幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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ディスクブレーキの掃除

ディスクブレーキは汚れます。車のホイールが汚れているのもディスクブレーキのパッドの粉塵のせいです。自転車も同じく。
そういう意味もあって濃い色がお勧めです。汚れが目立ちませんからね。これがシルバーだったら…


ワイヤーはそのままでブレーキ本体を取り外しました。
ひっくり返すと、うぎゃ~汚い。


細かい部分は精密機械用のマイナスドライバーをウエスにはさんで使いましたが、キズをつける可能性がありますから爪楊枝がいいでしょう。掃除した後に思いつきました。

綺麗になりました。あ~スッキリ (^^)


GROWTAC EQUAL はCNC切削加工なのでシャープなエッジが目立ちます。寸法通りの精度は出せますが曲面の造形は苦手(コスト増)です。その為か、意識的なのかは分かりませんが、凹部分にRが無いのが気になります。
対して鍛造の製品は精度は出せませんが強靭になることと、曲面の美しさを出しやすいです。精度を求める箇所は後から切削加工します。クランクやシャフト等の強度が必要な部品に使われる工法です。



話しは変わりますが、上の写真を見ると六角穴付きボルトの出っ張りが目立ちます。ブレーキ本体の取り付けはまだしも、ブラケットを取り付けている方は六角ボルトに替えたいです。

昔は六角ボルトが主流でしたが、ある次期から没頭ボルトとして六角穴付きボルトの人気が出てきましたね。サイドプルブレーキの取付ボルトやナット、ステムのコラム固定ボルトがそうでした。高級品は六角穴付きボルト、というステイタスもありましたね。


埋没させて使うことが六角穴付きボルトの本来の使われ方です。ボルトの出っ張りを無くし、破損を避けることに加えて美しさもあります。

しかし最近では六角穴付きボルトと六角レンチ(アーレンキー)の回し易さから、脱着する頻度が多い箇所に使われるようになりました。逆に脱着の頻度が少ない箇所は六角ボルト。

埋没させないのなら出っ張りが少ない六角ボルトの方が美しいと感じます。適材適所で使い分けるのがいいでしょう。ただし携行工具は増えてしまいますが。