@峰山(注意を受けた山ではありません)
先日山サイへ出かけた時に地元ハイカーさんから「ここは自転車ダメです」と注意を受けました。登山口や周辺にもその掲示が無かったので、地元の喫茶店(山猫亭)のホームページから問い合わせをしたところ、丁寧に情報をいただきました。
ご主人は古くからのサイクリストで山岳サイクリング研究会のメンバーでもあり、地元の山域のみならず広く山サイ活動に積極的な方です。
結果、僕が走った山道は自転車の走行は制限されていませんでした。山猫亭のご主人もその認識は無いそうです。
東京都自然公園利用ルール
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/naturepark/know/rule/sakutei.files/Rules.pdf
これには次のようなルールがあります。
明治の森高尾国定公園・都立高尾陣場自然公園内の登山道への乗り入れは控えましょう。
特別保護地区や第1種特別地域への乗り入れは控えましょう。
特別保護地区と各種特別地域は国立公園ウェブマップで確認できます。
①で地域を指定し、
②で公園計画図を表示ボタンを押すと色分けされます。
③で凡例を表示すると色分けの意味を確認できます。
この地図によると、僕が走った道は■薄桃色(第2種特別地域)と■黄緑色(第3種特別地域)です。濃桃色(第1種特別地域)は御岳山山頂付近だけですので、どのみち急勾配や階段等で押し歩くことを考えれば、この山域での山サイは大丈夫でしょう。
また、これと併せて東京都マウンテンバイク利用推進連絡協議会が発行する 東京都自然公園MTB利用自主ルールというのも紹介いただきました。
自主ルール - 東京都マウンテンバイク利用推進連絡協議会(仮) 公式ページ
正直なところ僕はこのルールの幾つかは守れていませんが、許容できる範囲で行動していこうと思います。過去に走った山域で特別保護地区や第1種特別地域だったこともありますが、未熟だったことお許しください。
今回の情報は東京都のルールであり各地域によってルールが存在すると思いますので、走る地域のことは事前に調べる必要があります。
登山道を自転車で走ることは曖昧な解釈の上で可能になっています。白か黒かということだと黒になってしまいます。それは自転車が軽車両だからです。曖昧な解釈で走らせてもらっているという認識を持って、自らの行動が他の利用者に対し悪い印象にならないように努めましょう。それでも他者と問題が起こってしまったら、乗車しないで歩いて(歩行者として)下山しましょう。