幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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菩提峠-戸川林道-湘南

先週の足柄峠の上りで真夏の日差しにうんざりしましたので、今回は涼しい上りにしたいと思いました。以前ならこんな時は盆堀林道へ向かっていましたが、今なお通れないようなので裏ヤビツにしました。
盆堀林道は冷水が流れる沢が身近にあって空気が10℃は低いんじゃないかと思うくらい涼しいんです。裏ヤビツはそこまでヒンヤリ感はありませんが、川沿いの木陰が長く続きますからね。


ルート 133.9km △1,618m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


町田街道を離れて久保沢の三差路を直進して旧小倉橋へ下ります。この下りの最後の急コーナーは大好き。下っても上っても気持ちいいコーナーです。
橋上に出ると前方に大きな自転車! 以前オリンピックの絵があった所ですが、こんな風に変わっていました。


あ、コンビニで補給食を買うのを忘れました。この先には鳥屋の先に一軒ありますが、仮にそこが無かった場合のことを考えて、長竹から三ヶ木へ向かう坂を上ったところのコンビニへ向かいました。ジリジリと日差しが照り付けて嫌な上りでした。

鳥屋の幹線道路を避けて宮ケ瀬ダム。相変わらず自己アピールしたがりのオートバイが多いです。大人しいオートバイは好きなんですけどね。大きい小さいに関わらず。

湖畔から右折して裏ヤビツみちへ入っていくと、直ぐに木漏れ日の中を進むようになります。草木は二酸化炭素を吸収して酸素を放出してくれます。人や動物は逆に酸素を吸って二酸化炭素を吐きます。もちつもたれつの共生。


日向を走るのはほんの僅かしかありません。


裏ヤビツは車よりもオートバイよりも自転車が多いです。数十人とすれ違い、10人くらいに抜かされました。途中にあるキャンプ場からは子供の声が響いています。夏休みに入りましたからね。


長く緩やかな勾配の道は札掛から徐々に峠らしい上りになります。きまぐれ茶屋も賑わっていて、前に見えていたロード二人も休憩するようでした。そこからの急坂はじんわりと疲労が増してきた脚にこたえます。そして水場で一休み。

車で水を汲みに来ていた夫婦のご婦人から「ステキな自転車ですね」と。『そう言われると嬉しいです』と僕。女性は気が利く言葉で挨拶してくれますね。

再び急坂へ戻り一漕ぎすると菩提峠の分岐です。ここは更に勾配が増します。ミラーに写るロードの人が停車して不思議そうにこちらを見ていました。
急勾配を上るリカンベントに対してか、この先どこへ繋がっているのか、どちらかでしょう。

その急勾配も木陰なので涼しいです。菩提峠は相変わらずハイカーの駐車場になっています。乗っ超えた先の遠望できる所までいって休憩しました。


秦野の先の丘陵地帯から、うっすら海に浮かぶ真鶴半島。この後はあの丘陵地帯を抜けて左方向の海へ出ます。


表丹沢林道へ入った木陰にアゲハチョウが水を吸っていました。カラスアゲハでしょうか。


丹沢山塊の中腹を水平移動すると二つの尾根を跨ぎます。二ノ塔尾根と三ノ塔尾根。二ノ塔尾根には登山道が横切っていますが踏み跡は薄いです。三ノ塔尾根を跨ぐ部分は牛首と呼ばれていて、こちらの尾根道はよく歩かれているようです。

その牛首でちょうど二人のサイクリストが下から上がって来たところでした。二人ともグラベル系の自転車で戸川林道を上って来たそうです。こうした道を走る人とは話しが合いますね。お互いに笑顔で情報交換しました。


足元を見たら Velocity aileron! 僕が欲しいと思っているリムを履いていました。

シルバーはポリッシュとアルマイトの二種類があるんですが、これはポリッシュとのこと。非ロードにも似合うリムハイトが魅力的なんです。あ、それとディスクローターも同じのを付けています。
逆に先方は僕のディスクブレーキ GROWTAC EQUAL に興味があるようでした。先日の小石挟まりを教えてあげたので、少しずつ広まるといいです。事故が起こらないように。

