先日カーサイクリングで芦川を巡って茅葺古民家の前にリカンベントを立て掛けておいたら、風が吹いてきて倒れてしまいました。写真を撮るのに具合のいい位置にしておくと倒れることが多々あります。過去には水を張った田んぼに落っこちたこともありました (^^;
今回倒れてハンドルのエンドが削れていたのは気がついたんですが、後日後ろのクイックレリーズの頭も無残なことにも気づきました。
改めて取り外して確認すると傷だけでなく変形もあって動きがシブくなっていて、これはちょっとマズいので手持ちのものと交換することにしました。
左が使っていたものです。
無残な傷跡。Kactusというロゴがあります。シャフトはチタン♪ CNC切削で精度はいいです。
こちらはMARSというロゴがある製品。こちらもシャフトはチタン。息子用に買ったんですが、上のものと比べると精度が良くなかったので使うのを躊躇いました。CNC切削ではなくダイキャストのようです。なのでカム部分の球形の精度が悪い。
息子用に代わりに買ったのがお馴染みのTIOGAです。こちらは少し大振りですが、カム機構は古くからあるクイックレリーズと同じですし精度も仕上げもいいです。
Kactusのカム機構はこのようになっています(MARSも同様)。
カムの球形を受けるお椀は真鍮です。MARSはナイロン。
ナットの形も様々です。Kactusのものはエンド当たり面と軸が垂直ではありませんでした。
Kactusをネットで探しましたが今は流通していないようでした。同じKactusでもレバーが丸棒のものばかりなので買うのを止めました。レバー部分は平たくなっていて欲しいです。
選択肢は無くMARSを使わざるを得ません。ただカム受けのお椀はKactusのものに換えました。こちらの方が動きがスムーズだったので。
クイックレリーズは精度の良し悪しが手に伝わってきますよね。最近のこのタイプのカムは総じて感触は良くありません。でも形は好きなのでしばらくこれを使ってみます。
ところで、僕ら古い年代はクイックレリーズと読み書きしますが、本当はクイックリリースなんでしょうね。Quick release ですから。
Googleで聞くとクイックレリーズって聞こえなくもない (^^;
https://translate.google.co.jp/?hl=ja&sl=en&tl=ja&text=quick%20release&op=translate