幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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リカンベント図面

これまで何度かC社へ伺ってフレーム形状のイメージを伝えてきました。イラストだったり、類似の写真だったり。
チューブはどれくらいの太さがいいか、メインフレームは接合するのか曲げるのか、フォーククラウンはどれを使うか、ヘッド小物はどれを使うか。
そして現在のフレームの寸法を計測するために預け、ヘッドアングルとフォークオフセットの値が決まりました。

これで不確定要素が無くなったので図面を描いて提出しました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/I/INTER8/20200624/20200624092144.jpg


物作りにおいて図面の目的は、作って欲しい側から作る側へ意図を伝える一つの手段です。双方が作るものの形を共有できている場合には、イラスト(絵)であったり、言葉で伝えることで作ることもできます。
しかし今回のリカンベントのような作る側に経験が無い場合には形を正確に伝えないと、意図したものが出来上がりませんからね。
作って欲しい側で図面が描けない場合には、作る側が図面を描いて了承を得て作り始めます。

図面の書き方は作り方を考慮しなければなりません。僕はフレームを作ることはできませんし工程も知りませんので、僕が描いた図面はこれからC社で検討することになります。こっちを基準にしたらいいとか、ここの寸法はぴったり作れないとか、そういうことがあるはずです。
そうした諸々を反映させて図面は完成していきます。結果、双方で作るものの形を共有することができます。

次回の打合せが楽しみです。