戸川林道に入るとダートになります。以前より少し荒れたように感じました。夏になって川遊びに訪れる車やオートバイも増えていますからね。


グラベル系の女性。


それに続く男性二人。


そして水場に到着。今日は誰もいないなぁ、と思っていたら車が停まったので、僕は休まずに出発しました。


戸川林道のシンボルは数十年前からあります。


ガタゴトが飽きてきた頃に戸川公園に出ました。


ちょうどお昼どき。地図を見たら よく行く菩提のラーメン屋がそれほど離れていなかったので、少し戻ることになりますがそちらへ向かいました。
が、しかし、なんと、休みでした。日曜なのになぁ。

来た道を戻り渋沢で探します。R246に出た所でスマホで検索。渋沢駅の近く小田急線を渡って直ぐ左側に見つけました。中華そば麺匠。


店内は品が良い雰囲気で夜は静かに飲めそうなところでした。
注文したのはこちらのラーメン。スープがとても美味しい! いつも ぶとぼそ氏 に「スープ全部飲むと死んじゃうぞ」と言っているんですが、久しぶりにスープ飲み干しました。


涼しい店内から酷暑の中へ出ると、もう上りたくない、という気持ちが強くなります。一番坂が少なそうな道を選んで海へ出るルートにしました。


岩倉集落。前回もきましたが、いいんです、好きな場所ですから。


橋の横には水路も渡してあります。


途中、壊れていそうな自販機があって、近づくと可動していたので冷たい飲み物で休憩。すると眠気がやってきましたので、よさそうな場所を探しながら下ります。
日影が広いと気温も低くなりますので、ここのガードレールに寄り掛かってしばらく目を閉じました。リカンベント幸せ~。


広い通りの手前で川沿いの小径へ進みます。日差しが柔らかくなってきました。後ろを振り返ると丹沢の上には夏の午後らしい雲が、右手にもその予備軍の雲が広がっていました。このまま日影がいいなぁ。

右手の川をよく見たら護岸していません。草で覆われているのでしょうか。でもこちらの左岸のなだらかな草むらは、暑く無ければ腰掛けて休みたい雰囲気です。

海までの道は直線的で車もそこそこ多くあまり好きではありませんでしたが、この川沿いの道を見つけてからは半分はのんびりできるようになりました。

R1に突き当たり、のんびりした気持ちを切り替えて快走モードへ。しかし暑いせいかガチなロード乗りはおらず、皆さん軽く流して走っています。数人をパスさせていただき、大磯の手前で濃い緑色のグラベル系を抜かします。

信号で停まると近づいてきて「いつもブログ見ています!」と、ブログファンの方でした(arakengoさん)。
少しペースを落として信号の度に少しずつお喋り。聞くと、この日は先週の僕のルートを走ってきたとのこと。ありがたや~ (^^)
どちらまで帰るんですか? と聞くと瀬谷と言うので、じゃぁ、良かったら一緒に走りましょう! ということになりました。

R134に入って時速35km巡行。ドロップハンドルで太めで少しパターンのあるタイヤでしたが、しっかりついてきます。普段から走り込んでいるんでしょうね。
R134を藤沢へ向かって左折したところでコンビニ休憩しました。

色々お話ししている中で「こんなの付けているんですよ」と見せてくれたのは、胸元に付いた小さなカメラ。Insta360という製品で気軽にハンズフリー動画を撮影できてスマホで編集できるとのこと。おぉー、このサイズの大きさならいいですね。僕も欲しくなりました。 

Insta360 GO2 - 360度カメラ

https://hacosco.com/wp-content/uploads/2021/03/go2_img03.jpg
Source: ハコスコ


白旗を抜けて境川、環状4号で中原街道の交差点までご一緒してお別れしました。
また何処かでお会いしましょう!
Instagramへ動画をアップしたら教えてください~い。

www.instagram.com


07:27 出発
08:40 旧小倉橋
11:16 菩提峠
11:46 牛首
12:20 戸川公園
12:55 渋沢駅
14:00 岩倉
17:57 帰宅