リカンベントが復活したので何処を走ろうかと前日まで考えましたが、日帰り圏内は何処も最近出向いていますので三浦半島を走ることにしました。
左回りが多いので今回は右回り。
コース 141.6km / △1,109m
https://ridewithgps.com/routes/31743575
子供の頃、自転車は歩きよりも遠くへ自由に移動できる乗り物として、一方そのスピード感も新鮮で、僕の身体の中へ記憶されています。
下りのスピード狂というのとは別に、自分の脚で時速30km前後で巡行している時に気持ちよさを感じます。もちろん、もっとスピードが上げられれば気持ちよさは更にアップします。
ですので、同じ身体でよりスピードが出せるリカンベントに魅力を感じています。
先日書いた「オールラウンドな自転車」はリカンベントにも当てはまっていて、高速走行に特化した尖がった車種ではなく、ポタリングから峠越までをまんべんなく楽しめる CruzBike T50 を選んでいます。
そんな性格のリカンベントでも、平地ではトレーニングなロードレーサーと同等に走れるのですから、リカンベントは楽しめる速度域が前傾自転車よりも広いと言えます。
出だしのウォーミングアップの後、R16を気持ちよく走っていてサイコンを見ると時速37km。サイコンを見た時にバックミラーに視線が行ったら、後ろにロードバイクが付いていました。おー、頑張るじゃん。
少し踏んでも頑張ってついてきていましたが、ほどなく中心街へと別れていきました。
元町から本牧へ上るトンネルは上下で穴が分かれていて、こちら側は初めてかもしれません。下り側はスピードが出て勾配がきつく感じますが、実際に上るとさほどでもなく気持ちよく上れました。
磯子から少しのアップダウン、トンネル区間を経て横須賀。
そういえば 六浦っ子さん のブログ更新が最近ありません。どうしているのかな。と思っていると前方にミニベロ。近づいてみると ダホン カーブ っぽい (@_@) でも乗っている人は華奢で氏はもっとガッシリしていたような（他ブログの写真を見て）。横目で見つつ追い越して信号待ちで背後に来ましたが声は掛けられませんでした。やっぱり違ったかな。
南国風の馬堀海岸から走水。ようやく海が見える道になりました。天気も時々青空が覗きます。
三浦半島へ来るといつも何処かしらでバトルになりますが、土曜のためかサイクリストが少なく期待外れ。
久里浜で丁度いい時間になったので何時もの黒船食堂で昼食にしました。チャーシュー麺。ラーメン屋のこってり系も好きですが、定食屋の懐かしいラーメンも好きです。
店を出るとなんと、水陸両用？のスクーター (@_@) 面白い組み合わせですね。浜には どんど焼き の準備がされていました。火が付いた所を見てみたいですね。
重くなったお腹ではスピードが上がらず、しばらくのんびりです。
三浦半島の先っぽ付近、岩堂山の隣まで上って何時もの神社前で大休止。今日も海の眺めが気持ちいい。左手は交通量の多い浦賀水道なので大小様々な船が行きかいます。大きなタンカーは太平洋へ向かって見えなくなっていきました。
階段に腰掛けて、そんな海を眺めながら1時間以上まったりしていました。
ところで、ファストラン。昔はファーストランと呼んでいましたね。
大人になって、ファースト＝first だとすると「最初の走り」っていう意味になっちゃうじゃん。て思い、fast run ならファストランがいいじゃん、と思うようになりました。
でも調べてみると fast の発音は、米音ではファストですが、英音ではファーストだそうです。当時の日本というか世界的にも自転車業界はヨーロッパの方を向いていましたから、英音のファーストで呼んでいたのでしょうね。
だけど、fast run は和製英語なんじゃ？ (^^; Googleに聞いても "fast run" は自転車関係では少ないです。
ファストランと書きますが、気になる人はファーストランと脳内変換して読んでください m(__)m
海のキラキラが少し右へ移動しました。
重い腰を持ち上げて再スタート。
三崎口を下って西海岸。後半の出だしこそ元気な脚でしたが、直ぐにヘタってきます。
途中追い越したのは若いMTBのグループ。「なんだありゃ」との声が聞こえます。若い人はリカンベントなんて見るのも聞くのも初めてでしょうから仕方ありません。
暗くなり始めた鎌倉を抜け、藤沢から少しだけ境川CRを走った後は何時もの環状4号に乗っかって帰りました。
08:18 出発
11:55 久里浜
13:36 岩堂山
16:18 鎌倉
18:04 帰宅
