ブログを介して知り合いになった少し先輩の taboom さんのお店、Maybe Cycle Garage(=たぶん自転車の修理屋?)へ行ってきました。
数年前まで仕事で広島へ赴任していた taboomさん。地域を堪能して生活を楽しんでいる様子がブログから伝わってきていました。そんな広島から地元の埼玉へ戻り、なんと会社を辞め、お店を開くべく修行(アルバイト)を行い、自転車関連の試験にも合格して開業したのが一年ほど前。
「広島にいる時から開業の考えがあったんですか?」と伺うと、
「孫に『おじいちゃんは自転車屋』と言いたかった。」んだそうです。
僕もそうですが、サラリーマン時代を含め自営業となった今でも自分の仕事を他人へ伝えることを躊躇います。医者とか、先生とか、看護士、保育士、運転手 … こういった明確な名前がありません。多くの人の仕事であるサラリーマンは、自分の会社の業種で答えるしかないのが心もとない。でもサラリーマンには組織としての仕事や、実務以外で学ばせてもらえることもあり、taboomさんも僕も「サラリーマンを経験してよかったね」と一致しました。
晴れて夢を実現した taboomさんの城、Maybe Cycle Garage はどんな所なのか
ルート 80.4km △629m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。
我が家からの目的地はほぼ北上です。神奈川県から東京都を縦割りして埼玉へ。
以前 taboomさんが集った「ボー燃会」へ出かけた時のルートで向かいました。
恩田から緑山峠を越えて久しぶりに尾根筋の細道へ入ります。こんな道が鶴川まで。
ムム、どこかで見たことがある形。
手作り感満載のベンチ。まだ出来たてですね。
鶴川から鎌倉街道で尾根幹を越えます。ちょっとした上りですが、この後はべったり平坦なので、前を行くガチなロード組みを追走しました。ゼーゼー。涼しい顔の若者二人に比べ、息が荒い白髪オヤジ。
関戸橋を渡ってそのまま新府中街道を北上します。片側二車線あって路側帯も広いので走り易いですが、しばらくするとドン詰まりで新道は終わり、新ではない府中街道になります。そして再び広い道になり、東村山辺りで空堀川沿いの道へ。
川面が近いです。水が枯れていました。流量は多く無いのでしょうね。護岸も簡素です。
快走っぽい写真ですが、超ゆっくりです。当初狭山湖を回ってから向かうつもりでしたが、そこまで時間に余裕はありませんでした。なので、お店へ直接向かうには少々時間を持て余すことになりました。
東村山付近よりも下流へ行くほどに田舎っぽくなる不思議な空堀川。
再び水が流れるようになりました。ボー燃会の記憶にある道を気持ちよく進んでいるうちに「清瀬市」の看板を見つけ、スマホで現在地を確認するとちょっと行き過ぎでした。
川を外れて清瀬駅を越え、コンビニでちょっと手土産を買って、住宅街をウロウロして到着!
「こんにちは~、久しぶりです~」
中ではtaboomさんがシティサイクルのライトを修理中でした。
細々としたパーツ類は今まで集めた自分のコレクション? 他は売り物のパーツがちょろっと。修理がメインのお店ですが、新車売約済みもありました。正面には額に入れられて誇らしげな合格証。
仕事の邪魔をしてはいけないとは思いつつも、お喋りが弾みます。自転車の話しやブロ友さんのこと、最近手に入れたアビーのこととか、いろいろ雑多な話しで楽しい。
話しをしながらも手は休めず、修理が終わった自転車の引き取り対応や、新車受け渡し等々。「今日はなんだか忙しいんだよね~」と言いながら嬉しそうです。
お店の前の道は駅に通じているので人通りがそこそこあり、しかも歩く人メインの道なので人との距離感が近い。大抵の人がこちらを見て歩いて行きます。中には自転車で通り過ぎざまに「こんにちはー」と大きな声で挨拶していく人も。完全に地域に密着していました。
アビー。前日の土曜は、これで国道最標高地点の渋峠へ行ってきたとのこと。
話しは切れませんでしたがお昼時となり(昼休みは13時~14時)おいとますることにしました。
楽しいひとときをありがとうございました。
帰りは新小金井街道を南下して、途中から新府中街道へ戻って関戸橋を渡りました。
フリマの帰りに寄っている台湾料理屋で食べようと思っていましたが生憎お休み。
仕方なしに少し先に見つけたリンガーハットで餃子&半炒飯を食べました。
そんなこんなな Maybe Cycle Garage 往復でした。
今後もお店が繁盛しますように!
07:27 出発
09:50 東村山(空堀川)
11:00-13:00 Maybe Cycle Garage
16:04 帰宅