自転車にバッグを付けるとそれだけで雰囲気が旅気分になります。夏にキャンプへ行きますが、暑くて荷物が少なめではあるものの、それでもかなりの重さになりますので、そうそう頻繁に行けるものではありません。小さめなバッグを付ける機会は春か秋の一泊ツーリングくらいでコロナ禍では自粛中です。
そんな時、taboomさんが「ボー燃会」を開催するという発表がありました。読んで字のごとく、集まって何かを燃やしましょう、という会です。氏は最近秘密道具を手に入れたことで、それをお披露目したいということでしょう (^^; 僕はコンパクトな火器類を小バッグに詰めて行くことにしました。
さて、会場はというと、清瀬金山緑地公園の川沿いとのことです。地図を見るとなんとも行き難いところ。東京都を見事に縦にぶった切る感じなんです。Googleマップで見ると細い道ばっか。都心の細い道は自転車にとって走り難いことこの上なし。
でも地図を睨むと見えてきました。関戸橋から北上する道は何度も走っているの安心できる広い道。これが寸断された後は我慢して細い道を更に北上すると、再び広い道になります。東村山付近で空堀川沿いに道があるので、これを伝って行くと嫌な道は少なくてすみます。
ルート 59.2km △592m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。
今回の出で立ちです。旅気分を湧き立てるパニアバッグは、ショルダーバッグを連結したものです。シート下の赤いのはヘリノックス似の椅子。地べたに座るのは疲れますからね。
走り出すと直ぐに何時もと違う愛車の鼓動に気づきます。キャンプ装備の半分以下の重さなんですけどね。のんびり走ることにしましょう。
こどもの国坂を上って鶴川、小野路から多摩ニュータウンをつっきって関戸橋。ここまで1時間くらい。もう1時間くらいで空堀川に着ければ、あとはのんびりとポタリングで現地まで余裕でしょう。
ほぼ予想タイムで空堀川に着きました。思ったよりいい雰囲気の川と、それに沿った道が続いています。
川沿いの道は幾つかトラップがありましたが、12時前、無事に現地へ到着しました。集合時間前でしたが既に皆さん落ち着いてます。taboomさんのブログへの参加表明は少く、お馴染みのメンツでは rikoパパさん だけでしたが、やっぱりというか各方面から多くの方々が集まりました。
ボー燃会ではありますが、焚火無しで参加でももちろんOKで、近代的な火器を使って食事してもOKです。
僕が持ち込んだのは VARGO ヘキサゴン ウッドストーブ。
でも、食事はいつものコンロと焼き網で温めました。焚火だとすすで真っ黒になっちゃいますからね。焚火は大人の遊びということで (^^;
皆さんそれぞれ焚火や食事を楽しむと歓談タイム。もちろん愛車自慢タイムでもあります (^^)
焚火最中に声をかけていただきました。「六浦っ子です!」
おぉー、これはこれは『はじめまして』です (^^)
そしてリカンベントにとても興味があるということで試乗タイムです。
リカンベントはスロープを惰性で進むなら簡単なんです。スーっと下って何漕ぎかできていました。
続いて今年の夏に日本縦断を果たしたとういう少年。こちらも問題なく乗れました。
14時を過ぎると予定通りお開きとなり、ちらりほらり、帰るべき方角へ走って行きます。あ、歩きの人もいました。ここはロケーションがいいですね。風もなく暖かだったのも幸いでした。また来年も開催してくれることを期待します。
右が開催主taoomさんです。
さて、帰りは六浦っ子さんとご一緒しました。来た道を戻ります。
細く走り難い道の途中でトイレ休憩。
あ! 発見 (^^)
フロントバッグ&サイド。ランドナーでは後ろより前に付けた方が安定しますし、様になります。
僕もそうですが、この歳になると出かけることが少なくなります。そんな中、今回のボー燃会は荷物を積んで走る良い機会を提供してくれました。taboomさん、ありがとうございました。写真はtaboomさんブログから拝借。