幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

記事の検索  | 最近のコメント  | この記事のコメント 
記事の一覧  | カテゴリー  | 月別アーカイブ  | 過去記事一覧 |  

自転車には多くの抵抗があります

内装ハブギヤの駆動ロスについてネットサーフィンしていたら、様々なロスや抵抗を検証しているサイトを見つけました。


ギアボックス システムによる速度の違いは何ですか?
www-cyclingabout-com.translate.goog


ドライブトレインの効率: 1X と 2X の速度の違いは?

www-cyclingabout-com.translate.goog


上記の二つ目のサイトに次のようにあります。

異なるドライブトレインの平均効率
– 2X Shimano Ultegra で 96.2%
– 1X SRAM Force 1 で 95.1%
– Rohloff 14 スピードで 94.5%
– Pinion 18 スピードで 90.5%

平坦な 100km ルート (0% 勾配):
– 2X Shimano Ultegra は平均 31.13km/h
– 1X SRAM Force 1 は平均 31.00km/h (52 秒または 0.5% 遅い)
– Rohloff 14 スピードは平均 30.92km/ h h (1 分 20 秒または 0.7% 遅い)
– Pinion 18 スピードは平均 30.41km/h (4 分 35 秒または 2.3% 遅い)

※ Pinion 18 と ALFINE 11/8 は同じくらいの値です。

確かに内装ハブギヤの駆動効率は劣っていました。
では他の要因と比べてどうなのか。次の検証から分かります。


ダイナモハブ ドラッグは実際にどれくらい速度を低下させますか?

www-cyclingabout-com.translate.goog


ツーリングタイヤの速度差は?

www-cyclingabout-com.translate.goog


フロント/リア パニエとバイクパッキング バッグの速度の違いは?

www-cyclingabout-com.translate.goog


これらから分かることは、ロスは空気抵抗が一番であり、次いでタイヤの良し悪し。
内装ハブギヤやハブダイナモのロスは、これらよりも少ないということです。

競技では負の要因を限りなく排除し、他者より優位に立つ努力を惜しみません。というか、そうしないと勝つことはできません。

しかし競技でない場合は、使い易さ、気持ちよさ、幸福感が優先されます。何よりロスがあってもそれを使うユーザーが途切れることはありませんから。

そして上記サイトでも、こう締めくくっています。
「パニエを全部売ったほうがいいですか?」
『いいえ、売らないでください。パニエは自転車旅行に最適です!』