな?
数台はディスク付きだったり、ガード付きだったりして見て楽しい自転車でした。


山伏峠は軽くパスして名栗への長い下りを楽しみます。
午後も半ばの時間なので行き交う車やオートバイが少なく快適快適。


さて、名栗の後はちょっとキツい小沢峠。
最後の踏ん張りで小さな峠を幾つか越えて帰途につきました。


走行距離 172km

その他の写真
https://goo.gl/photos/mVaq9N4ckB4JzhhH7

06:50 出発
10:17 越生
11:34 大野
12:51 高篠峠
13:17 刈場坂峠
14:37 正丸峠
15:44 名栗
19:10 帰宅