勝手には動きません。マウスでぐりぐりやってください。データが重たいので表示まで待たされるかもしれません。
回転=マウス左ドラッグ 拡大=マウスホイール 移動=Ctrl+マウス左ドラッグ
3Dはここまでです ↑
今回のモデリングは苦労しました。
最近の手法は主にソリッドモデリングという手法で、積み木を組み合わせて足したり引いたりして形を作っていきます。そして角にRを付けたり面取りします。しかしソリッドでは複雑な曲面の形成が苦手なんです。このWレバーでは軸とレバーがくっつくヶ所(下図のメッシュ状の部分)がソリッドでは作れませんでした。
複雑な曲面はサーフェスモデリングで行いましたが、部分的に透けてしまい、この原因が分かるまでに時間が掛かってしまいました。原因は片側を作って反転して複製したことによって、サーフェス(曲面)の表裏が反転してしまったんです。CADの種類やバージョンによっては表裏を反転させる機能があるようですが、僕が使うCADにはありませんでした。しかたなく正常なサーフェスのメッシュの点群を、透けてしまっているメッシュの点群へ貼り付けて修正しました。
それと、サーフェスをソリッドへ変換する機能が、使っているバージョンには無かったので隙間ができています。完成度が求められる場合はNGでしょう。
今回のような曲面がある製品は模型を作ってから金型を作る場合に多いです。というか昔は全てそうして作られていました。今はコンピューターで作ることが多くなり、複雑な曲面は面倒なので敬遠されがちです。デザイン重視ではなく生産重視。CNC切削加工ではこうした曲面は特に少ないです。

ケルビムの今野さんが雑誌のコラムで書いていました。意思の疎通ができる金型屋なら、ここをこんな風に少し滑らかにして、ってイラストと会話のやりとりで良い製品が出来ていたそうです。ところが3Dでモデリングして3Dプリンタで作る場合は、自由度がなくなって思った物になるまで時間が掛かってしまうそうです。しまいには何をしたかったかが分からなくなっちゃうとか。今回のモデリングでそれが分かったような気がします。
モデリングと同じくらい難しかったのがブログへ表示することです。
以前は3DをWebブラウザで(HTMLで)表示するにはプラグインが必要でした。しかし最近ではそのまま表示することができます。Three.js という JavaScript ライブラリを使って呪文を唱えるんですが、参考になる情報はどれもホームページ用でした。ホームページとブログと何が違うかと言うと、ブログは与えられた環境で文字と画像を表示するもので、ホームページは自前の(借りた)サーバーにデータを入れてHTMLで表示します。WordPressは後者に含まれます。
3Dをブログで表示するには、Three.js ライブラリと3Dファイルを何処へ保存して読み込むかです。ここ はてなブログではとちらも保存できません。FC2(ブログではなくホームページ)は保存できるのでやってみましたが、はてなブログからFC2のファイルを読み込むことは出来ませんでした。
次にトライしたのがデータストレージ。Google Drive, OneDriveはNG。DropBoxでできました。ただし、共有用URLの一部を変更する必要があります。
こうして苦労して3Dを表示することができましたが、これは僕が自転車の部品を3Dで作りたい、それをブログで表示したい、という意気込みがあったからです。そうでなかったら途中で諦めていたでしょう。