シートはリカンベントならではのパーツ。パーツと呼ぶには大きいものですが、これ無くしてはリカンベントになりません。
シート本体はポーランドのTHOR製のカーボン。重さはたったの420gです。
これにオランダのVentisit製メッシュパッド。こちらの方が重くて620g。
https://www.ventisit.nl/en/applications/recumbents/
シートは3D曲面で、しかもこのように背中に合わせて沿っています。座面の先端部は前方へずり落ちないように膨らみがあります。
対して前傾自転車はサドルに跨ります。しかもサドルへ接するお尻(の骨)は ほぼ点と言ってもいいでしょう。体重を支えるにはなんと狭いことか。革サドルをお尻に慣らすことで点は少しだけ面になりますが、それでも狭い。
一日のサイクリングは11時間くらいで、以前はサドルに跨っていましたが、今はもう無理です。尻の筋肉もぜい肉も無くなりました。
リカンベントのシートは自分のお尻や背中に完璧にフィットさせてあるので、とても快適です。でも一つだけ難点があります。それは汗疹(あせも)。今年は特に酷くて帰宅すると痒みが増してきます。そんな時に重宝しているのは こちら。
先の尖り具合と丸み具合が背中をかくのに丁度いいんです。握りもイイ (^^)