幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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多摩丘陵-志田峠

今年も ぶとぼそ氏 とのゴールデンウイーク遠方ツーリングは自粛しました。その代わりに丸一日走って、そして夜は公園飲みして欲求を満たすことができました。

僕たちの住む地域は丘陵地帯にありますので、スタートから車に追われないサイクリングが可能です。今回は多摩丘陵を徘徊し、後半は志田峠を越えてくるルートにしました。

ルート 76.2km △963m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


長津田駅近くの橋の上で待ち合せました。ここなら鉄道好きのぶとぼそ氏を待たせたとしても退屈しませんからね (^^;

パスハンターにしようかスポルティーフにしようか悩んでいたようでしたが、やっぱり気軽さからパスハンターにしたようです。
ぶとぼそ氏が指さす遠方を見ると、雪を被った南アルプスが見えました。昨日だったか一昨日だったか天気が崩れた時は寒かったので雪が降ったんでしょうね。

少しお喋りしてスタートです。まずは恩田へ下って山の辺の道を通ってこどもの国へ。

コロナ禍で緊急事態宣言やまんえん防止対策なんちゃらが発令されましたが、小さな子供を育てている家庭では外へ出かけなければ、気がおかしくなってしまいます。子供は身体を動かさないとね。
なので こどもの国前は既に駐車待ちの車の列が出来ていました。

こどもの国の脇にある急坂を上ります。

かつてここは若者達がオートバイでコーナーを楽しむ場所として知られていましたが、今は通行が制限されていますので静かです。そういう若者もいませんしね。

上った後は小田急線沿いの尾根伝いの小径です。


再び下ると鶴見川。ここのサイクリングロードはトラップが狭くてリカンベント泣かせ。でもそのおかげでスピードを楽しむロードバイクが少ないので気を遣わずにすみます。前方に富士山が少しだけ頭を出していました。


小野路へ抜けるトンネルは通らずに小高い山を越えました。丘陵地帯は高い山はありませんが、昔ながらの細い生活道は急坂が多いです。

小野路交差点を渡り、直ぐにまた細い道へ。とことん車を避けて走ります。


小野路界隈は何度も脚を運ばないと覚えられません。それだけ地形が入り組んでいて道がたくさんあるんです。


ここは一番の展望地だと思っています。前方に丹沢山塊を望み、植林の暗い色が無い雑木林の緑が広がっています。送電線もありません。

唯一正面の二つの細長い煙突のようなものが目障りです。ぶとぼそ氏曰く「リニアモーターカーの排気口だよ」と。


広い車道を跨いだ後は関谷の切通しへ向かいます。


水を引いた田んぼからはカエルの鳴き声が聞こえています。


GWとあって歩いて散策する人も多いです。ぱふぱふで注意を促しながら通過します。


関谷の切通し。


両脇の木がかろうじて壁につかまっています。ここもいつかは補強されてしまうことでしょうね。それまでは楽しませてもらいましょう。


次いで ならばい へ。


ここの道と風景も素晴らしいです。前方遠くには富士山も。


近くにバス停があるためか散策組が歩いて来たので、僕らも押して歩きました。


小山田緑地の脇を抜けてこの界隈は終了。上って戦車道路に出ます。

緑に囲まれた遊歩道は歩いている人が多いので注意しながら進みます。

やっぱりというか、毎度というか、二人で走ると時間が経つのが早いです。少し早いですがお昼ご飯にしました。
町田街道へ下ってスマホで見つけたラーメン屋へ行ったら、外まで並んでいたのでパス。相原の踏切でふと左手を見るとお蕎麦屋さんがあり、丼ものもあるようなのでそこに入りました。
そば屋というより何でもありの和食屋さんでした。ぶとぼそ氏は親子丼セット、僕はねぎとろ丼をいただきました。


城山湖へ上る予定でしたが止めて、津久井湖左岸の道で三井へ向かいます。

しかし、ゲートが厳重になっていたので素直に諦めました。
津久井湖の向かいには大きな切り通しが二つあります。対岸からもよく見えるので、このうちの左側の切り通しを超えることにしました。

三井大橋はどうせなので歩道の吊り橋を渡りました。


急坂を上って切り通しに到着。神社がありました。こうして改めて立ち止まったのは初めてです。お地蔵さんや馬頭観音がありました。


車に追われるのが嫌なので、車列が切れたのを見計らって下ります。
韮尾根手前の上りは結構キツイ。今日一番の勾配です。同じキツさなら雰囲気が良い道を選びたいですよね。集落内を抜けて開けたところが韮尾根です。

高原状の農耕地の中の道を進むと喫茶ニローネに到着。コーヒーを注文しました。


ぶとぼそ氏とは見える景色が同じなので、山を眺めたり、写真を撮ったり、お互いに気を遣いません。後ろにいないなと思っても、何かを見つけて写真を撮っているんだろうし、はぐれない程度に進みます。
見かけによらず冗談も多いので、それに釣られて僕も冗談交じりの会話になるんです。話題も幼馴染の友達のことや、ブロ友さん達とか、共通の話題が多いのでお互いに喋りっぱなし (^^;

さて、この後は愛川へ下ろうか、志田峠へ上ろうか、という選択肢。下りは気持ちいい反面、スピードが出すぎて落ち着かないので、上る方を選びました。志田峠はゆるゆるですしね。

お地蔵さん、そろそろ「暑いよー」と言いそう。可愛いポーチにはお賽銭が入っていました。


志田峠は昔から変わらず。


埋め立て工事は残念ですが、今は静かになっているようです。意外と眺めもいいです。


数百メートルあるダートは所々荒れているので慎重に。


三増へ出てからは、今回は川へ下らずに河岸段丘の上のルートにしました。


住宅の中には古い家屋があったり、車の修理工場に年代物があったり、そういうのを探すのも楽しいです。

最後は座架依橋で相模川を渡ります。バーベキューの人達はソーシャルディスタンスを保っているようでした。
座間から南林間を突っ切るいつものルートで帰りました。



そして夜の部。
スーパーマーケットで買い出しして公園飲み。公園というかグランドの観客席です。
僕らの他に主婦らしい三人組も楽しんでいました。公園飲みも問題視されているようですが、問題なのは人数ですからね。確率ゼロは求められていません。

もちろん酔った後は歩いて帰宅しましたよ。


08:15 出発
12:31 相原(昼食)
14:28 ニローネ
18:20 宴会場
23:30 帰宅