2022/09/02 追記
GRAWTACへの問い合わせに対する回答です。
小石が挟まってしまう件に関しては、社内の検証では同様の状況を再現できておらず、別のご報告も頂いていないため、現時点での進展はございません。
2022/07/21 追記
GRAWTACへの問い合わせに対する回答です。
現在、対応については検討中でありますが近々に製品改良版ならびに対応策(カバーなど)を出すめどは立っておりません。ご不便をおかけして申し訳ございません。
先日のサイクリングで ディスクブレーキに小石が挟まってブレーキレバーが動かなくなる、という大変危険な事態が発生しました。
小石が挟まったのは写真にある三角の隙間です。
その時はブレーキレバーを強く引くことで「カックン」という感触と共に事なきを得ました。何があったのか訳が分からず、しばらく走っていると再びレバーが引けなくなりました。これはヤバいと思って停車して確認しました。
ブレーキ本体をよく見ると、上の写真の部分に2~3mmほどの小石があって、どけると三角の隙間に挟まっていたことが分かりました。
例えると、小石が四角いプールに入り、三角のドレン(排気口)に詰まった、という感じです。
月曜にGROWTACのホームページにある質問フォームから報告として送信しました。2~3日で返信があると書いてありましたが、その通りにならないのが世の常です。
別の手段でと思い、facebookにあるGROWTACのページでメッセージを送りました。「メール送りましたが、御覧になりましたか?」と。
するとそれを見たかどうか分かりませんが、直ぐに(金曜の夜に)メールで返事が来て「確認します」とのことでした。
ブレーキが掛けられない状態がどれほど怖いことか、想像して欲しいものです。小石が挟まったのは後ろブレーキだったからよかったですが、これが前ブレーキだったら、下り坂でスピードが出ている時だったら、命が脅かされる事態になったことでしょう。
GROWTACの対応を待っている間にも僕は走りますので、自ら対策を行いました。
本来なら原因である小石がプールに入らない対策が必要です。しかし構造上それば難しいので、小石がプールに入ってもドレンに挟まらないように、プレートを貼ることにしました。
紙を少しずつ切りながら形を決め、プラ板をそれに合わせてカッターと鋏で形作ります。
前後のブレーキ用に2枚。
貼り付けは両面テープです。
ラジオペンチでプラ板の端を摘んで、そうっと隙間へ入れて貼り付けました。
ブレーキを掛けた状態でもどこかに干渉することはありません。
下から覗くとこんな感じで、プラ板が穴を塞いでいます。
プラ板の厚みはブレーキ本体とアームの隙間の1/3くらいなので大丈夫でしょう。
さて、GROWTACがどのような対策をするのか待つことにします。