携行工具の見直し - 幅員5.5m未満をゆく

自転車の重さを減らすことは難しいですが、携行している物を軽い物に換えたり、削減することは出来そうです。工具は特に重いので見直すことにしました。

工具は自作のこんなのに包んでバッグへ入れています（汚くてスミマセン）。
これで365gあります。

定説通り重い物からいきます。

重いであろう工具は三つ。六角レンチ（ビット）、チェーン切り、モンキー。

六角レンチは TOPEAK の TookBar という製品で重さは 68g。
ビットが柄の中とケースに数種類入っていて、タイヤレバーもついています。残念ですた既に廃盤です。他のメーカーの製品も色々見ましたが、使い勝手（棒状の柄が好み）と軽さから現状維持としました。

次いでチェーン切り。これも TOPEAK の製品で Super Chain Tool というもの。付属品を除いて本体だけで重さは約70g。
これも他と比べると軽量です。さすが TOPEAK、優秀です。
ちなみに六角レンチとチェーン切りがセットになったマルチツールも多くありますが、上記二つを合わせた重さと比較して大きく下回るものは少ないです。
ということでこれも現状維持です。

むむぅ、減らないじゃん (-.-)

モンキーはどうか。これは75gです。
モンキーを携行する人は少ないと思いますが、僕の場合、内装ハブギヤ（ALFINE）を愛用しているので、これのロックナット（15mm）用に必須なんです。サイクリング中で一番のトラブルがパンクですからね。

これより小さいモンキーを探したところ、trad ミニモンキーレンチ 100mm という製品がありました。本体だけの重さは約35g。

買う前の情報では開口15mmとのことでしたが実際には14mmでした。一旦は諦めかけたんですが、ネジ部分を削ることで15mm開くようにしました (^^)

モンキーを換えることで－40g。ちょっと寂しいので他の工具も検討しました。

次に重そうなのは スパナ（8, 10mm）で約35g。これはボルト＆ナットで留めている部品があったために携行しています。どこだったかなぁ…　検討持ち越し。

ニップル回し はどうか。これは見ての通り大きな穴が開いていて軽量で15g。
形に惹かれて買ったものですが、実際にホイールの振れ取りで使っているのは更に軽量なプラスチック製（先だけ鉄）の5g。なぜこちらを携行しないのかというと、リング状になっていないので携行し難いんです。でも、頭をひねってスペースを見つけて携行できることが分かったので、これに交換することにしました。

削減できるものはあるのか？

左から、
ブレーキワイヤー（複ヨリ）は念のため。確か長さはパスハンターの後ろブレーキに合わせてあります。リカンベントには足りないので考えないといけません。複ヨリは柔軟なので小さく丸めるのにいいんです。

タイヤブート。これは先日の巌道峠バースト事件で大変お世話になりました。必須でしょう。

六角レンチの右隣は チェーンオイル です。まめに注していれば必要ありませんが、たまに忘れてシャリシャリ音がしてくることもあるので携行しています。中身は半分以下の少量です。

チェーン切りの左にあるのは 毛抜き です。パンクした時に刺さったトゲを抜くのにあると助かります。

その下の チェーンのコマ。ディレイラー無しなのでチェーンが切れた時には、切れたコマを継ぎ足す必要がありますからね。

スパナ（8, 10mm）は前述の通り検討です。

細い六角レンチ は、TOPEAK＆ビットでは入らない狭い箇所があるので必要なんです。ディスクブレーキのパッドを外す時とか。サスペンションステムのスプリング調整とか。一番細いのはどこだったかな？

スポークの切れ端 は内装ハブギヤ（ALFINE）のワイヤーを外す時に必要です。長い方はリカンベント用にチェーンフックを兼ねています。

最後はタイヤレバー。ずっと持ち続けてきましたが使ったのは遠い昔です。パスハンターでもリカンベントでも使ったことはありません。TOPEAK の ToolBar にタイヤレバーが付属しているので、この機会に削減です。

結果はトータルで 365g のところを 305g に軽量化できました。たったの－60g (>_<)