幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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小津-醍醐-和田峠

日曜は夕方に用事があるので長い距離は走れません。ならば土曜に仕事して月曜を休んで走ろうかと思いましたが、前日に晴れ予報が曇りになってしまったので止めました。
ところが日曜朝の新聞の予報では月曜に晴れマーク。ええ?。SCWで雲域を見ると薄っすら白っぽいので、目の前の快晴を走る気持ちが勝りました。

小津へ寄ってから醍醐林道を上って和田峠のルートなら用事の時間までには帰れるでしょう。

ルート 103.8km △1,385m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


最近痛みが出る脚の付け根の筋(スジ)は今日はどうかな… 先週のおさな染み飲みでは緩く走ったためか痛まずに快適でしたが。身体が万全じゃないとどうしても心配になりますね。

家を出た近くのイチョウが葉を落としていい感じだったので、まずは一枚。銀杏臭さはありませんでした。


北風が強いという予報でしたが、気温は高めなので木枯らし一番では無さそう。若干の向かい風の町田街道を快走していきます。今日は身体が重いなぁ。
ケルビム手前までの高速区間は時速35kmどまり。この程度の向かい風でも調子が良ければもう少しスピードに乗れるんですが。

徐々にスピードが落ちてきた頃、カスタムなオートバイが追い抜いて行きました。はて、どこかで見たことがあるオートバイだなぁ。毎週末走っていると見かける車やオートバイも記憶に残ることも多々あります。

ケルビムの一つ手前の交差点で停まると、そのオートバイも右折車線で停まっていました。すると、
「○山さん、流石に速いですね!」 ケルビムの廣江さんでした。
『なんだよ、自転車乗ってこいよ~』 (^^;

信号待ちで二言三言会話して「買い物行ってきま~す」と右折していきました。
嬉しいですね。わざわざ声を掛けてくれるなんて。

廣江さんは僕のリカンベントを作っています。学校を卒業して今野製作所へ入って2年目だったかな、僕がオーダーの話しをしに行った時に話していました。当時はまだ半人前だったようですが、今では自信をもって作ってくれています。
その後の町田街道は気分よく走ることができました。

その直ぐ後には見覚えのある通勤サイクリストがいました。メッセンジャーバッグを斜め掛けしたガッシリめな人です。パスハンターなら抜かさないスピードですが、リカンベントなので左手を上げて抜かしました。きっと先方も僕のことを「またコイツか」と思っていることでしょう。そして何時もの交差点を右折していきました。

美山通りと陣馬街道の交差点にあるコンビニで休憩して、昼食の買い出しとあんまんを食べました。町田街道のコンビニへ一度入ったんですが、食べたかったシチューが無かったのでこちらまで来たんですが、ここにもありませんでした。仕方なく、というか当たりだったんですが、ビーフシチューにしました。

小津へ入ります。陣馬街道と違って静かな集落内の道をゆったりと進んで行きます。玄関前では朝早いのに近所の人がお喋りしていたり、消防団が作業していたり。

気温が低い川沿いは赤い木が多いです。見頃は過ぎてしまっていますが、


代わりに落ち葉が綺麗でした。


今回もラウンドアバウトを1周と2/3して右折します。行き止まりですが走りたい雰囲気なんです。


前回見つけた木の橋。その時も思ったんですが、ここへ来るまでに川の水は干上がっているんですが、ここには流れているんです。帰りに確認することにしました。


小さな集落と植林の明暗を繰り返します。


雰囲気のいい集落を見ていると、ここへ移って来た人もいるように感じました。きっと静かなこの土地が気に入ったんでしょうね。

チェーンで制限された終点で折り返し、来た道を緩く下っていきます。
行きと帰りでは見えるものと雰囲気も異なりますね。


さて、これくらいの水量がある川の水がどのように無くなるのか。取水口があるのでしょうか。


結果、この地点で地面に滲みて無くなっていました (@_@)
これだけの量の水が地下に吸い込まれてるんですね。地下水とか井戸水がそこら中にあるんですから不思議ではないのかもしれません。


謎が解けてスッキリして小津を後にしました。

力石峠を越えて陣馬を見下ろします。と、その前に物影でオ○ッコ。

そういう時に毎回ありがたく感じるのは、オ○ンチンは素晴らしいっていうこと。男に生まれてつくづく良かったと思いますね。つまんでぴゅっ。狙いも定められますし。犬だって片足上げてぴゅっ。あれ? 猿はどうしてるんでしょう。つまんでる???

