土曜にディスクブレーキ(JuinTECH R1)をケルビムへ預けに行きました。キャリヤを作る時でいいと思っていましたが、フレームを作る時にもあった方がいいそうです。
店内にあったイイ感じの自転車が目にとまりました。
太めでボリュームのあるタイヤが今風で All-road bike っぽいです。フロントフォークは既成のカーボンで、スルーアクスルの位置を変更してオフセット値を変えられるものです。もう少し細いと他のチューブ径と合うんですが。
フォークにはダボがあるのでマッドガードを付けることもできます。タイヤはグランボアのシプレ650x32Bですが、リムの影響か僕が使っているのよりも太く見えます。
ディスクローターはカンパが付いています(というか他もカンパ)。シンプルなデザインは流石カンパという感じ。このローターだけでも話しが盛り上がりました。使いたいんですが値段が高いくて (^^; 消耗品にそんなにお金は使えません。
これは Serena-Disc というモデルで、帰宅後にネットを見たら女性向けだとのこと。でも店にあるものはそうは見えないですね。
Serena-disc | BIKES | CHERUBIM
ついでにネットで All Road-disc も見てみました。こちらは細めのタイヤが付いているので、ヤン氏らが提唱する All-road bike とは違うものと思っていました。でも良く読んでみると幅38mmのタイヤまで対応とのことでした。ホリゾンタルだし700x30Cでシルバーのマッドガードを付けたらスポルティーフっぽくなりそうです。
All Road-Disc | BIKES | CHERUBIM
もう自分用に前傾タイプの自転車を作ることはないと思っていますが、息子用だったり、最近ランドナーから浮気ぎみの ぱぱろうサンだったり、そうした人向けの自転車を妄想するのも楽しいです。
かつて ZUNOW ラウロロード に乗っていた頃は24mmのSOYOチューブラーを履いていました。ロードレーサーの軽快感は感動物でしたが、慣れてくると路面からのゴツゴツ感が気になりだしたからです。でも クレメン クリテリウム 等の高級チューブラーには手が出ませんでしたけど。
昨今のロードレース界では路面状況によっては30mm前後のタイヤを履くこともあるそうです。太めへシフトしたのは ReneHerse Cycles のヤン氏が技術検証をレース関係者へ提言したという背景があるようです。
何をもって何を信じるかは人それぞれです。今でも現役レーサーでもある細山製作所の細山さんは「太いタイヤがいいって言うけど、そんなこと絶対ない。」と言っていました (^^; レース状況やコースに合わせて自らフレームを作って参戦している人です。
上りでのアタックやゴール前のスプリント、立ち漕ぎで自転車を左右に振る動作、こうしたロードレースと、エンデュランス系の巡行が主なレースとでは好まれる自転車は違ってきて当然でしょう。
僕がリカンベントに太めな650x32Bを選んだのは軽快感と心地よさのバランスがよさそうだったからです。42B以上になると、たとえ軽量なタイヤであっても軽量なチューブがありません。総重量が重くなってしまい、乗り心地や巡行は良いけれど漕ぎ出しはどうなの? という懸念が残ります。
日本の狭い土地の峠道では時速5km前後で上っていることが多いです。ペダル一踏み毎に加速を繰り返しているようなものですから、漕ぎ出しの軽さはとても重要だと思っています。
追伸 軽量なチューブありました。最近はポリウレタン系のもの(REVOLOOP等)が超軽量です。高価なことを除けば良い選択になるでしょう。グランボア38BとREVOLOOPの組み合わせて285g。むむぅ、
CHERUBIMで、製作中のリカンベントのフロントフォークにALFINE内装ハブギヤを付けて、カセットジョイント(写真の黒く出てるやつ)の角度を確認しました。ほぼ平行についているのでOKです。気持ち左下がりになっているとワイヤーケーブルの流れが綺麗になるのになぁ。『フォークと平行』と指定したので仕方ありません。