幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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大ダワ

大抵、実際の天気は予報よりも早く進みます。週半ばでは土日共に雨予報でしたが、日を追うごとに日曜に小さく晴れマークが点灯し、結局当日は終日晴れ予報になりました。ただし、北西の風が凄く強いとも言っていたので、半日サイクリングなら海方面を大西(風)に乗って快走、と考えていましたが、終日ガッツリ走れるので奥多摩の大ダワへ上ってきました。

ルート 141.4km △2,333m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


花見シーズンが終わったためか町田街道は空いています。(雨)降る降る詐欺でサイクリストも無し。
小山付近まで走ったところで、あ、デジカメのSDカードを忘れた、ガ~ン。仕方ない、今回はスマホカメラで。

八王子を過ぎてから谷野街道へ入りますが、先日見つけた創価大の坂を回避する道は止めました。前日の雨で滑り易くなっているでしょうから。

草花通りを抜けてゆくと、途中の信号で八重桜の花びらが風に舞っていました。


旧満地峠も前述同様に回避。旧トンネルを潜ります。何かが生まれてきそうな形ですね。


前回見つけて気に入った大荷田川沿いへ入っていきます。こちらは不整地はありませんから。


途中、今年初めてのヘビに遭遇。道の真ん中でお腹を温めていました。踏まれてはマズイとおもって尻尾側から追うと、反転してこちらへ向かってきて焦りました。毒はないからいいんですが。

前日の雨をたっぷり吸った後の新芽は勢いがいいです。癒されますね~。


目ざわりな電信柱は脳内消去して写真にも写らないように、っと。


民家が現れ始めると中心部の集落は近いです。


日曜の人気が無い朝の時間帯にこうした里山を進むのは気持ちいいです。


この一帯は植林が無い本来の姿を残しているのが貴重です。圧倒的な広い新緑が続きます。

二ッ塚峠手前の車道に出て青梅へ下りました。

吉野街道に出る頃には車の数も多くなってきます。奥多摩帰りなのか、旧車とたくさんすれ違いました。僕のリカンベントに気付くと、大抵は振り向いて視線を送ってきます。乗り物好きには興味の対象となるようです。

古里の手前で前から気になっていた旧道へ目を向けると、水車とお地蔵さんが見えたので少し引き返して入ってみました。


水車は手作りっぽいです。


古里で玉川を渡ります。


風は山方面なら弱いだろうと思っていましたが、この日の風は力強い。幾つかのトンネルは風洞実験設備のようでした。メーターを見ると時速8km… 途中後ろに追いすがっていたロード氏はみるみる離れていきました。

奥多摩駅を過ぎて大ダワの入口です。この標識、いつか雑巾を持ってきて磨きたい。


凡そ6kmで650m上る厳しい道。初めからローでペダリング一回転事に踏んで休むの繰り返し。植林の暗い道を抜けて気持ちは少し晴れますが、まだ道半ば。
左手の沢の向かい側の斜面が大きく崩れていました。その上に回り込んだ道が続いています。道が崩れていたら復旧はかなり大がかりになったことでしょう。

上り始めはゆっくり踏めば大丈夫かも、と思いましたが、中盤以降は膝周りがキツくなってきました。

大ダワに到着。今回は1時間12分でした。前回より2分短縮 (^^)


イカーが数人と軽トラがいました。今回はトレランはおらず。


風が吹き荒れる峠を早々に後にし、直ぐ下の伐採展望地へ移動しました。


おにぎり一つ、シットオンランチ。


立ちショ〇も済まして下りです。小石小枝が多くて気を遣います。


そしていつもの神社へご挨拶。


口の飴玉は何年舐めても減りません。ゴキゲンですね。


神ノ戸岩(裏)。


素掘りのトンネルは中で曲がっているのでライト必須。


神ノ戸岩(表)。


ひのはらYHで通りに出ます。


この道はいつも逆に走るので新鮮です。ゆるく下りながらカーブを楽しみました。
檜原村役場前のT字路でには、甲斐・江戸 の標識あり。甲斐へ行くには風張峠を越えて、大菩薩峠を超えなくてはなりません。昔の人は途中どこで泊まったんでしょうね。


檜原街道を少し下って、秋川左岸の道へ入ります。いつも綺麗に手入れしてあるお地蔵さんの前を通って吊り橋を渡ると、


ランドナー氏が休憩中でした。


『こんにちは~、格好いいランドナーですね。』
「こんにちは、珍しい、リカンベント!」

とても綺麗なSWALLOW。現代パーツで構成されていました。家にはTOEI号もあるとのこと。柏にお住まいで近くまで輪行してきたそうです。僕が自走だと言うとビックリしていました (^^;
ハンチング帽同士で15分ばかりお話しを楽しみ、お先に失礼しました。


すると、前方にもう一人ランドナー氏が坂を上っているのが見えました。50mまで近づいた時、右の道へ下って行ってしまいました。パフパフ~鳴らしたんですが。


渓谷がなだらかになると五日市は近いです。


五日市は駅まで行かずに手前へ秋川を渡ります。西日が水に反射して眩しい。


小峰峠からは山沿いの小径を進み、開けたところで再びシットオンでパンを食べました。風はやや弱まったようです。

いつものお地蔵さんへスマホカメラを向けると、なにやら目にとまりました。


美脚のミニスカ娘です。お地蔵さんもさぞかし嬉しいことでしょう。


丘陵地を貫くアップダウンの激しい美山通りを我慢走行し、町田街道へ入ればあとはまっ平。追い風に乗って気持ちよく走れました。
町田から左へ折れ、昔よく通った道で実家へ寄ることにしました。母のリウマチがまた痛み出したとのことで様子をみに。思ったほどでもないことが分かり、ほっとして家へ帰りました。


07:32 出発
09:56 旧満地トンネル
12:06 大ダワ入口
12:23 大ダワ
14:13 神ノ戸岩
15:21 五日市
18:49 帰宅