幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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シルバーリムへの道(その二)



その一)からだいぶ経ってしまいましたが、ようやく重い腰を上げました (^^;

今回の主役はサンディングマシーンです! ベルトサンダーとディスクサンダー両方を使えるアイデア製品。中華製です。
Weytoll 2in1 電動ベルトサンダー&ポリッシャー 結構安いです。


Source: amazon


随分前に購入していましたが、なかなか時間を割くことができませんでした。
いい具合に梱包されていたのでこのまま保管するにも良さそうです。






回転数が7段階に変えられます。


当初はベルトサンダーに魅力を感じていましたが、円盤の方が面積が広いことと、何より替えのヤスリが安いです。


粗さ #1000, #600, #320 の三種類を買いましたが、#1000だけで大丈夫でした。



最初は#600で試すと簡単に黒アルマイトが削れました。#1000に付け替えて作業開始。
リムは WTB KOM LIGHT i25 です。ディスクブレーキ用ですが、なぜかサイドにCNC切削のスジがあります。これも面白いように削れていきます。しかし円盤は上手に当てないと ぐるぐる回されてしまいます。円盤の中心から少しずらすとイイ感じ。

リムの1/3でヤスリが消耗して交換します。両サイドを削るのに1時間掛かりました。


リムサイドは平面ですが、内周は曲面なので円盤の外周部分しか使えません。その分 消耗も早いので頻繁に交換することになります。


ふー、ようやく黒アルマイトを全部削り取りました。ここまで4時間。

しかし削った跡にムラがあるのと、リム元々の粗い表面の削り残しがあります。メガネを外して近くで見ながら慎重に仕上げて行きました。

次いでバフがけです。バフの円盤も買いましたので、付け替えてリムに当てましたが、どうも具合がよくありません。回転数は低めがいいようです。ピカールを付けて回すとピカピカになるんですが、ピカールが乾燥して削りカスが黒く残ってしまいます。それと#1000で削った跡まではならしてくれず、跡が一層目立ってしまいました。

やはりというか、手作業が必要なんですね。#1000を使ってサンダーでで削るより、手で擦った方が綺麗になります。外側が消耗した円盤がたくさんありますので、この中心部分を使って手で擦りました。ここまで5時間。


そしてようやくピカール磨きです。ここまでである程度の仕上げが出来ていますので、扱い難いサンダー+バフではなく、靴下にピカールをつけて磨きました。SUNXCDと比べると少し劣りますが満足な仕上がり。ここまで6時間。


疲れました。長時間集中して同じ姿勢なので腰が凝り固まり腹筋も張っています。明日は筋肉痛かなぁ。

作業して思ったのは、サンダーを使ってもムラが出来るので、仕上げは手作業になるということ。綺麗に削るにはリムを固定しサンダーの角度や力加減を均一にしなければなりません。市販のポリッシュ仕上げのリムは、きっと磨き専用マシンがあるのでしょうね。

リムを一本磨くのに6時間。もう一本はいつになるやら (^^;