幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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関戸橋フリマ-小野路-ケルビム

同士の人達とお話しするのはとても楽しい時間です。ドーパミンがどぴゅっと生成されて心地よさと喜びを感じます。普段あまり(というか殆ど)話しをしない生活なので、この一日で一年分の人と会話したように思います。

名目はフリーマーケットですが、足早に一周しただけで他はずっとお喋りしていました。同行の ぶとぼそ氏、oryzasativaさん、ランブリンマンさん、taboomさん、rikoパパさん、小山田太郎さん、シリウスさん、またお店へ訪れてくれた多くの方々とも一期一会ですが楽しい会話がありました。

ここへ集う人達は趣向の差はあっても、人間性は似ているんだと思います。自分の自転車を弄って楽しいと感じる人達。一人でこつこつ何かをするのが好きな人達。他人を尊重して低姿勢な人達。そんな印象です。

ルート 50km △556m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


前の週前半にぶとぼそ氏から「やっぱりフリマ行く?」と届き、もちろん「OK」と即答しました。しばらく前に秋の関戸橋フリマへ行くか確認したら、秋は止めとくと言われていたので、メールが届いて嬉しかったです。

しかし、木曜までは晴れ予報だったのが、金曜にぶとぼそ氏からメールで「天気微妙だね」と来て予報を確認すると、ほぼ終日雨域が居座る感じ (T_T) 当日朝に決めようということになりました。

朝起きると、どんより陰湿な空でしたが雨予報から曇りに変わったので決行しました。
待ち合わせのコンビニでオニギリ買って出ると ぶとぼそ氏が到着。「ザックが重いよ~」(^^;


こどもの国の坂を上って緑山峠を越えて鶴川、尾根幹を跨いで関戸橋手前で再びコンビニへINN。お昼まで長いので小腹を満たすもを買い、また会場にはトイレがありませんから、ここで朝のルーティーンを済ませておきます。尿意をもよおさないようにコーヒーやお茶は控えました。

関戸橋を渡って会場へ着くと既に賑わっていました。時間は8時ちょい前です。


出店場所をどこにしようか眺めていたら oryzssativa さんが声を掛けてくれました。「左奥の方へ広げました」とのことで、僕達もその隣へ広げました。右手前が oryzasativa さん、左でブルホーンハンドルを手にしているのは ランブリンマンさん (^^)

今回、僕は手ぶらです。CHERUBIMリカンベントの試走中でパニアバッグが付けられないんです。残念。ぶとぼそ氏もオートバイの時と違って商品は少な目です。

中盤くらいになって rikoパパさん も到着して隣に陣取りました。来客には丁寧な商品説明で心を鷲掴みしています。時には通り過ぎようとしていた人(自転車)に積極的に声掛けしたり(押し売り?)(^^;


楽しい時間というのはあっという間に過ぎてしまいます。気づくと人がまばらになって終わりが近づいていました。それでもお喋りが楽しく、最後はお腹が空いてきて終了、みたいな (^^;
皆さん満足した気持ちと、あ~終わっちゃった、という気持ちが表情に出ていました。

帰途は小野路を軽く流してケルビムへ向かいますが、その前に以前見つけた韓国料理店で昼食にしました。ぶとぼそ氏は前回と同じ五目麺、僕はごまだれ担々麺にしてみました。これは当たり、美味しかったです。柔らかな細麺は好みが分かれますが僕は好きです。


ぶとぼそ氏、朝のザックの重さ(8.5kg)じゃ「小野路は無理っ」って言っていましたが、商品が売れて軽くなったので元気です (^^)


ケルビムへ行くのは、試走当初からコツンコツン音が止まない、というか次第に大きくなってきているからです。足にも感じるようになり、このままでは乗り続けられないくらい。

道路の向かい側に到着するとお店の前に出ていた大橋さんと目が合ってご挨拶。信号を渡ると廣江さんも出てきて「こんにちは~」。ケルビムの若者達もみんな同好の人達で、しかも接客姿勢もいいです。

状況を説明し、BB周りの増し締めと、ブームのカップリングへグリスを塗ってもらうことにしました。
その前に廣江さんが交換予定のクラウンを出してきてくれました。「こっちが外ラグ、こっちが内ラグです。」整備の間にたいくつしないような気配りも素晴らしい。

前回クラウンを決めた時は外ラグだったので、ちょっと気に掛かっていたんです。外ラグというのはチューブを外から補強するタイプを言い、ラグ付きのフレームに合わせるようにデザインされています。
逆に内ラグはチューブを内側から補強するタイプで、ラグレスにはこっちがいいんです。
よかった、内ラグがちゃんとあるんですね。


正面からも写真を撮って、これをトレースして図面に使います。ノギスを借りてサイズも計りました。内幅、肩下、穴の位置。

内幅は今のクラウンよりも少し狭いです。32Bは問題ありませんが、フェンダーのステーをフォーク内側へ付けるのは無理そうです。何か対策を考える必要があります。

その後店内を物色していると極太なファットホイールを見つけました。すると窓際で組み付けをしていた廣田さんが「南極を走ったホイールです」とのこと。色々教えてくれました。
探したらマイナビニュースで見つけました。

Source: マイナビニュース


そうこうしているうちに僕のリカンベントのメンテが完了。
廣江さんが「少し乗って確認できますか?」というので店の横の通りを走ってみました。思い切り踏み込んでみましたが音は消えて静かに進みます。Cruzbike T50 の時から異音続きだったので、久しぶりの静かなリカンベントに幸せ感Max。お礼を言ってケルビムを後にしました。

町田街道が好きじゃない ぶとぼそ氏。そんな彼の為に先日発見した境川CRのダートを案内しました。ちょうどケルビムに近い木曽付近から町田市役所付近まで右岸の数キロに綺麗なダートがあるんです。コトコトと気持ちいい感触を、音がしなくなったリカンベントで楽しみました。ぶとぼそ氏も知らなかったようで喜んでいる様子。今日のSEMASスポルティーフでも楽しめるくらいのダートです。

ケルビムと境川CRで程よい時間になって ぶとぼそ氏宅に到着。その後は公園飲みで締めくくりました。あ~、楽しい一日が終わっちゃった。もちろん飲んだ後は暗い道を押して帰りましたよ。