先日パスハンターで山を走ってきましたが、パセラ26x1.5が重くてアプローチを楽しめませんでした。山道が無い時は1.25で走っていたので快走できていたんですけどね。
山道を楽しむには太いタイヤがいいので、アプローチの舗装路は諦めます。
逆にアプローチを楽しむためには細いタイヤにして、山道の楽しさを諦めます。
こうして、どちらに重点を置くかの選択をしいられます。
しかし、Rene Herse Cycles が起こしたワイドタイヤ革命では、どちらも諦める必要がないと言っています。それを All-road Bike と呼んでいます。
サイドウォールが柔らかいタイヤならば、太くても速く転がるという理論です。
700Cの細いタイヤの軽快感は、太いタイヤでも径を小さくすれば同様になる、と。
700C, 650B, 26HE それぞれの径で速さの違いを体感できることはない、とも。
空気抵抗もしかり。
速度を遅くする路面の凸凹は、それを乗り越えるのではなく吸収することで速度を維持するというわけです。そのためには柔らかいサイドウォールと太いタイヤが有利ということ。
パスハンターにワイドタイヤを導入することにしました。
Rene Herse Naches Pass 26x1.8
もともと僕のパスハンティングの楽しみ方は、自走アプローチを含んだものです。舗装の郊外から林道、そして古道の山道へ。全ての道を対象に考えてオーダーメイドしたものです。山の中では乗車することに拘らず、遠い昔のことを思いつつ雰囲気を楽しみます。こうした場合にブロックパターンのタイヤは必須ではありません。危険を伴う状況では躊躇せずに押したり、または担ぎます。なのでスリックタイヤでも十分楽しめると判断しました。
これとは別に山下りを楽しみに出かける時には、それ相応のタイヤに履き替えればいいです。
Rene Herse Naches Pass 26x1.8 を検索すると幸いにも新百合ヶ丘のHakkleにあったので土曜に買いに行きました。
自転車ショップhakkle(ハックル)
ここは以前サドルを買ったことがあります。リカンベントで向かうと店員さんは覚えていてくれて「久しぶりですね」と言ってくれて、20分ばかりお喋りを楽しむことができました。このお店の品揃えは結構好きです。置いてある自転車も見ていて楽しい。今風のロードはありません (^^;
TAKOぼんサンが好きそうなペダルもあります。
Rene Herse Naches Pass 26x1.8 タイヤの幅は実測40mm(リム内幅17mm, 2.2気圧)。重さは実測295g。
同社が自信をもって語る All-road Bike のベクトルのど真ん中にあるタイヤです。
チューブはMAXXISウルトラライト26x1.5-1.75 110g(廃版)を使います。
これまで主に使っていたパセラと比較してみます。
パセラ 26x1.25 290g + R'AIR 71g = 361g
Naches Pass 26x1.8 295g + MAXXISウルトラライトチューブ 110g = 405g
405 - 361 = 44g
太くなるとタイヤ外周も長くなります。
1.25では1,950mm、1.8では1,985mmでした。思っていたよりも短かったです。
ギヤ比を変えないといけないと思っていましたが、この程度の差なら我慢することにします。
置いてあったタイヤは COMPASS ロゴでした。Rene Herse Cycles に改名する前のものです。
僕は COMPASS のロゴの方が好きなのでラッキーでした。
パセラ26x1.25 (29mm) より僅か5g重いだけ。40mmという太さでは信じがたいレベルです。
カッコイイ♪ 自画自賛 (^^;
ふっくらしたサイドが大好き。
DIA-COMPE GC510 センタープルブレーキとの隙間もいい感じです。
チェーンステーとの隙間も十分。
今日は午前中の用事が午後までずれ込んでしまったので、タイヤを買って装着するだけでした。明日は仕事で、ジテ通しようと思っていましたが、Hakkleまでの道のりが被ってしまったのでジテ通は止めます。
来週末にぱぱろうサンと道志の浦安峠へ行くことにしたので、それまで我慢です。撫でるだけ。
Rene Herse Cycles のタイヤは各地の峠の名前が付けられています。Naches pass をツーリングした時の記事がありました。
Remembering Naches Pass – Rene Herse Cycles