このボトルケージをご存じのサイクリストはかなりツウです。
年代物というだけでなくハンドルバーに取り付けるタイプなので、当時でも使う人は少なかったからです。
このボトルケージはTA。
35年くらい前だったと思います。パスハンティングを楽しみ始めた頃に手に入れてオールランダーバーに取り付けていました。パスハンティングでは自転車を担ぐことがあるため、フレームのダウンチューブにボトルがあると邪魔なんです。
画像ではほぼ垂直に取り付けていますが、実際には少し前下がりにするのが具合い良いです。視覚的にも機能的にも、重力的にも。
とても気に入っていましたが、いつの間にか別のボトルケージをサドル下へ付けるようになりました。たぶん、錆びてしまったんだと思います。
数年前に長男自転車一号を作った時に、たまたまネットでレプリカを見つけました。その時のフレームはボトルケージ台座が無かったのでハンドルバー用を探していたんです。
Electra Ticino SS Handlebar-Mount Bottle Cage
完璧なレプリカ。既に本家のものは作られていませんのでレプリカと言えども大歓迎。しかし、このボトルケージも既に入手はできません。残念です。
取り付けは専用のバンドでしたが、首を振らないようにきつく締めることが出来なかったため、ホースバンドで留めていました。見てくれは若干お粗末ですが強力に締め付けられます。
とても美しい形で僕はお気に入りでしたが、息子は「ダウンチューブに付けたい」と言うので、二号のQUARKでは使わなくなりました。僕のQUARKパスハンターにはハンドルに付けるスペースがないのでお蔵入りです。いや、机の上において眺めるのがいいかな。