今年も行ってきました。海キャンプ! 楽しい楽しい海キャンプ♪
まずは荷物編。今回は切り詰めました。シュラフはインナーシーツのみという潔さ。もし万が一にでも寒く感じるようなら、アンダーシャツとタイツを着ればよし。テント内に敷くシートも無しでマットだけにしました。
AGUのサイドバッグ。それぞれ1/4ほど空いてます。テントと椅子は縦に入っています。
そして気になる重さは、2.8kg と、
3.5kg、 計6.3kg! 去年は8.1kgだったので-1.8kg軽くなりました (^^)
食事は現地の近くで調達しますが、コンロ無しで食べられるものだけにします。ビールが飲めれば幸せ。こっちの方が重くなりそうです。
ビール500ml×4本、350ml×1本、保冷用の氷、水2リットル、お茶500ml、これに食料を加えると6kgは超えるでしょう。
ルート 139.7km △1,230m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。
一夜明けて、いざ出発!
写真を撮っていると女性が二人歩いてきました。朝の散歩かな? 声を掛けるとご近所とのこと、なんだ同じマンションでした (^^; 今はマンションを出ていて久しぶりに実家に戻ってきて散歩していたようです。
6.3kgに軽量化した荷物でも やっぱり揺するとフレームがぐにゃぐにゃします。6.3kgは後輪軸の真上にあるので垂直方向の力には強いですし、走っている分には不安な鼓動がないのでよしとします。
R16の旧道を繋いで鶴ヶ峰からは相鉄線沿いの細い道で保土ヶ谷へ出ました。開かずの踏切は2本待っただけで済みました。ここは一通なので左端を押して歩きますが、後ろからは乗って渡る自転車オヤジが…
保土ヶ谷駅近くから急坂のトンネルを抜けます。上り初めに直ぐ前を走っていたママさんとはじりじり離されました。
急坂の後は緩い下りのDONDON商店街。子供の頃からよく下っていた道です。
運河の左を通って八幡橋まで、その後はR16をしばらく我慢走行です。この頃には通勤時間が過ぎて交通量も少し落ち着きます。
金沢八景で左折して一休み。カヤックは殆ど濡れることはありませんが、何故か暑さは感じない乗り物です。腕だけで漕ぎますが思ったほど疲れないのも不思議。自転車と同じで、一漕ぎ毎に休めることが疲れない要因なんでしょう。
ガリガリ君と冷たいお茶で暑さを凌ぎます。
R16を避けてまったり走ります。この辺りはトンネルが多いです。そして真上には住宅。どちらが先にできたのか…
昭和チックな工場を見学。なぜ昔はこの形だったのでしょう。
鉄好きの方、安心してください。線路は残っています。
海保の船が工場の先に見えました。
こちらには潜水艇。閉所が苦手な人には無理な乗り物です。
日本離れした風景の馬堀海岸。暑い。
走水までくると ようやく街を抜けた感じになります。
観音崎のたたら浜は白い砂で綺麗な水が人気です。バーベキューは禁止のようなので、ごみ問題は無く気持ちよく過ごせるようです。ほぼ下着姿は少ないです。
鴨居漁港は対照的でひっそり、ま、漁港ですからね。
後の八幡神社ではお祭りの準備をしていました。シーズンですから。
浦賀港の船たち。以前見かけた超バルバスバウはその後はいません。遠い海で仕事しているのでしょう。
ちょうど渡し舟が到着したところでした。
お腹がへってきたところで久里浜に到着。フェリーが出向していくところを見届けて昼食にしました。
久里浜と言えばペリー、ペリーと言えば黒船、黒船と言えば黒船食堂 (^^)
今日は炒飯にしました。ちょっと色が淋しいですが、丁度いい量とお味でした。前回同様お店の裏の門の中へ駐車させてもらいました。
食事を終えて自転車を出すと、近くにいたオジサンが「よく来るよね~」と声を掛けてくれました。確か、前回この門の中へ自転車を入れてくれたオジサンです。リカンベントで覚えてくれてるんでしょうね。
トンネルを抜けると広い海岸線が見渡せます。ここは野比海岸で、前方は三浦海岸、でも地形的には一つです。左へ大きく弓なりに行った先まで走っていきます。
でも三浦海岸の道は飽きるので、一本横の細い生活道がお気に入りです。
ここでもお祭りの準備をしていました。夕暮れから夜にかけて、子供達のお楽しみです。何がって、そりゃ、色々ありますよね~ (^^)
広い海岸線の最後は急登です。こちらは前回見つけた細道激坂。今回は最後は押しました。車が来て避ける必要があったし車体は重いし。でも押しても重いですが。
旧ヤマザキの自販機でトマトジュースを探しましたが見つからず、下った小学校脇の自販機にありました。途中の友人宅は今回も留守。交代勤務の仕事なので仕方ないです。
恵奈湾は見事な干潟です。人工的なものが無いのもいいですよね。
激坂を上っていつものV字路。あつさマックス。
神社前まで上って大休止。木陰でゆっくりしました。後は下って買い出しです。
