幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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英式? 仏式? 米式? それとも和式?

バルブではなく自転車のタイプのお話し。昔は国や地域で分類をしていました。イギリスならサドルバッグに細めの700C、フランスならフロントバッグに太目の650B、アメリカはパニアバッグで細い700C。あくまで僕の中のイメージです。


しかし、今はインターネットのおかげでグローバルになりましたから、国や地域の色濃い自転車はありませんね。フロントバッグがメインで、これにプラスしてサドルバッグ、というのが主流でしょう。ネット上で見る自転車を見てどこの国かは分かりません。古典的なランドナースタイルは日本やアメリカのものを多く見かけるように思いますが、実はヨーロッパの人の自転車かもしれません。

僕の愛車の一つパスハンターは車種としては日本で生まれたジャパニーズです。ランドナーにオールランダーバーを付けたスタイルがパスハンターでしたが、当時の初期の頃だけで、以降はそれぞれの活動範囲に適した自転車を作っていましたね。


僕のCHERUBIMリカンベントはアメリカ製の Cruzbike T50 で得たポジションで設計しましたが、フェンダーその他のパーツは個人的な好みで選んでいます。そもそもリカンベントには国や地域によるスタイルはありません。


先日、フレンチ・ヴェロ・ミーティングというのがあったそうです。インターネットを徘徊していて知りました。エロイカはご存じの方が多いと思いますが、こちらは古いロードレーサーの参加者が多いようです。国は意識していないようですね。ではイギリスは? こちらはあまり大々的なイベントは行われていないようです。しいていうならツイードランでしょうか。

国や地域による個性が無くなった現代の自転車界なので、後世に残していくという意味でも人目に触れる集まりは大切でしょう。