女性が装飾品に魅力を感じるように、サイクリストはボルト1本にも魅力を感じるものです。自転車パーツに使われるボルトは専用品であることが多いですが、規格品を加工して魅力あるものに仕上げるのもオツです。自己満足の極み。
今回はM5の六角ボルトを加工しました。電動ドリルの先にボルトを取り付けて、電動ドリルを作業台に挟み、ヤスリを当てて削りました。頭の厚さを薄く、かつ球面に削り、鏡面磨き。でも電動ドリルと紙やすりでの仕上げには限界があり、最後は手作業で紙やすりをかけ、最後はピカールです。
このボルトを何処へ付けるかというと、ここのフェンダーを留めているネジです。このネジも形は良いんですが、+穴をナメ易く、緩めたり締めたりする度に角が僅かに変形してしまいます。
球面&鏡面加工したボルトと交換!
前も交換! 頭の厚さもちょうど良く満足な仕上がりになりました。ボックスレンチも使えるのでナメることは無いでしょう。
フェンダー好きの人はダルマを使うことが多いですが、僕はこのタイプが好きです。ステーがフェンダーに密着してすっきりします。
自転車に使われるボルトは六角穴付きボルトが多いですが、これは埋め込みされて初めて美しくなります。上の写真のようにボルトの頭が出ている場所に使うのはナンセンスです。
六角穴付きボタンボルトも頭が球面でスッキリしそうですが、頭の径が小さいのでクリップ(ワッシャの役目)とのバランスが悪いです。それとM5では六角穴が小さいので、これもナメ易い。
フェンダーは振動するのでボルトが緩み易く、しっかり締めたいものです。締結は摩擦力で留まっていますので、頭の径が大きい(即ち面積が広い)方が緩みません。六角ボルトは頭の外側に工具が掛かるので、これをボックスレンチで締めるのが最強であり緩み難いです。このように加工すると美しさも良し。