ご近所ランドナー乗りからAll-road乗りになった ぱぱろうサン から「ニローネ(韮尾根)でお喋りしましょう」という連絡が入りました。時々お誘いが掛かり、これまでは尾根緑道でしたが、ニローネの方が集合前のサイクリングが長く楽しめます。ぱぱろうサンの他にはランブリンマンさん。ぶとぼそ氏はソフトボールの試合とのことで今回は欠席です。
集合時間は14時半なので、昼食場所を相模湖付近に設定してルートを考えました。
ー座間ー飯山温泉ー土山峠ー鳥屋ー青野原ー綱子ー奥牧野ー葛原ー日連ー相模湖ー千木良ー道志ー長竹ー韮尾根ー志田峠ー三増ー水道みちー座架依橋ー座間ー
ルート 111.3km △1,660m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。
天気予報は不安定な気圧と言っていましたが走る方面は晴れとのこと。雲が多くて助かりました。
町田街道と並んで座間を西へ向かう道(やまと根岸通り)は定番になりました。
相模川、中津川を渡ってR412の旧道へ入ります。ここは走り易くて好きなんですが、意外に車の往来があります。
その旧道と別れて軽く丘陵地を越えて飯山温泉近くへ出ます。
清川村を抜けて新道バイパスを避けて進みます。バイパスは見るものが無いのと坂がキツいのが常なのでサイクリングには向きません。法論堂林道(半原越え)を右に見ながら進んで行きますが、ここで体調の変化に気が付きました。
家を出た時はコロナ以降では一番スッキリした感じだったんですが、ここへ来て頭がふら付きます。貧血?酸欠?脱水?熱中症?
水分補給は中津川を渡り終えた付近のコンビニでペットボトルのお茶を半分ほど飲みました。就寝中はエアコン無しでそこそこ気持ちよくなりつつありますが、それでも発汗で水分が出ていたのでしょう。
日差しが弱かったので助かりました。極力パワーを掛けないように土山峠に到着。
これ以上悪くならないように身体の変化に注意して走ります。
観光地のダム周辺は素通りして鳥屋。傘地蔵で小休止しました。
一山超えて(トヅラ峠というらしい)青根。もちろん道志みちの旧道です。自販機でアイスティーをいただきました。
ゆっくり走る分にはなんとか大丈夫そうなので、伏馬田から菅井へ上ります。
トンネル出口で写真を撮っているとランナーが来ました。サイクリスト以上にタフな人達。自転車は走っていれば汗が風にあたってヒンヤリしますからね。
菅井から藤野へ下ろうとも思いましたが、時間に余裕があったので少し足を伸ばして綱子へ入りました。
綱子橋の手前に旧道があります。小さな橋を渡った後の坂道の上に集会場が見えます。ここまで下ってきた道がまだ車が頃のことを想像しました。トンネルも無かったはずなので、菅井から綱子天神峠を越えて下って来ていたんでしょうね。途中にお地蔵さんや馬頭観音もあります。
銘板には「神奈川県」とありました。綱子の向こう側、案寺沢は山梨県です。でも、通常は橋名と川名を刻むものですけどね。なぜわざわざ県名なんでしょう。
ここの水が枯れているのは見たことがない、ような… 何年か前にギンナンを拾って洗った時の板切れはそのままあります。ちょっとした物を洗うのに丁度いいんでしょうね。
確か前回は凄い剣幕で吠えていた柴犬ですが、今日は大人しいです。はて、何が違うのか。そうか、前回はハンチング帽で今日はヘルメットだからか。
自然の造形を確認して沢沿いの涼しい道で舟久保へ下りました。
奥牧野でも左折してトンネルを潜って上野原方面へ行こうか迷いましたが、もう少し細道を楽しみたいので右折しました。いつもは逆から来ることが多い道です。車のエアロパーツを造るVARISのある小広く開けた土地は好きな場所です。
その後、天神峠を越えて葛原へ出るのではなく、新天神トンネルを抜けて直ぐを右折すると山を巻く道で葛原へ出ることにしました。
この道は久しぶり。2回か3回しか通ったことがありません。葛原の神社前に出ます。
葛原からは相模湖方面へ下ると銀杏ヘアピンカーブにぶつかります。このヘアピンカーブは日本にしては正しい設計をしています。何が正しいかというと、カーブ箇所は勾配が緩くなっていることです。勾配は直線部で稼ぎ、走行にリスクが伴うカーブは勾配を緩くするということ。他の道ではこの逆が多いです。
日連ではお祭りの準備をしていました。お囃子は録音したものを流していたので、少しだけ耳を傾けただけ。
さぁ、昼食です。見晴しドライブインは先週入ったのでスルーし、その先にある幸楽園にしました。台湾料理店なので量に注意です。キムチチャーハンを注文し、少なめと伝えましたが他の1.5倍 (^^; でも丁度良かったです。スープにレンゲ、炒飯にはスプーン、何事も正しい行いは気持ちがいい!
お腹が丁度良く膨れてサイクリング再開。道志を抜けてからニローネへ向かいました。
ヨタハチをチラ見します。唯一無二のデザイン。一度だけ助手席に乗せてもらったことがあります。
長竹を気持ちよく下り、少し上り返してからコンビニへ。ここでノンアルコールのビールテイストを三本購入しました! ヌルまないように凍ったお茶も買い、携行している雨具に包みビニール袋へいれて、いざニローネへ。
既にお二人ともくつろいでいるところでした。お土産(ビール)は喜んでもらえてよかった (^^)
この歳になって友達ができるというのは不思議な感じがします。自転車という同じ趣味での繋がりですが、それでも数多いネット上の繋がりの中から、リアルに会おうという人は多くありません。僕もそうですが、お二人も、ネット上でなんとなくお互いの感じをつかみ、一度会い、二度会い、して自分と合いそうだと感じたんだと思います。友達ってなんだろう、お互いに頼り頼られという間柄、でしょうか。
二時間くらい色んなお喋りを楽しみ、雲行きが怪しくなってきたタイミングで切り上げました。コンビニに寄ってから志田峠へ。
途中、道沿いにあった旗に「ニローネ○○」を見つけ、ニローネって正式名称なんだ、と認識を改めました。Jamさんが命名したものだと思ていました (^^;
どうしても他の人と走ると見栄を張ってしまいます。志田峠までオーバーペースになりました (^^; 雨も降って来たので峠はスルーして下り、三増合戦場跡でぱぱろうサンが荷物が雨に当たらないように養生し、帰途に就きました。
二人は高田橋へ下り、僕は水道みちで座架依橋へ出ました。途中雨足が強くなり路面も完全ウェットになりましたが、フェンダーが身体への飛沫を効率よく防いでくれます。上からの雨は暑い季節は逆に歓迎です。それも座架依橋が近づくと止み、再び座間のやまと根岸通りで帰りました。
07:33 出発
09:28 土山峠
11:14 綱子
12:35 幸楽園(昼食)
13:43 道志
14:35 ニローネ(韮尾根)
16:50 志田峠
18:32 帰宅