チェーンのテンション(張力)は意外と重要で、弱いとチェーンが外れやすくなりますが、強いとチェーンの抵抗が増します(以前ペダルに重りを乗せて確認しました)。ディレイラーでローギヤにした時に何故かペダルが重く感じるのはそのせいです。ギヤの前後たすき掛けを避けるのもそのためです。
チェーンが外れるのはチェーンテンショナーのプーリー部分だったり、酷い時にはチェーンリングから外れてぶらぶらになってしまうこともあります。舗装路の継ぎ当て等でガタガタのところを走ると外れたりします。
上の写真では死角になって見難いですが、プーリー部分にチェーンが外れないようにU字状の金具が付いていますが、チェーンが暴れてこの金具に干渉して後方へ押しやられてしまいます。するとチェーンが当たってガラガラガラガラとなってしまうんです。
テンションは極力弱めにしていましたが、最近チェーンが外れることが多くなったので少しテンションを強くすることにしました。
調整前はこくらいしかテンションを掛けていません。ゆるゆるです。
テンションの調整はスプリングを引っかける位置を変えることで行えます。買った時の状態では確か穴が二つ開いていましたが、どちらもテンションが強過ぎたので別に穴を開けた経緯があります。
左上の穴を使っていました。構造上、他の位置に穴を開けられそうにありません。
本体側に穴を開けることにしました。
適当なドリルでグリグリ。ドリルが細かったので棒やすりでグリグリして完成。
このくらいのテンションになりました。昨日半日走った感じではチェーンが暴れて外れることはありませんでした。これでしばらく様子をみることにします。