コンビニで夕食とビールと朝食、水や氷を買って荷物満載。ビールは保冷バッグごとお腹に置いて そろそろ走りました。
現地前の坂道を藪をかき分けて下り、到着! 椅子を出したらまずはエビス。あ~幸せ。
直ぐにトリプーさん達も到着してテント設営。今回は打ち上げられた砂がちょうどよく平らになっていたので、ベッドメイキングの砂掘りは必要ありませんでした。砂用ねじりペグも効いたので楽ちん。
Sさんはトリプーさんのオートバイ友達で群馬からです。途中でトリプーさんと合流し、車載で近くまで来てから自転車に乗り換えて現地入り。去年ご一緒したIさんは仕事の都合で来れなくなってしまいました。
暑い中走ってきましたが、この最高のロケーションで報われます。都心と比べると気温も低く、雲も多いので日差しは軟らかく、座り心地のいい椅子に座って幸を感じます。
テントは Naturehike Tagar2。フライシートは無く上部は一枚布で、横はメッシュ+一枚。ポールは弓なりに長いのが一本、上部に短いのがもう一本。フットプリント(グランドシート)の四隅にペグを打ち、二か所にテントの隅を付けてからポールを差し込めば立ち上がります。細引きを張らなくてもこの状態でそこそこの耐風性はありそうです。
高台に上って対岸。以前は向こうの磯の辺りでよくカーキャンプしていましたが、ごみ問題のためか車で出入りできなくなってしまいました。
トリプーさんは釣り。
今回は久しぶりに気合いを入れたそうですが…
奥に一組 簡易テントが張られていました。でもひとしきり海辺を撮影して夕暮れには引き上げて行きました。
先っぽは有名な場所なので最近は撮影をする人が多いです。YoutubeやInstagramな人達でしょう。「少しだけ貸してください~」って言って撮影していました。もう一組のバーベキュー組みは先客なのでどいてもらう訳にはいかず、カメラアングルで工夫するしかないでしょう。人が多い週末に撮影すること自体、本気度が低いとも言えます。
日が暮れてきました。まったりした時間が流れます。ビールを飲んで、ちょいと食べて。
雲が多い一日でしたが、夕焼けが見れました。
天気予報を見たら20時くらいから雨域が来るようでしたが、実際にはポツポツ程度で大したことはありませんでした。Sさんは早めにテントへ入り。トリプーさんともう少しお喋りしてからテントへ入りました。
〇●〇●
夜は… 暑かった。風がぱったりと止んで蒸し蒸し。来年は携帯扇風機必須。
なので5時過ぎにはテントから這い出ました。
白く霞んでいるのは湿気です。
ここへ泊れるのは、トイレを自己完結できること、藪を付き進める人、車とオートバイは駅付近のパーキングへ停めること、の三つです。車を近くに停めると通報されてパトカーが来て排除を求められます。一にも二にも地元に迷惑をかけないことが肝心です。
後の崖が朝日を遮っていましたが日向が近づいてきました。撤退の時です。
暑くてもしばらくはテントを干して湿気をとってから畳みます。来た時よりも綺麗に、ね。
藪は帰りには更に強敵になります。僕は荷物だけ持って上がり、次にリカンベントを上げました。異空間から戻りました。あ~、今年も楽しいキャンプが終わってしまいました。
「バイバ~イ、また来年ね~」「(暑いから)次回は9月にしよ~」
帰途はいつもの道で三浦半島西海岸を北上していきます。違うのは何時もは午後で今日は早朝ということ。
長者ヶ先が見える辺りまで来るとサイクリストも増えてきました。
水平線。華やぐイメージが強い場所ですが、こうして誰もいない静かな海も多いです。
逗子から鎌倉にかけては海沿いから離れて住宅街を進みます。
再び海沿いに出ると江ノ島が近くなってきます。最近は地続きになったとか、ならないとか。
藤沢でラーメンを食べようと思っていましたが、時間が早くて(10時くらい)まだ開いていませんでした。コンビニでアイスを食べてごまかし、自宅近くまで行ってから昼食にすることにしました。
去年みつけたナオミダムポイントを通過し、和泉川に沿ったポタリングルートへ入りました。
こんな道をつないで、
遊水地で一休み。途中でラーメン屋を求めてウロウロするも、入りたい気分になれない店ばかりでした。
結局は自宅近くのぶとぼそ氏の近くのラーメン屋へ。久しぶりの家系のスープは汗で出た塩分補給にいいですね。油分が多いので全部いただくわけにはいきませんが。あ、見難いですが厚めのチャーシューが一枚しずんでいます。
帰宅して、日焼けがいつも以上でした。帰りは半パンツを交換したため日に当たる部分が多くなり、そこがみるみる赤くなってしまいました。途中で日焼け止めを塗ればよかったんですが横着しました。腕も日焼け止め塗っていたのに半日で真っ赤っか。塗った日焼け止めが良くなかったのかなぁ。普段の山方面と違ってほぼ日向の中を走ったからか。
08:00 出発
10:19 金沢八景
11:36 走水
15:46 現地到着
07:50 現地出発
10:30 藤沢
13:15 帰宅