幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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鶴峠-松姫トンネル

久しぶりに仕事が忙しい日が続き3週連続で土日無しでした。9日にワイドタイヤの試走で少しだけ走れたのとジテ通で体力維持。会社勤めしていた時は定時外160時間/月なんていうこともあり、年間でも100時間/月を記録したことも。そんな生活におさらばして個人事業主で働くようになってからは、ほぼ定時で帰宅するようになりました。なので久しぶりの忙しさは身体にも精神的にも、もういいや、という気持ちです。人生の残り時間は自分の為に使いたいものです。

忙しさが一段落したので、なまった身体を解すべく鶴峠へ向かいました。松姫峠は昨年暮れに上ったので今回はトンネルを抜けました。
自宅の近所から眺める丹沢山塊は雪が多く、ランブリンマンさんの情報では巌道峠で積雪30cmあったとのこと。ガッツリ走りたかったので丹沢方面は避けたました。

Ride with GPS でルートを引いて閲覧モードにしたら「あれ?」EsriTipoマップがおかしいです。日本語の地名が表示されません。編集モードでは問題なかったんですけどね。一時的だといいんですが。
良いこともありました。トンネルをちゃんと潜り抜けてくれるようになったんです。今まではトンネルの上の山を越えてしまい、獲得標高に加算されていましたからね。

ルート 158.7km △2,127m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


数か月前のポタリングで痛めたタイヤサイドがいよいよ酷くなったので交換しました。

軽量で柔らかいタイヤは良く転がる反面、痛めると致命傷になってしまいます。舗装の一般道だけを走っていればこうしたことは起こりませんが、ポタリングでウロウロしたり、小石や枝が多く落ちている林道を走るとリスクが高まります。

弱い向かい風の中、町田街道は思ったように進みませんが、そんな時には前傾自転車よりはマシと思うことにしています。トルクと前面投影面積が少ないリカンベントですから。
尾根幹がぶつかる交差点で停まっていると、ロードバイクの女性二人が現れました。今のロードバイク業界はいいですね。若い男性諸君、がんばれ~。オジサンは眺めるだけです。左手を上げてパスしました。

山辺りで若いロード二人組が逆方向で停車中。この朝の時間におかしいな、と思っていたら1kmほど走った地点に10人くらいが停車していました。さては道を間違えたな。普段この辺りを走っていない人達なのでしょう。
通り過ぎる時に元気よく「こんにちは~」と言ってきました。うまく合流できたかな? 今はスマホで連絡がとれるからいいですが、昔はこうしてはぐれると大変でしたね。

上野原からのんびりペースになります。左にふっくらした○ッパイによく似た形の山を見ながら、青空の元で日差しをたくさん浴びて走ります。


棡原の交差点から鶴峠へ向かって上りになります。大き目の交差点ですが交通量が少ないので信号はありません。この先もずっとありませんので、停車するのは自分次第。


そう、こうして写真を撮りたい所があると停まります。


初戸です。今回は腰掛林道(左上方面)へは行かずに右手の田和へ向かいました。


田和は峠付近の日当たりがいい場所に集落があります。ここを上るのは久しぶり。リカンベントでは初めてで、意外と急でした。腰掛林道の方がずっと楽です。


バスの待合所には綺麗な絵がありました。この鶴峠までの道をバスに揺られるのもいいなぁ。


雪は路肩に少しある程度でまったく心配ありません。


飯尾からの上りで振り返ると、遠くの弛みに一本の木が見えました。


あれは笠松峠ですね。


長作の東屋に着いたのでお昼ご飯にします。風が少しあったので日影の東屋ではなく、隣のゲートボール広場の脇の階段に腰掛けました。
今日はこんなのを買ってきました。ボルシチ? ビーフシチューみたいなものかな。


買ってから二度目の出番となったスプーン&フォーク。食べている時にポキッて折れて食べにくいです。

ボルシチにはお握りを投入して食べましたが、離乳食みたいであっという間に終わってしまいました。ある程度そしゃくの時間が無いと食べた感じがしませんね。物足りなかったのでお握りをもう一つ食べました。

スティックコーヒーが家に残っていたので持ってきました。この手のはこれに限ります。そこそこ美味しい。


食事でのんびりしていると身体が固まってしまいます。やんわりと再スタート。
この道程で一番幅が狭いのではないでしょうか。両脇の民家は既に廃墟ですが、何ら支障はありません。ちゃんと車は通れますからね。無理に広げる必要なし。


鶴峠に到着。雪はこの程度で済みました。相変わらず風が抜けるだけで趣きの無い峠ですが、いいんです、ここへ来るまでの道が気分いいから。


リス君も次第に年季が入ってきましたね。


峠直下から眺める雲取山方面。雪は丹沢よりも少ないですね。冬後半に降る雪は太平洋上を低気圧が通過した時ですので、海から遠い奥多摩方面には降らないのでしょう。


下って上り返して松姫峠入口。今回はトンネルを抜けます。


この場所によく造ったものです。


延長3,066m。R20の新笹子トンネルより少し短いですが、それでも凄い長さです。


あるものは使わせていただきます。交通量は超少なく最初に通った時は貸し切りでした。今回は4台くらい。小菅側から入ると1/3は緩い下り、その後の2/3も下り基調です。惰性で時速37kmでした。逆からは入りたくないですね。


出口付近の雪もこの程度です。左のゲートがあるトンネルは松姫峠から下ってくる道です。


さて、ここからはずっと下りです。今回は峠を越えなかったので時間がたっぷりあります。日差しもあって寒さはありません。のんびり、と言っても下りなので惰性でぐんぐんスピードが上がります。上和田の旧小学校付近のトンネル工事に注意しましょう。

猿橋まで下るといつも思い出すのはパスハンターで来ていた頃のことです。脚の疲労感が半端なくこの先が嫌になったものです。リカンベントになってそれが無くなり帰途も楽しみながら走れるようになりました。


07:30 出発
11:34 田和峠
13:21 鶴峠
18:46 帰宅