陣馬街道へ下ったら和田峠方面へ左折せずに直進します。醍醐集落も静かな集落で好きなところです。
薄暗い所にある悪戯少女っぽい馬頭観音。今日は見逃して50mほど行ってしまい戻ってきました。ワンカップとミルクが好きなようですが、直ぐ左手にあった水場の水で我慢してもらいます。


さて、醍醐林道で和田峠へ向かいます。手前に猟師と猟犬がいたのでちょっと心配ですが、その代わりゲートは開いていました。

そういえば、思い出したように右脚の付け根の筋が痛みだしました。う~む、どうしたものか…
これまでのサイクリングで痛みは走れなくなるほどでは無いのが分かりましたが、それでも気になると疲れも増える感じがします。

ご近所ランドナー乗りの ぱぱろうサン は和田峠に一日で5回上った強脚。陣馬街道で上るよりも醍醐林道の方が楽だとも言います。しかし、僕にとってはどうひいき目にみてもこちらの方がキツイです。 前輪駆動のリカンベントなので、小石や枝や枯葉で滑るからというのもあります。


休まずに上るつもりでしたが、見頃が終わりかけの紅葉の写真を撮るのに立ち止まりました。途中の写真もたまには欲しいですし。


三つ目のヘアピンカーブを越えるとピークは近いです。手前に偽ピークがありますが、偽の方には「警笛鳴らせ」標識なので分かります。誰もいない林道にパフパフが空しく響きます。

そしてピークに到着。ふー、ここは何時上ってもキツイです。
風は思ったより弱く、というか殆どありませんでした。以前、食事中に突風が吹いて、火を点けている時だったら危なかったなぁ、と思ったことがあります。


リカンベントにもたれかかって昼食にしました。日当たりがよくぽかぽかです。
当たりだったのはこのビーフシチューです。先日の西上州でも美味しいビーフシチューを食べましたが、どこのコンビニだったかな。お握りを投入して美味しくいただきました。


一息ついたら出発です。夕方の用事に間に合うように。


和田峠は駐車してある車が多かったですが、サイクリストは少な目でした。4~5人が休憩しているだけ。写真を撮って直ぐに下ります。気温が高めなのでウィンドブレーカーは無し。


今日は富士山が見えました。ここからの富士山は綺麗なんですが、昼時だと見えないことが多いんですよね。サイクリングだと富士山が見える峠に着く時って、だいたいが昼時になってしまいますから。


さぁ楽しい下り。ですが、所々湿った所があるので慎重に下りました。途中から右岸の集落沿いの道へ入ろうかと思いましたが、時計を見て今回は止めておきました。

藤野の上り返す手前を左へ入って行くのが定番ですが、ここは路面がガタガタなのでリカンベントでは振動が背中へあたって気持ちよくありません。スピードも落とさざるをえません。

R20へ出て中央高速のICを過ぎた嫌な上り、今日は前後にロードがいないからとゆっくり上っていたら、終盤になってミラーに3人組みロードが迫っているのに気づきました。仕方ないのでペースアップ。
追いつかれないままピークから下りに掛かり、3人組は相模湖駅前を右折したようなので一安心。

べつにゆっくり走って抜かされてもいいんですが、意地をはってしまう性格なんです。そのせいで太腿がパンパンになってしまいました。う~、キツイ。千木良の外れの桂橋の手前で休憩するはめになりました。

脚の付け根の痛みは気が付くと無くなっていて、その後の帰途は楽になりました。用事には間に合う見込みがついたので、ゆっくりと町田街道を流していると、普段は目につかない店の中の様子が見えたり、何時もと違う町田界隈でした。

07:33 出発
10:27 力石峠
11:39 林道ピーク
12:13 和田峠
15:24 帰宅