幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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多摩丘陵ポタ

毎年ゴールデンウィークには幼馴染みのぶとぼそ氏と車載でツーリングへ出かけていましたが、今年はもちろん出かけられるはずもありません。家でゴロゴロするのは精神上よくありませんので仕事していました。
でも、やっぱりウズウズする気持ちを抑えきれません。天気予報を見ると週末は下り坂だったので、金曜に仕事を休んで近場で一緒に遊ぶことにしました。

ルート 37.6km / △424m
クリックすると RWGPS Map Control を埋め込み表示します。


ぶとぼそ氏は4月に地元の実家への引っ越しを終えて、亡くなったご両親の荷物の片づけも目途が立ちつつあるようです。
僕の家からは自転車で10分くらいなので、子供の頃のように気軽に立ち寄れるようになりました。

昼過ぎに長津田駅近くで待ち合わせしてスタート。予定ではこどもの国の横を通って鶴見川を遡るルートにしていましたが、先日ぶとぼそ氏は子供を連れて鶴見川源流まで行ったそうなので、急遽変更して恩田川を遡ることにしました。

休日は人が多くなる恩田川沿いも平日はまばら。成瀬街道を横断した先はぶとぼそ氏は初めてとのことで、ルートを変えて正解でした。






恩田川の源流らしき辺りまで細道を進んでから小さな丘を超えます。





ビューポイントから眺めている横に小さな魚眼ミラーがあったので撮影。もうちょい湾曲してた方が面白い写真になるんですけどね。




淡い色の菜の花畑を横に見ながらダ~っと下り、今度は鶴見川を遡ります。







図師から鶴見川源流方面への王道を進み、ちょい手前から押っ超しへ。上るにつれて日当たりの良い斜面の向こうに丹沢山塊が大きくなっていきます。


尾根伝いの辻にある大きなクヌギはお決まりの撮影ポイント。




上って下って、自販機で缶コーヒーを買い。また上って、ベンチのある広場で休憩。
切られた太い木は見事に平ら。こちらをテーブルにしても良さそうです。立ち飲みにいいかも。子供の頃、年輪の間隔が広い方が南だって教わりましたが、最近ではその説は否定されています。この年輪もそれを語っていますね。






再スタートして後半へ。
広場もそうでしたが土手も草を刈られてスッキリです。他の所でも業者さんが草刈り作業をしていたので、この日は一斉に行っていた感じでした。


小さな谷戸を詰めてゴルフ場を横切って、また上り。
すれ違った親子からは気持ちのいい「こんにちは~」が返ってきました。田舎な地域では当たり前のことですが、都会人は否定するんですよね。理解不能です。




この界隈では有名な ならばい へ入ります。


途中の傍らにあるこれ、何て言ったか…
Googleで「竹 カッコン」で検索したら、皆さん同じように「竹 カッコン」で検索しているようでした (^^)
「ししおどし」が正解。






小野路宿へ下ってから、入口が分かり難い「関屋の切通し」へ。ぶとぼそ氏は初めてとのこと。頑張って上っていきます。僕のリカンベントはスリップしてしまうので押しです。









谷戸を下っていくと広い通りへ出て小野路界隈は終了です。

大きなトンネルをくぐって再び鶴見川で鶴川まで。 お次は和光大学の裏手にある尾根伝い。入口の激坂を上り切ると断続的に左右に街並みを見下ろし、西には丹沢や富士山が見える道。
玉川大へは進まずに左へ急カーブし、宅地の脇に沿って古道をガタガタと下りました。



最後は恩田の山の辺の道を案内しました。入口では急に上りへと道を曲がったために、ぶとぼそ氏がシフトダウンが追いつかずにガチャンガチャン。一旦下って仕切り直して上ってきました。
前後シュパーブプロの変速機を使うぶとぼそ氏へ向けて「それじゃ、レースに勝てないぞ」なんてジョークを飛ばします (^^)




集合場所まで戻り、さりとて解散はせず、夜の部へ。酔っぱらっても押して帰れる距離なんです。
スーパーでお惣菜とビールを買い、広~いグランドの片隅での野っ原飲み。以前は大岡川の縁で川飲みしていましたが、今後はこのグランド飲みになりそうです。

目の前のグランドでは暗くなってキャッチボールならぬ壁当てする親子。しばらくするとそれに代わってサッカーをしに5~6名の少年達が身体を動かしにやってきていました。人目を憚るようにして遊んでいるのが印象的でした。