ビンディングペダルが誕生してペダルの寿命は短くなりました。特に金属のクリートを使うタイプでは、嵌める時にクリートでペダルを蹴飛ばすからです。性能の劣化はそれほどでなくても、傷だらけになって見るに絶えなくなってしまいます。4年半経った TIME ATAC XC8(以下TIME)を交換することにしました。
同じペダルを探すと2万円前後、円安のため以前より高額になってしまいました。海外の中古サイトで未使用品を見つけましたが、送料込みで1.7万円オーバー。なのでTIME以外の製品を検討することにしました。TIMEで気に入っていた2つの棒へクリートを嵌める心地よさは捨てたくありませんので同様の製品に限定。
三ヶ島 US-B NEUVO
Source: 三ヶ島製作所
世界に誇る日本の三ヶ島、高性能の三ヶ島。形がデコデコして今一つ気に入りませんが、2本の棒は同じなので嵌めやすそう。しかし調べたら2本の棒のうち動くのはTIMEと違うことが分かりました。TIMEでは前の棒が動き、クリートを嵌めるのに前下方向へ踏み込むと簡単に嵌ります。大して三ヶ島 US-B NEUVO は後ろの棒が動きます。これだと真下へ踏まないと嵌りません。ユーザーレビューでも嵌め難さを指摘する人がいました。
ということでボツ。
Crankbrothers CANDY 2
Source: Crankbrothers
こちらは2本の棒が両方とも動き、嵌め易さはTIMEを上回ります。以前長男用に使っていて何度か試した経験がありますので、この点では心配いりません。形はTIMEよりもペダルっぽいですが、アルミボディのため重量が355g。TIMEより60gほど重いですが許容範囲です。
TIMEのペダルはリカンベントとパスハンターで共用していて、二つのシューズにTIMEのクリートを付けて時々で使い分けています。パスハンターに付けている TIME MX 6 は2つの棒のうち1つを外し、本体を加工することで片面をクリップレスで使えるようにしています。同じように Crankbrothers でも片面クリップレスに加工できるかも気になる所。この点は もしかしたら出来るかも というアイデアが浮かんだので後々検討します。
Crankbrothersではペダルとシューズをトータルに考えています。しかも同社製シューズとシステム化するのではなく、他社製シューズでもペダルの性能を低下させないこと、継続的に性能を維持させることに注力しています。
ビンディングペダルはペダルだけでなくシューズと合わせて考える必要があります。特に2穴クリートではシューズのソールとペダルとの接面次第で密着感が高まるからです。シューズが新しい時はキツめで種類によっては嵌めるのにてこずることもあります。
逆にソールが擦り減って隙間が出来てしまうと足がぐらぐらしてしまいます。
この写真はTIMEの場合です。
これを解決するためにCrankbrothersでは隙間を埋めるコンタクトスリーブというパーツを用意しています。
厚さ 1mm, 2mm, 3mm が1セット。
また、クリートのセッティングを簡単に行うためのツールも発売されました。
このようにシューズへの取り付けから経年でソールが減った時まで、しっかり対応しているのが素晴らしいです。至れり尽くせり。
ということで Crankbrothers CANDY 2 を購入しました!
色はグレーですが、カタログと比べると少し青みがかっていますが、フレームが青系なのでよし。
クリートが付属しますが、長男が’以前使っていたのを使うことにしました。多少減って馴染んでいる方がいいと思うからです。実際の嵌め心地は、これまでのヘタッたTIMEと比べると嵌める時に力が必要ですが、外す時には逆に少ない力で済みました。
軸の回転具合は新品なので抵抗がありますが、しばらくすればスムーズに回るようになるでしょう。ベアリングは外側がボールベアリング(シールド)で、内側はスリーブベアリング(ブッシュ)です。三ヶ島を除く多くのペダリングがこのベアリング構成です。
スリーブベアリングは自転車業界では印象が良くないようですが、高負荷に耐えることや省スペースというメリットがあります。ペダルの回転数や力の掛かり方を考えるとベターな選択だと思います。
追伸
踏み面は2mm低く(軸に近く)なりました。シートを前へ移動させなきゃ。
あ、TIMEが左ペダルだ (^^;